独裁者といいますと、
ドイツのアドルフ・ヒトラー、
カンボジアのポル・ポト、
ソビエトのヨシフ・スターリンなどが思い浮かびますが、
現在でも独裁者が政権を握っている国がたくさんあります。
そんな中でも、これは酷いという
ワーストランキングが興味深かったので記事にしておきます。
番組はニュース解説番組としては
今、最も面白い朝日放送の「正義のミカタ」から。
お話は国際政治学者の六辻彰二先生、
先生は独裁政治に関する研究を20年続けてこられたそうです。
第5位 習近平国家主席 中華人民共和国
自身や中国共産党にとって不都合な言論を封殺するなど、
日本人にとってもその独裁ぶりが目に付く習近平が早くも登場です。
石平先生からは「5位なんかでは習近平は不満だろう」とのご発言。
最近の習近平でその独裁ぶりを伺わせるものとしては、
香港における書店、
出版関係者が相次いで行方不明になるという事件がありました。
返還の際に約束した一国二制度なんて記憶にないようです。
これは現在も未解決です。恐ろしいですね。
石平先生のお話では、彼らは習近平の下半身的醜聞ネタを持っており、
そのために失踪させられたのではないかとのこと。
その他、人民日報、新華社通信、国営中央テレビは
党の言葉を代弁しなければならないと発言、
それを批判した男性起業家の微博アカウントを突如閉鎖、
このアカウントには3700万人のフォロワーがいました。
こんな習近平でも、六辻先生は
「法律」に従って拘束・逮捕するだけマシと仰います。
それが恣意的な法律の運用であれ、
一応は法律に則っているだけ、
これより上位の4人よりもマシだというのです。
ウラジーミル・プーチン大統領 ロシア連邦
最近のロシアで彼の強権を伺わせる事件としては、
ロシアの反ドーピング機関の元幹部が相次いで突然死しました。
おそらくは、ロシアのドーピング事情をよく知っていたはずの2人で、
その証拠はありませんが、
これまでもプーチンにとって不都合な人物は
次々と謎の死を遂げており、
さすがは元KGB大統領といったところでしょうか。
とはいえ、彼はロシアではその支持率90%超。
この番組でも彼が半裸で銃を持っているカレンダーが紹介され、
それが売れに売れているというのですから、
彼は国民から望まれて大統領の職にあるのでしょう。
だから、まだマシだというのです。
ロバート・ムガベ大統領 ジンバブエ共和国
ジンバブエの話題といえば、
いつも話題に出るのが自国通貨ジンバブエドル(ZD)の話。
そのインフレ率は天文学的なレートを生み出しました。
2008年にはインフレ率が5000億%という超が20個ぐらい必要なハイパーインフレ。
これぐらいになりますと、
1日の中でも物価が朝と夕方で2倍3倍にも変化します。
そして、ついに2015年6月にはZDを廃止、
国内通貨をアメリカドル(USD)、南アフリカランド(R)としました。
この時の交換レートが驚異的です。
1USDを手にするためには、
35,000,000,000,000,000ZDが必要です。
3.5京ZDでようやく百数十円。
ジンバブエ・ドル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%96%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AB
これが100兆ジンバブエドル。
明らかにムガベの失政にあると考えられるこのハイパーインフレで、
国民は極貧にあえぐ中、彼は92歳の誕生日を迎え、
そのパーティーの開催費用は約9100万円。
最近、彼と夫人はアイスクリームと
チョコレートの会社を立ち上げることにしたそうで…
そんなムガベですが、
六辻先生に言わせれば、
国民が国外に移動できるだけまだマシ、とのこと。
彼らよりももっと酷い独裁者がいます。
お話は続きます。
ドイツのアドルフ・ヒトラー、
カンボジアのポル・ポト、
ソビエトのヨシフ・スターリンなどが思い浮かびますが、
現在でも独裁者が政権を握っている国がたくさんあります。
そんな中でも、これは酷いという
ワーストランキングが興味深かったので記事にしておきます。
番組はニュース解説番組としては
今、最も面白い朝日放送の「正義のミカタ」から。
お話は国際政治学者の六辻彰二先生、
先生は独裁政治に関する研究を20年続けてこられたそうです。
第5位 習近平国家主席 中華人民共和国
自身や中国共産党にとって不都合な言論を封殺するなど、
日本人にとってもその独裁ぶりが目に付く習近平が早くも登場です。
石平先生からは「5位なんかでは習近平は不満だろう」とのご発言。
最近の習近平でその独裁ぶりを伺わせるものとしては、
香港における書店、
出版関係者が相次いで行方不明になるという事件がありました。
返還の際に約束した一国二制度なんて記憶にないようです。
これは現在も未解決です。恐ろしいですね。
石平先生のお話では、彼らは習近平の下半身的醜聞ネタを持っており、
そのために失踪させられたのではないかとのこと。
その他、人民日報、新華社通信、国営中央テレビは
党の言葉を代弁しなければならないと発言、
それを批判した男性起業家の微博アカウントを突如閉鎖、
このアカウントには3700万人のフォロワーがいました。
こんな習近平でも、六辻先生は
「法律」に従って拘束・逮捕するだけマシと仰います。
それが恣意的な法律の運用であれ、
一応は法律に則っているだけ、
これより上位の4人よりもマシだというのです。
ウラジーミル・プーチン大統領 ロシア連邦
最近のロシアで彼の強権を伺わせる事件としては、
ロシアの反ドーピング機関の元幹部が相次いで突然死しました。
おそらくは、ロシアのドーピング事情をよく知っていたはずの2人で、
その証拠はありませんが、
これまでもプーチンにとって不都合な人物は
次々と謎の死を遂げており、
さすがは元KGB大統領といったところでしょうか。
とはいえ、彼はロシアではその支持率90%超。
この番組でも彼が半裸で銃を持っているカレンダーが紹介され、
それが売れに売れているというのですから、
彼は国民から望まれて大統領の職にあるのでしょう。
だから、まだマシだというのです。
ロバート・ムガベ大統領 ジンバブエ共和国
ジンバブエの話題といえば、
いつも話題に出るのが自国通貨ジンバブエドル(ZD)の話。
そのインフレ率は天文学的なレートを生み出しました。
2008年にはインフレ率が5000億%という超が20個ぐらい必要なハイパーインフレ。
これぐらいになりますと、
1日の中でも物価が朝と夕方で2倍3倍にも変化します。
そして、ついに2015年6月にはZDを廃止、
国内通貨をアメリカドル(USD)、南アフリカランド(R)としました。
この時の交換レートが驚異的です。
1USDを手にするためには、
35,000,000,000,000,000ZDが必要です。
3.5京ZDでようやく百数十円。
ジンバブエ・ドル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%96%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AB
これが100兆ジンバブエドル。
明らかにムガベの失政にあると考えられるこのハイパーインフレで、
国民は極貧にあえぐ中、彼は92歳の誕生日を迎え、
そのパーティーの開催費用は約9100万円。
最近、彼と夫人はアイスクリームと
チョコレートの会社を立ち上げることにしたそうで…
そんなムガベですが、
六辻先生に言わせれば、
国民が国外に移動できるだけまだマシ、とのこと。
彼らよりももっと酷い独裁者がいます。
お話は続きます。