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汗をかくことが出来る体になろう! ~足湯で熱中症予防~

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熱中症という言葉が一般的になってどれぐらい経つでしょうか?
以前聞かれたのは「日射病」「熱射病」という言葉。
前者は太陽からの熱により熱中症で、
後者は重度の熱中症の病名ともいえるんですが、
しかし、現在は熱中症という言葉が認知され、
それも、日本で熱中症状態になる人が急増していて、
それが毎日報道されているからなのでしょう。

ずっと前から、なぜ増えているのかが疑問でした。
諸外国ではどうなのだろうかと、
先月、インド各地で50℃近い気温がありましたけれど、
こういう極端な場合は別にして、
35℃程度だとどうなのかについて調べたかったのですが、
手掛かりはあまりありませんでした。

それにしても、なぜ増えているのでしょうか?
一つ考えたのは、一種の催眠効果もあるのではないかというもの。
毎日毎日、繰り返される熱中症による救急搬送の報道が、
自分がそのような環境に置かれた時に、
熱中症を発症しやすくさせている可能性はないものかと。
これは根拠が何もないので当て推量に過ぎませんけれど。

前回の記事の中で、
医師で医療ジャーナリストの森田豊先生のお名前を出しましたけれど、
先生が以前、こんなことを仰っていました。

今の日本人は汗をかく能力が弱くなっている

なるほど、と納得しました。
熱中症とは外気温などの影響で、
上昇した体温を下げられないために起きるもので、
その体温を下げるのは汗による気化熱です。
汗により、体温が下がらないと熱中症になるんですね。
私、この能力には自信があるんです。
18歳ぐらいからしばらく40℃を超えるような職場にいましたし、
現在のこの部屋も、夏場は一日中30℃を下回らなかったり、
他の部屋に移ってもいいんですけれど、
扇風機があればさほど苦にもならないので、
PCによる作業や睡眠はここで行っています。
朝は汗まみれで、
報道などで言われる熱中症予防の観点からは、
「冷房を使いなさい」というようなこの部屋の環境ですが、
ここで、大量の水を飲み、そして、汗をかくことは、
逆に熱中症予防にとって意味があるのかなとも思います。
メディアでもこういう根本的な体質改善を促すべきではないかと。

「汗をかく能力が弱くなる」のは、
空調が行き届いた環境で長年過ごしているからなのでしょう。
あまり汗をかく必要がなくなっているということで。
子供が熱中症にかかりやすいことの理由の一つは
まだ汗をかく能力が低いからだとも言われていますよね。
そして、5~6月に熱中症が急増するのは、
急激な気温上昇のために、
汗をかく能力が対応出来ていないからかもしれません。

先日の森田先生は汗をかく能力を鍛えるべきだと仰っていました。
具体的には、運動やサウナのようなものでもいいとも。
当然、喉が渇く前の水分補給を怠らないようにして。
ただ、いちいちサウナに行くのも面倒ですし、
運動も、それ自体に集中してしまうと、
熱中症にかかりやすくなってしまいます。
いずれの方法も、一度行えば汗腺が鍛えられるという訳ではないので、
気軽に出来るものがいいのではないかと思い、
思いついたのが足湯です。
これなら、手軽ですし、
それ自体の熱中症発症のリスクは低めなのではないでしょうか。
ということで、熱中症予防には汗腺を鍛える必要があり、
そのためには、スポーツドリンクなどを持ち込んで
足湯がいいのではないかと思います。
普段、冷房の効いた部屋で
汗をあまりかいていないという自覚のある方は
お試しになるのはいかがでしょうか?

あとは…、汗を乾きやすくすることですね。
綿素材の服は汗を吸いますけれど、
なかなか乾きません。
夏場この部屋で過ごすには、
速乾性ポリエステルのTシャツなどが
熱中症予防に欠かせないと思っています。
こういう機能性ポリエステル素材のものが
もっと増えればと思います。
Tシャツとポロシャツはありますけれど、
特にレディースだと、
Tシャツとポロシャツばかりでは。





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