ようやく鼻水が止まりました。
私は選手単位で野球を見ているんですが、
好きな選手の一人、藤川球児投手が抑えとして登板、
見事に4年ぶりのセーブを挙げました。
ここのところ、阪神は得点力不足、
凡ミス、クローザー不在と悪い話ばかりでしたが、
まさか、ここで彼を持ってくるとは。
普通はやりませんよね。
得点は3-2の1点差、
逃げ切るには最も厳しい点差で、
誰が投げるのかと思っていたら、
ブルペンで投げているのは彼だけ。
LINDBERGの曲に合わせて、
昔のように彼がマウンドへ。
初球から3つ続けてボール球。
4球目にようやく1ストライク。
フルカウントまで持ってきて、
最後は外高めのボール球を振らせて三振を奪いました。
全球ストレート。
ボール球なのに振ってしまう、
バットがボールの下をくぐってしまう空振り。
昔見た空振りでした。
涙が止まらなくなりました。
この試合、ここまでに厳しい場面でリリーフし、
勝利に貢献したのが石崎投手でした。
彼はかねてより、憧れの選手に藤川球児投手を挙げていて、
ストレートにこだわりをもっているようです。
たしかに、彼のストレートには
共通の伸びがあり、
バットがボールの下に入る空振りを取ることができる投手です。
きっと彼も感激したことと思います。
金本監督のインタビューのよれば、
これは窮余の起用のようで、
今後、どうなるかはわかりません。
ただ、先発で上手くいかなかった藤川投手の投球も、
抑えに回ると異質のストレートになっていました。
結局、打者3人に対して全球ストレートでした。
私は鼻水が止まらなくなりました。
スポーツでこんな漫画みたいな感動は久しぶりです。
元々、彼を先発起用したのは、
彼の故障を心配してのことで、
今後はどうでしょうか。
このまま、彼のストレートが通用するのかは不明ながら、
金本監督の方針が気になります。
先発、そして中継ぎと、
けっして良い内容ではなかった彼を
この1点差で起用する監督の采配を疑いました。
しかし、それに応えてみせた藤川球児投手、
また、これを書いていて鼻水が出てきました。
今夜はまだしなければならないことがあるというのに。
↧
藤川球児 4年ぶりのクローザー! セーブ! 全球ストレート!
↧