Quantcast
Channel: テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2031

新作「MACGYVER/マクガイバー」スーパー!ドラマTV にて6/14 22:00スタート!

$
0
0

そもそも、私がこのブログを始めたのは、
米ドラマ「MACGYVER(邦題:冒険野郎マクガイバー)」について書くためでした。
実際の所、全くといっていいほど話題にはしていませんが、
ユーザー名の「Jack Dalton」はそのセミレギュラー人物で、
IDの「thinkmacgyver」は劇中の主人公の台詞からで
私の人生にも影響を与えてくれたシリーズです。



オリジナル版は1985年9月から1992年に放送されました。
そして、日本では1988年にTBS「火曜ロードショー」枠で放送とのことですが、
私は大阪・朝日放送の深夜で見続けていました。
今はDVDボックスで見ています。



今は廉価版が出ているんですね。

ドラマ「MACGYVER」はアクションヒーローもののドラマ。
主人公は諜報活動、トラブルシューティングを行っているマクガイバーで、
初期はまだ冷戦という社会情勢がありましたので、
スパイ活動のようなストーリーが多く、
後に人種差別問題、
自然保護活動などの話が増えてきます。

このドラマの最大の特徴はアクションが多い事件解決型のドラマなのに
主人公が銃を使わないことと、
物理や化学、工学、時には生物学の知識を武器とすること。
劇中に何度も「I hate guns」という台詞が出てきます。
わしづかみにした拳銃で殴る、分解してレンチにする、
薬莢の中の火薬を導火線代わりにするなどはアリです。

綿密な計画を立てるから
計画が崩れたときに立ち往生する。
だから、計画は立てない。

彼は最小限の備えしか用意せず、
トラブルに立ち向かいます。

常に持ち歩いているとされるのが
VICTORINOXのこういったナイフと




ダクトテープ。ダクトテープはつぶして平たくしてあります。
これらと現地調達のアイテムで何とかするというのが見所となります。
しかし、思うようにはいかない時もあり
どうするのかと問われた時に彼は
「プランBがある」と胸を張ります。
どんなプランだと聞き返されたら
「今から考える」というのがマクガイバー流、
Macgyverismです。



この動画では数々のドアの壊し方が紹介されていますね。
私も劇中に使用されたものと同型のナイフは何本か持っていますし、
常日頃から、代用品を考える癖がつきました。
ないならないで何とかできるのではないか
だから、ホームセンターや百円均一の店では
別の使い方を思いつく楽しみが生まれます。
そして、プランBを考えるようになりました。



2016年9月アメリカCBSテレビで新作「MACGYVER」の放送が開始されました。
映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」などに出演の
ルーカス・ティルがマクガイバー役で主演。
ジャック・ダルトンはオリジナル版よりもダンディになって
「CSI:科学捜査班」のニック・ストークス役のジョージ・イーズ。

各ケーブルテレビチャンネルで
第1話が先行無料放送されていましたので見てみました。
マクガイバーはもちろん、ジャック・ダルトン、
ニコール・カーペンターなど、
当時の名前が多数登場しましたが、
設定は大きく異なっている様子。
マクガイバーの初期設定はあまり変わっておらず
諜報機関DXSのエージェントです。

オリジナル版のジャックは
いつもテキトーなことを言っている風来坊の運び屋でしたが
新作では元CIAスタッフで、
DXSにおいてはマクガイバーのパートナー。

驚いたのは、主人公の親友で上司に当たるピーター・ソーントンが
おじさんからパトリシア・ソーントンとして女性になっていたこと。
さらにニコール・カーペンターは主人公の「パートナー」として登場しましたが、
オリジナル版を知っている人には、
一層の驚きの展開になりました。

オリジナル版ではちゃんとした説明もなく、
マクガイバーはフェニックス財団のフリーエージェントという設定になりましたが、
新作第1話でその始まりも説明されています。
第1話を視聴して、第2話が楽しみになりました。



本放送は6月14日(水)第1話「新たなる旅立ち/The Rising」が放送されますが
スケジュールはこのようになっています。

【二カ国語版】毎週水曜 22:00~22:55ほか
【字幕版】毎週水曜 24:00~25:00ほか
【吹替・解説放送版】毎週日曜 13:00~14:00

特殊なのは「吹替・解説放送版」で、
これはナレーションによる解説されるもの。
なんとオリジナル版で主人公の声を担当した石丸博也さんがナレーター。
石丸博也さんといえば、一般的にはジャッキー・チェンですが、
私にはこの作品になります。

http://www.superdramatv.com/line/macgyver/


考えてみれば、昔のアメリカのドラマはテキトーでした。
マクガイバーは
ベトナム戦争での元爆発物処理班で
主演のリチャード・ディーン・アンダーソンが
怪我でアイスホッケー選手の道を断たれたという設定を生かしていて、
さらにはカーレーサーだったとか、
一貫性のない設定になっていました。

マクガイバーなどはまだマシなほうで、
設定ともかく、頑張っていたと思います。
80年代ぐらいの作品ですと、
「探偵ハード&マック(HARDCASTLE AND McCORMICK)」では、
ビルに忍び込む屋上のシーンがバンクシステム的な使い回し。
予算もなかったのでしょう。

アメリカにおいて、ドラマの地位が上がったのは
「24 -TWENTY FOUR-」の少し前ぐらいからでしょうか。
それまではハリウッドとは比べものにならないほど
下に見られていたテレビドラマ界も、
日本では考えられないような予算が付けられるように。
俳優も人気ドラマに出ることがステータスになりました。
「MACGYVER」の新作ではちゃんと予算が付けられているようで、
その点の禍福はあるかと思いますが、
楽しみにしたいと思います。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2031

Trending Articles