新しい駐日大使の信任状奉呈式が行われました。
これを以て、キャロライン・ケネディ氏は
正式なアメリカ合衆国の駐日大使となりました。
芸能人としての来日ならともかく、
大使としてなら彼女の父親が誰でもいいんです。
ただ、心配なんですよね。
彼女はかつて上院議員選挙への出馬を検討したことぐらいで、
政治経験はなく、外交の経験もありません。
だからただ単に、ケネディ家が大統領選挙で
オバマ大統領を支持していたことで、
論功行賞的に任命されたと思われても仕方がありません。
前任のジョン・ルース氏に対して、
私は好感を持っていまして、
その離任が残念だっただけに、
彼女の就任が不安です。
ルース氏在任中も、特に沖縄の米軍基地に関わる問題では、
大使館を悩ませていたと思います。
それは、特に米兵の犯罪についてなんですけれど、
今後、それ以上に、反基地運動を続けているプロの市民活動家たちと、
米軍との問題で、今まで事なかれ主義で、
米軍側も事を大きくしてきませんでたけれど、
現在でも、充分に異常な状態なんです。
それが顕在化した場合、
彼女はそれに対処できるでしょうか？
それとも、彼女はお飾りで、
実務は大使館員任せとか？
たとえば、このような事が日常的に起きています。
普天間基地のフェンスに赤いテープなどを巻き付け、
そのゴミを基地の敷地内に投げ入れ続けている者たちがいます。
器物損壊罪と廃棄物処理法違反にあたる行為ですが、
警察官は何もしません。
その犯人を守っているのでしょうか？
フェンスの内側では、それを剥がす軍人たち。
気味が悪くありませんか？
こういった輩は沖縄県民ではなく、
本土からやってきたプロの活動家が多いと聞きます。
最近は中国からの資金も流れているとも。
迷惑しているのは米軍だけでなく、
沖縄の人も迷惑しているわけです。
そして、それを沖縄のメディアは報じず、
それを支持しているのではないかと思えるような状態です。
本土のマスコミでもこの問題に触れていることは極めて稀、
なかなか本土の人に知られることはありません。
県民の有志がクリーンフェンス運動を続けていますが、
こんな迷惑をかけて違法行為の上に行われる運動に
正義はありません。
オスプレイが危険だといいながら
凧を揚げ、風船を飛ばして墜落の危険性を上げようとする。
そうしてオスプレイ云々以前に、
沖縄県民を危険に晒しているのが彼らです。
MV-22だろうがCH-46だろうがそんなものがローターに掛かれば、
墜ちるかもしれないのは同じです。
そんな問題を抱えている沖縄、
そして、日米関係であるわけです。
なぜか表に出てこないこの問題、
この爆弾がもしも表に出てきた時に、
ケネディ大使はどう対応するでしょうか？
前任者が実務型の大使であっただけに、
心配になります。
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キャロライン・ケネディ新駐日大使 ～沖縄の問題にどう対処するのか？～
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