アンジュルム新曲「大器晩成」がとんでもなく素晴らしくて驚く～めちゃイケED放映中～ -動画付き-

水曜日にYouTubeチャンネル「ハロ！ステ」が更新されまして、
アンジュルムの新曲のライブ映像が公開されるとの話でしたので、
不安を抱えながらも楽しみにしておりましたら、
楽曲、パフォーマンスともに素晴らしい仕上がりで
4年半スマイレージを見てきて、
そして、アイドル界を見てきましたけれど、
こんなに驚かされたのは初めてです。

24m20～アンジュルム挨拶 25m28s～「大器晩成」

「大器晩成」抜粋

今まで、スマイレージが新曲を出すごとに、
記事を作ってきましたが、
その曲ごとに気持ちの入り方は違っていて、
この曲の場合、これまでとは違う楽しさが溢れていて、
アイドルを越えた音楽の楽しさを思い出させてくれる曲が良すぎて、
逆に何を書けばいいのかがわからないぐらいです。
とりあえずは2番目の動画のライブパフォーマンスだけでも
ご覧いただきたいと思います。

アンジュルムの1stシングルがつんく♂さんの作品ではないことは、
かなり前から聞こえてはきていて、
それも不安要素の一つではあったんですが、
以前から他の作家の曲もハロー！プロジェクトに必要と言い続けた自分としては、
これを新たな可能性として幅を拡げる機会にして頂きたいと思います。
つんく♂さん離れなのか何なのかは不明ですが、
ハローでは他のユニットでも彼の手にはよらない曲がたくさん出て来るようで、
それはそれで、つんく♂さんの状態が気になるところで、
今はより治療を優先させていることを願うしかありません。

「これがアンジュルム」
なんだと。
そんなインパクトのある楽曲でありパフォーマンスだと思います。
アイドルに限らず、
ここまで出来るユニットはなかなか思い浮かびません。
昨年11月に道重さんのラストに9人で初ステージを踏んでいますが、
正直なところ、完成度は低いと感じましたし、
後にそれが急に決まった9人での出演と聞き、
仕方ないかと思ったものの、
新しい9人でのパフォーマンスには不安を持ち続けていました。
これでひと安心、さらにそれを越えて、
これからの可能性を強く感じるようになった4分半のパフォーマンスでしたね。

そして、昨夜からフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」の
エンディングテーマとしての放送も始まりました。

スマイレージとして日本全国47都道府県をまわるライブハウスツアーを成功させ、
まだまだそれを継続するアンジュルムですが、
どんなに頑張っても目立つのはモーニングとの格差で、
まるで会社に迷惑をかけているかのような扱いが続いていました。
メンバーも本当はホールでのツアーを望んでいるとは思いますが、
それもなかなか実現出来ません。
ライブハウスツアーほどの本数でなければ、
ホールツアーも可能だとは思うんですが。
昨年のメンバーの体力もギリギリのようでしたし。
アンジュルムになって、スタッフさんから褒められるようになった、
メンバーのブログにはそんなことが書かれていました。
これまではあまり褒めてはもらえなかったのでしょうか。
頑張っても頑張っても褒めてもらえなかったとすれば
悲しさを越えて、別の感情が湧いてきます。
初期メンバーはまだ4人時代に推されていた時期がありましたけれど、
2期はそういうこともなく、
6人のうちの誰かの線が切れてしまって、
突然、引退とかにならないかと思える程で。
そんなアップフロントが「めちゃイケ」のEDのタイアップを取ってきました。
モーニングでも見られないような
ようやく本気になったのでしょうか？

このライブ映像の振付とフォーメーション、カメラ割りから、
アップフロントは新メンバーの佐々木莉佳子さんを
推したいんだという方針を感じます。
新メンバーはハロプロ研修生から選抜されましたので、
一定の技量はお持ちだとは思っていましたが、
このパフォーマンスからも不安要素は感じられませんでした。
この時はこの3期に初めて与えられた曲の最初のお披露目ということですので、
これからまだまだこれ以上に良くなっていくことでしょう。

この曲は中島卓偉さんによる提供曲。
その彼ご出演のチャンネルではこの曲の収録の模様が公開されています。

4m49s～ドラム編

13m34s～ギター・ベース・パーカッション編

どおりで、音が分厚く感じるんですね。
これもモーニング以外のファンならではの感覚なのでしょう。
今まではモーニングとは音の厚みに差がありましたから。
音楽は楽しいものだと感じさせてくれる動画で、
音楽は楽しむものだと再認識させられます。
スマイレージとして苦難を強いられてきましたが、
それも、アンジュルムとしての楽しさのためだったと願いたいです。

アンジュルム新曲「大器晩成/乙女の逆襲」は2月4日の発売です。
スマイレージ時代のライブの定番曲、
あるいは看板だった曲では、意外にもシングルメインの曲は少ないです。
「有頂天LOVE」ぐらいで、「スキちゃん」はシングル曲ですが、
インディーズ時代ですね。
あとはカップリングやアルバム収録曲ばかり。
客受けのいいそういった曲をなぜシングルにしなかったのかと、
売る方の見る目のなさも感じつつ、
今回の場合、間違いなくライブの定番曲となり、
看板にもなるでしょう。
ただ、これまでも激しいダンスの曲が多い中で、
「大器晩成」で、より以上のダンスが求められているとすれば、
メンバーの体調にも配慮が必要だと思います。
これでようやく5月に日本武道館公演を決めた理由が理解出来ました。