阪神淡路大震災の被災地では、
今年も明日、追悼イベントなどが行われます。
昨年が20年という区切りで、
年末恒例のルミナリエも含めて、
形が変わろうとしています。
あの震災を知らない世代が増えていて、
そういった人たちに震災を我が事のように考えろというのは難しく、
これが親世代、祖父母が被災世代でなくなれば、
その傾向は一層強くなっていくはずです。
多くの追悼イベントで昨年が最後、
あるいは今年からは縮小、メンバー交代が起きており、
あるイベント関係者は、
「若者たちに強制的に参加させるのは違う」
と話しています。
追悼はその人の気持ちにより行われるもので、
自治労連じゃあるまいし、
動員を掛けて行うものではありません。
だからこそ、各自の意識が大切になります。
その上で、震災の記憶の風化を最小限にするかが、
これからの課題になります。
震災伝承支援アプリケーション「1.17メモリアルアプリ」が配布されます
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2015/01/20150115070302.html
1.17メモリアルアプリ(阪神・淡路大震災)
http://www.h-sol.com/?page=page9
このようなアプリが公開されています。
神戸市も制作に協力した震災伝承支援アプリケーションで、
当時の画像などが見られます。
地図画面でピンをタップしますと、
上の「震災直後」「震災後」などのボタンで、
当時の画像が見られます。
また、現在の現地で使用する場合は、
「今」のボタンにより、
端末のカメラからの映像が映し出され、
アプリの中で、被災時の画像とオーバーラップで重ねて見ることが出来ます。
残念なのは、やや画像が少なめな点と、
現時点ではAndroid版はリリースされていない点です。
今後のさらなる充実に期待しつつ、
当時を思い返すツールとして、
利用出来る方はダウンロードしてみてください。
iOS6.0以降、iPhone、iPad、iPod touchに対応しています。
https://itunes.apple.com/jp/app/1.17memoriaruapuri/id956464954?mt=8
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阪神大震災1995.1.17―新聞記事データベース/ダイヤモンド社
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