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AKB48総支配人・戸賀崎智信氏が脱法ハーブ使用なら直ちに処断を

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19日、AKB48グループ総支配人戸賀崎智信氏が
脱法ハーブを吸引している現場を撮影したとされる写真が
「週刊文春」のサイトに掲載されました。

AKB総支配人の脱法ハーブ吸引現場を激写!
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3369

このページにその画像はあります。
画像下説明には、

[11月14日 0時09分] 銀色のパイプに火をつけ、ハーブを吸引する戸賀崎氏。一服すると目つきが次第にトロンとしてきた

とあります。

隠し撮りしたとは思えないとてもはっきりした画像で、
個人の識別においては疑問はないのでしょう。
もちろん、彼が脱法ハーブを使用しているのかどうかについては、
判断しようがありません。彼自身も否定しています。
しかし、取材に対し彼は

仮にやったとして合法ハーブ。問題あるんですか?

と答えたと記事にあります。
おそらく、記者は「脱法ハーブ」という言葉で質問していたと思います。
それを「合法ハーブ」と言い換えて反論し、

問題あるんですか?

と続けたことが事実であるなら、
世の中に誤ったメッセージを流したことになります。

ここに一つの"ハーブ"があるとして、
その"ハーブ"が違法なのか、違法でないのかについて、
彼は断言できるのでしょうか?
今年になってからも、多くの薬物が追加指定されて違法扱いとなりました。
それを彼は逐一把握出来ているのでしょうか?
そうでないと「合法」という言葉を使用するべきではありません。

そこに指定されていなければ、
違法でなければいいのか、
彼の言葉にはその問題への認識を感じません。
化合物を違法とするには、
その化合物の構造式で指定することになります。
販売側はその構造の一部を変化させて、
"脱法"行為を犯しています。

そもそも、なぜ法律でそれら化合物を違法としているのでしょうか?
もちろん、人体に害があるからです。
よくある合成カンナビノイド使用者の症例にはてんかん発作や
上室性頻拍(突然脈拍が速くなり突然止まる頻拍)などが報告されていて、
反応としては興奮、攻撃的な行動、緊張病様症状、
大量の発汗、混乱した会話なとがが挙げられています。
合成カンナビノイドにこのような作用があり、
しかも、現在はそれとは異なる化学構造の化合物が出回っていて、
当然、それらは治験などを経て開発されたものではなく、
どのような薬理作用があるかなんてわかりません。

今後はさらに「違法」の範囲が広げられていくことでしょう。
目の前にある"ハーブ"とやらが、
その時に違法でないかなんて普通はわかりません。

違法だとは思わなかった

では通らないのが刑法です。

今回の事件で、最大の問題は
彼のAKB48グループ300人以上のメンバーがいて、
未成年を多く含んでいます。
その責任、親御さんから預かっている責任はどうなのでしょうか?
幼稚園に通う女の子たちの口からも

AKBになりたい

なんて聞かれる時代です。

仮にやったとして合法ハーブ。問題あるんですか?

この言葉はどういう意味を持つでしょうか?
そういう子たちに、
あるいは300人以上のメンバーの前で、
その言葉が言えるでしょうか?

世の中がこれら違法、
違法に準ずる"ハーブ"を警戒している理由がもう一つ、
それが覚醒剤などの使用の入口になるという点です。
彼は言うように、"ハーブ"も器具も所有しておらず、
やましい点がないとしても、
この発言はただちに撤回、修正しなければなりません。

もしも、使用が事実なら組織として
切らなければなりません。
彼の自主的退職では組織としての態度が示せません。
それが世間とAKB48グループ各メンバーへのメッセージとなります。
使用していないとしても、
あの発言を問題視しなければなりません。
NMB48は薬物禁止PRのイメージキャラクターを務めました。
彼女たちが伝えようとしていたのは、
戸賀崎氏の言葉とは真逆のものです。
最終的には最低限、彼自身に自ら身を処させるぐらいのことは
しておかないといけないと考えます。

私が各グループのファン、各メンバーのファンなら、
心の底から憎悪していると思います。


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