私自身はあまりハンバーガーを食べませんし、
食べるとすれば、マクドナルドのフィレオフィッシュぐらい。
ということで、私はそのような事故を体験したことはないんですが、
たしかに、分解して食べた方が安全なような気がします。
チーズバーガーぐらいなら事故は起きないかもしれませんけれど。
すイエんサーガールズが食べているを見ていますと、
具材が前にはみ出して落ちる、
口に入れた具材を噛みきれずに
上下のバンズから引き抜いてしまうという事故が起きていました。
すイガールたちもハンバーガーを作ってみようということで、
用意されたのが
・バンズ上下
・パティ
・チーズ
・トマト
・ピクルス
・レタス
・オニオン
とケチャップ、マヨネーズ。
4人が作ってみたところ、
五十嵐ありさの物だけがこぼれにくく、
他のものはボロボロこぼれてしまいます。
3人のものはどこが違うのでしょうか?
五十嵐さんの物は具材の中でパティが
上に乗せられていました。
今、Googleで「ハンバーガー」と検索してみますと、
ほとんどのハンバーガーのパティは
下の方に乗せられていることがわかりました。
首都大学東京・都市環境学部の西村和夫教授によりますと、
重みのある肉であるパティを他の具材の上に乗せた場合、
他の具材を肉の重みが押さえつけ、
軽いレタスなどがズレにくくなるとのこと。
また、下にパティがある場合とは違い、
下のバンズがくぼみますので、
さらにズレにくくなるらしいです。
しかし、店で売られているハンバーガーの多くが
下の方に肉が乗せられています。
どうすればいいでしょうか?
もちろん、ハンバーガーを上下逆さまにして持てばいいだけです。
早速、すイガールたちも実験。
たしかに、以前よりもずっと綺麗に食べられるようにはなりましたが、
レタスの切れ端やケチャップが皿の上に落ちてしまい、
これで万全という訳ではないようです。
ここで西村先生が取り出したのが、
このようなサインボールなどを乗せる飾りバット。
これにヒントがあるようですが…
先生は床に飾りバットを置いて、
上にサインボールを乗せて上から覗き込んでいます。
すイガールたちにはわかったようです。
まずハンバーガーを上下反対にして、
パティが上に来るように持ちます。
その時に
両手と口の位置関係をこのようにしますと、
外へはみ出しそうな具材を両手からの力で押さえられ、
はみ出すとすれば、口の方向ということになります。
これですイガールたちも無事、
具材もソースもこぼすことなく、
ハンバーガーを食べきることが出来るようになりました。
…が、またまた出てきたハンバーガーは、
これまでのものよりも具材が多めで、
しかもソースがたっぷり。
今までの教訓を生かして食べようとしますが、
すぐにソースがこぼれてしまいます。
大阪大学名誉教授で
日本咬合学会理事長の丸山剛郎博士は
変顔
で食べればと勧めていますが…
どうやら、大きく口を開けて顎を突き出す感じがいいようです。
私たちの顎は概ね、上の前歯が前に、
下の前歯が後ろになるように噛み合わされます。
そのために、上下の歯のズレが
ハンバーガーの具材やソースを押し出してしまうことになります。
そこで少し下顎を突き出すようにして、
上下の前歯の先を合わせて噛み切ると、
前へ押し出される力が小さくなり、
こぼさずに食べられるようになるということでした。
すイガールたちも、ハンバーガーを裏返し、
手の形、そして口に気をつけて食べてみますと、
4人ともが綺麗に食べきることが出来ました。
ハンバーガーを食べるとき、口元からも具材が
こぼれることがよくあります。
そんなときは、食べる前に口を動かして
筋肉をほぐすと大きく口を開けることが出来るんです。
まずは口を開けたり閉めたり動かしてみましょう!
アウアウと言いながら動かすことが重要です。
丸山先生はそう仰いますが、
お店で
アウアウ
言い続けるのは…?
ところで、このようなハンバーガーがあるんですね。
ロッテリアで全てのトッピングを挟む「全部のせ」は、
このようなことになるそうですが…
こぼすこぼさないとかいう以前に、
どうやって食べればいいのかがわかりません。
↧
すイエんサー「ハンバーガーをこぼさずに最後までキレイに食べた~い!!」
↧