アンジュルム新曲「ドンデンガエシ」MV公開中！～同じくロックの「出す杭(デスクイ)」との比較～

アンジュルムの新曲、「ドンデンガエシ」のミュージックビデオが公開されました。

このメロディは「アニソンっぽい」と言われていて、
私は「テイルズオブシリーズ」の主題歌に合いそうな曲だと感じました。

「出すぎた杭は打たれない」とともに、
どちらもロックですけれど、
方向性が異なる2曲だと思います。

「出すぎた杭は打たれない」では、

作曲者の魚住有希さんによる「弾いてみた」動画が公開されていて、
ここまで公開出来るならば、
リズムセクションのみの音に合わせたプレイか
ギターソロのものも聞きたいですね。
この「出すぎた杭は打たれない」は、
BPM(Beats Per Minute)238とのことで、
ボーカルが入る曲では最速クラス、

レコーディング映像企画アンジュルム「出すぎた杭は打たれない」(ギター、リアンプ編)(11m54～)

アイドル性ソング度外視のヘビーロックなのに対し、
「ドンデンガエシ」は聞きやすい日本のロックという印象です。
今のところ、音では「出すぎた杭は打たれない」
歌詞では「ドンデンガエシ」が好みです。

期待もされず批判もされず
石ころのように取り残されたまま
叫びは風にかき消されて

アンジュルムになって、
メンバーから度々漏らされるんですが、
スマイレージ時代、
合同イベントなどの出演者欄に掲載されていないことがあり、
それも、アップフロントのイベント、
しかも、ハロプロ研修生の文字はあっても、
スマイレージはない、
そんなことがたくさんあったようです。

ビリングといえば、芸能界では最重要事項で、
どの位置に自分の名前が載せられるのか、
その位置次第では、仕事を断るほどの意味があります。
それが、ハロー！プロジェクト総出演なのに、
スマイレージの名前がないほど、
事務所がテキトーでした。
このミュージックビデオを見ても、
アンジュルムとなってからの扱いとは雲泥の差です。
お金もそうですが、映像、音の作り、
6人時代のスマイレージとはかけている手間が全く違います。

やがて謎が解けて鍵が外れ夢が動き出すようなイメージで
それは石の粒が時をかけてダイヤモンドになるような
壮大などんでん返し
圧巻のどんでん返し
感動の大逆転劇だ

彼女たち6人が奮闘してきた姿を知っている私たちには、
この言葉どおりの意味以外にも、
感じるものがある歌詞となっています。

アンジュルム「ドンデンガエシ」ダンスレッスン編(27m51～)

かつて、℃-uteのダンスを見て、
こんな曲ばかりよく続けて踊れるものだと感心したものですが、
アンジュルムになってから、
ダンスは激しいものが続いています。
「大器晩成」「出すぎた杭は打たれない」
「ドンデンガエシ」は相当体力を消耗しますよね。
いずれも、メンバー全員が楽しそうに踊っているのが
見ている者も楽しい気持ちにさせています。

アンジュルム「ドンデンガエシ」MUSIC VIDEOの裏側編(26m13～)

それにしても、この作詞者の星部ショウさんは何者でしょうか？
作詞と作曲をこなし、ハイペースで発表し続けています。
個人名ではないのかもしれませんね。
複数の作家で構成される創作集団としての名前なのかも。
特に音楽業界では、最近、一曲の中でもパートごとに
作曲者が違っていたりすることも出てきていますし。
星部ショウ名義でも、メロディの方向性、
歌詞の方向性が多方面に向いていることから、
個人では難しいのかもとも思います。