急ぎ記事にします。
残念な展開となりました。
これで私がこの本を読む日が来るのか、という感じになってきました。
テレビの2番組では、主にたかじんさんと奥様について紹介されていましたが、
それは、この種の問題に対する放送局の警戒心からだったのでしょうか。
「金スマ」のほうで、一点だけ気になっていたシーンがありました。
奥様が突発性難聴を患い、直ちに治療をしなければという部分、
彼女が電話でマネージャーさんに短期間代わって欲しいと打診したところ、
「僕には無理っすねえ。何とかならないすか?」
という感じで、電話の向こうの厭な声の芝居をさせていたんですね。
作中、そういう描写があるのでしょう。
その後、及川眠子さんのTwitterにはこんなことが。
百田さんに犯罪者扱いされても、きっと彼は訴えることをしないだろう。なぜなら彼が公の場に出ることで、今以上にたかじんの名を汚してしまうことを知っているから。必死で看護するのが愛なら、ただ黙して耐え続けることも愛なのだ。それを理解できない人もいるけどね。
"彼"というのはマネージャーKさんのことでしょうか。
どうやら、たかじんさんのお嬢さんと元奥様と
このマネージャーさんが組んで奥様、
あるいはたかじんさんにに仇なしたという書き方なのでしょうか。
しかし、及川眠子さんはこのようにもお書きです。
たかじんは私のことも嫌いだったはず。逆らうわ、折れないわ、ケンカ売るわ、だし。逆に私も個人としての彼には特別な感情を抱いてなかった。だから今までの彼のイメージを覆すような楽曲を作ってヒットさせられたのだと思う。そして、それが私の「歌手たかじん」への愛情だった。
非常に説得力のある言葉です。
私が思っている彼のイメージもそんな感じです。
及川眠子さんに対しては、これまたマズいのは、
百田さんはどうやら、彼女のことをご存じなかったようで、
しかし、作中で彼女の作品を引用しているらしいんですよね。
最初は『エゴイズム』の詞の浅薄な解釈に呆れていただけ。そのうち、1人の私人を犯罪者と決めつける内容に、おいおいそれは違うぞという怒りに変わった。今はさしずめ片想いの相手を必死で追いかけてるような気分か。何度も書くが、私は百田作品のファンなのだ。
やしきたかじんはとても詞を大事にする歌手だった。彼は『エゴイズム』もきっと好きで、だからいつもコンサートで歌ってくれていた。彼があの詞の意図するところに気付いていないはずはない。だから、自分の浮気の言い訳にあの歌を使うわけがない。私はそう信じている。
たかじんさんの最大のヒット曲「東京」も彼女の作です。
たかじんさんの番組にもご出演されたことがありますし、
たかじんさんがらみではなくとも、
私も以前からヒット曲を多数手がけておられる作詞家さんとして認識しておりました。
その彼女に向けて「売名か」というのは如何にもマズいですね。
百田さんがTwitterで「実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける」と怒ってらっしゃったので、実態と真実をちょぴっとだけ知ってる人間が、ちゃんと実名を出して問うている。でも答えてもらえない。私じゃ役不足(「役不足」が誤用であることは後に訂正)ですかぁ?
どうやら、この件に関しては0対100で百田さんに分がなさそうです。
まずはKさんにお会いになるべきかと思います。
しかし、及川眠子さんのほうも、
この件でフォロワーが一気に増えた訳なんですけれど、
彼女はたかじんさんの筆跡に疑問を抱き、
それを検証しようとしている匿名の人物のそれをRetweetしているんですね。
見ているとその匿名氏は筆跡鑑定の知見をお持ちだという訳ではないようで、
そうであるなら、影響力のある彼女が
それを広める手助けをするべきではないと考えます。
筆跡鑑定なんて、お金さえ支払えば、
それを行ってくれる専門家がたくさんいます。
そんなに気になるなら、鑑定してもらえばいいと思うんですよね。
そこでネガティブな結果が得られたのであればあるいはとも思いますが、
ご自身が如何にお元気な頃のたかじんさの筆跡をご覧になっていようとも、
見る人に無闇に疑惑が真実であるかのような印象を与えるような
Tweetはよろしくないと思います。
ともあれ…、泉下のたかじんさんが暴れてそうですねえ…
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