こういうシュートですね。
カーブシュート、バナナシュートとか言いますよね。
野球の投球でも変化させることが可能ですが、
サッカーではボールを握ることも出来なければ、
もちろん、指も使えません。
挑戦するのは、サッカー経験がほとんどなさそうな
すイエんサーガールの4人。
少年用サッカーコートのペナルティエリアの外、
3m地点から壁の横を抜けるシュートを蹴ってもらいます。
まずはそれぞれが考える方法で、
ボールを蹴りますが、もちろん、ボールは曲がりません。
そこへ謎の男登場。
彼は簡単にカーブシュートでゴールを決めました。
その謎の男の背中にはなぜか「23秒」の背番号が?
さらには彼は首からストップウォッチを下げています。
これはもしや、
ボールのストップウォッチの文字盤の
23秒あたりを蹴るということでは?
しかし、実践してみるも上手く蹴れません。
すると、今度はなぜかオクラホマミキサーが流れ始めました。
突然始まるフォークダンス。
謎の男はなぜか「こう!」を連発しています。
これは、このフォークダンスでの足先の角度で、
蹴るということなのかもしれません。
しかし、彼は「こう!」の連発をやめません。
「こう」とは足の「甲」なのでは?
足の甲を使い、文字盤の23秒あたりを蹴ると、
ボールに回転が生まれ、
進行方向を見て左側の空気の流れが速くなり、
気圧が低くなります。
そのため、ボールはそちらの方向へ曲がるようになるでした。
早速試してみましょう。
すイガールたちも、ゴールこそは出来ませんでしたが、
少しボールが曲がるようになってきました。
どうすればも、もっと曲がるようになるのでしょうか?
彼女たちはボーリングは手首を…、などと考えていますが、
そこへあの謎の男が冷たい飲み物で休憩を提案してきました。
そして、用意のいいことに水筒が配られます。
気が利いていると思いきや、全然冷えてない?
氷が出てきました。
これを水筒に入れて冷やせということらしいです。
時間がないので、急げという事で、
水筒を振る4人。
しかし、3人はその振り方を褒められましたが、
1人の振り方はよくないようです。
その違いはどこにあるのでしょうか?
よく見ますと、3人はほぼ肘を支点にして大きく動かして、
水筒を振っています。
肘を膝だと考えて、ボールを蹴るというのはどうでしょうか?
試してみますと、また曲がるようになりました。
しかし、壁の横を抜けてゴールするようなボールにはなりません。
何かが足りないようです。
すると、またまた謎の男が
「だるまさんが転んだ開始!」と言い出しました。
意味は分かりませんが、とりあえず、やってみます。
ひと通りやってみるものの、
「私たちは何をやっているの?」となってしまいました。
最後の一歩は始めの一歩
なる巻物が出てきました。
これはどういう意味でしょうか?
「始めの一歩」はだるまさんが転んだの開始の時のものでしょう。
「最後の一歩」とは?
シュートを打つ時の最後の一歩では?
だるまさんが転んだでは、
出来るだけ鬼に近づくために大きく歩幅を取ります。
シュートでも同じようにしてみましょう。
この謎の男、実は大東文化大学、
スポーツ健康科学部の川本竜史准教授。
先生はサッカーが上手くなるには、
どうすればいいかを研究しています。
先生は、最後の一歩を大きくすることで、
足の振りのスピードを上げようというのです。
さらに、大事なのは
すイエーんサー!
という掛け声だそうです。
これに合わせて蹴るのがコツだと。
トゥトゥトゥ~トゥ
このリズムです。
ここまで学んだことを生かして、
実際に蹴ってみます。
すイガールそれぞれ持ち球は5球。
1人目は5本とも失敗…
2人目は3本目にゴール成功。
3人目は5本とも失敗。
4人目は5本目で成功。
失敗したキックも、
ボールは曲がるようになっていました。
スタジオでは、4人のうち、
渡辺徹さん、岡田圭右さんが見事にボールを曲げて
ゴールを決めていました。
なお、今回は右足でのキックですので、
左足の場合は左右逆にして考えてみて下さい。
再放送は19日(土)午前9時30分~ Eテレです。
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すイエんサー「サッカー日本代表みたいに曲がるフリーキックでゴールを決めた~い!」
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