24時間テレビにぶつけるように放送されたEテレ「バリバラ」の生放送。
番組タイトルは「バリアフリーバラエティー」の略で、
日曜19時から放送され、制作は大阪放送局です。
日本テレビの24時間テレビの裏で放送された時の番組は、
「障害者を描くのに感動は必須か?」がテーマとなっていました。
この番組では健常者が見て感動するために
「清く正しい障害者」が懸命に頑張っている姿を見せることを
「感動ポルノ」とし、「感動は差別だ」と訴えていました。
私たちだって、
笑いたいときもあれば、
泣きたいときもあれば、
怒りたいときもあれば、
怠けたいときもあれば、
何かに八つ当たりしたいときもあります。
それは障害者でも同じはずで、
今、取り組んでいることを投げ出したいときもあります。
実際に投げ出すこともあるでしょう。
それは各個人の自由で、
そこに健常者も障害者の違いはありません。
24時間テレビは、それが許されていない空気に覆われています。
実際にそれが力を以て実行されているのではないかと疑われる映像もありました。
障害者は頑張っていないと駄目なのでしょうか、
健常者を感動させるために頑張っているのでしょうか、
頑張っている姿を見せないと、
彼らは評価されないのでしょうか。
健常者である私と、
障害者は違います。
しかし、健常者である私と、
私以外の健常者も違うのです。
そして、同時に同じ部分を持っています。
個人個人、それぞれ違う存在であるはずですし、
たがらこそ、同じ部分を見つけたとき、
嬉しかったり、感動したりするのでしょう。
「障害者の感動的な番組を見てどう思う?」
こういうアンケートがありました。
健常者は『好き:嫌い=45%:55%』このように分かれましたが、
障害者は.『好き:嫌い=10%:90%』で、
その印象は大きく異なるようです。
この日の番組の再放送は今夜24時からです。
今まで、この番組をご覧になったことのないかたこそ、
おすすめします。
感動するな!笑ってくれ!
番組をご覧になったあと、
【生放送】障害者×感動 アフタートーク
http://www6.nhk.or.jp/baribara/movie/single.html?i=259
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