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意外と平気? ゾウアザラシの子どもが…? ~紛争後のフォークランド諸島~ -動物動画-

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「○○投稿!DO画」がなくなったと思っていましたら、
「4時も!シブ5時」の毎週金曜日16時30分ごろの
番組内コーナーに変わってました。

2009年「特ダネ!投稿DO画」として始まった番組は
一昨年に「○○投稿!DO画」に改題、
「○○」には「すっきり」「まさか」などの語が入り、
毎週番組タイトルが変わっていたのですが、
ついに番組としては終了、
番組の中の1コーナーに身を窶すことになりました。

さて、その「コーナー」で紹介された1本。
場所はフォークランド諸島(マルビナス諸島)で、
1982年には実効支配を続けるイギリスと
同じく領有権を主張するアルゼンチンが軍事衝突。
英サッチャー首相が「鉄の女」といわれるようになる
いわゆるフォークランド紛争の舞台となりました。
そんなことを考えていたら
流れてきたのがこの動画です。




これはゾウアザラシの子ども。
人間への警戒心がなく、
研究者の卵で撮影者であるイタリアの学生
Anna Agostiniさんに近づいてきます。
好奇心がかわいいゾウアザラシでした。
なお、彼女はその後、この子を望遠鏡で確認。
怪我などはないと判断しています。


番組としては2分ぐらいの時間で
紛争について触れるはずもなかったのですが、
こちらでは、紛争後のフォークランドのお話を少し。



フォークランド紛争では両軍が大量の地雷を埋設しました。



戦後、イギリスはこれを除去しようとしたものの、
その数から不可能だと判断。
危険地域への立ち入りを禁止するという形になりました。
そして、地雷だらけのこの島々はペンギンたちの大繁殖地となっていきます。

元々、捕獲するのが容易なペンギンです。
鯨油目的の捕鯨が盛んだった頃、
ここは重要な拠点で、漁場となりました。
現代人には信じられませんが、
この頃、ペンギンたちは燃料として燃やされていたのです。

フォークランドに西洋人がやってくるまで
ペンギンたちの楽園だったこの地で
その数を100分の1近くにまで減らすことになります。

そして起きたフォークランド紛争。
地雷により、人が近づけない地域が生まれ、
ペンギンたちの体重では地雷が反応することはありません。
人々に自然保護意識が根付いた時代ということもあり
様々な種のペンギンたちの数は回復していくこととなります。




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