ラストカットが碁盤の上に碁石で「完」ですか。
サブタイトルなどで遊びまくってきましたし、
視聴者に対し
「今さらこれぐらいで怒りませんよね?」
という感じでしょうか。
主人公が女性である。記録がほとんどない人物が主人公である。
昨年の「真田丸」が歴史好きの間でも好評だっただけに
今年は内容が心配でした。
当初、竜宮小僧がどうこうとかいう話の頃は
私も白い目で見ていたんですが
だんだんと面白くなっていきました。
やはり、現実の時代背景と創作部分がマッチしているかは大切だと思います。
よくわからない人物でも、
何を書いてもいいわけではなくて
「戦はいやでございます!」と言って走り回り混ぜ返して
結局、何も変えられずに戦が起こる。
女性主人公の大河にありがちな展開で
歴史は変えられないため戦が起きることは
視聴者は知っているということを忘れてはいけませんね。
今作ではこの時代のシビアさが伝わってくる部分も多く
登場人物たちが生きていたと思います。
ただ、セットは最低レベルだったと思います。
狭いセットでカメラが引けず、
野外ロケが少ないため
映像からは当時の世界観はあまり伝わってきませんでした。
井伊直虎が亡くなり、
直政が本格的に井伊家を再興する話も見てみたかったと思います。
最終回では小牧・長久手の戦いで
武田家旧臣の赤備えを従えた直政が
配下の兵たちを従えて
自ら先陣を切る様子が描かれました。
あれが彼の初陣になるわけですが
その活躍から京の人たちが彼を「井伊の赤鬼」と呼ぶようになります。
「鬼」は彼の兜の長い脇立てを角に見立てているのでしょう。
直政の甲冑を模したもののようですが
なんと68万円…
戦は部隊単位で動くもので
指揮官は後ろから配下の兵たちを動かすことで勝利を目指します。
ただ、直政は自らが最前線に出ることも多かったとか。
背景の一つには徳川家家中における彼の立場の問題があるかと思います。
徳川家康と直政が衆道関係にあったのではないかという説があるほど
家中で異例の出世をしていた直政。
「新参者」の「外様」が殿に気に入られている様子は
家中の宿将たちにとって面白いものではないでしょう。
直政は家康だけでなく、
旧来の宿将たちにも認められなければなりませんでした。
家康は直政を「猪武者」と評したことがあるそうです。
しかし、それも「政に長けた猪武者」とのこと。
徳川四天王、徳川三傑に数えられるほど
戦場での武勇でも知られた直政は
小早川隆景から「天下を狙える大器」と評され
外交交渉でも活躍しました。
彼は味方だけでなく、敵からも信用されていたようで
直政の勧めならと、
旗幟を明らかにしない勢力や
敵武将を味方に引き入れており
武功とそういった交渉力を評して
徳川幕府の公式記録である「徳川実紀」では
幕府開闢の最大の功労者を井伊直政としています。
そんな井伊直政の最大の危機は関ヶ原の戦いだったでしょう。
豊臣政権の中で石田三成一派と
徳川家康一派が衝突した関ヶ原の戦いでは
東軍の先陣を切ったのが井伊直政でした。
しかし、先の軍議で先鋒は福島正則に決まっていて
直政は抜け駆けをしてまで「一番槍」を求めました。
どの隊が先鋒を務めるかなどは
軍の中の最優先事項の一つで
家康も大坂から会津討伐に進発する際、
軍紀違反があった場合は厳罰に処する旨、
家臣や諸将に通達しています。
なぜ、直政がそこまでして一番槍にこだわったのか
そんなお話へと続きます。
サブタイトルなどで遊びまくってきましたし、
視聴者に対し
「今さらこれぐらいで怒りませんよね?」
という感じでしょうか。
主人公が女性である。記録がほとんどない人物が主人公である。
昨年の「真田丸」が歴史好きの間でも好評だっただけに
今年は内容が心配でした。
当初、竜宮小僧がどうこうとかいう話の頃は
私も白い目で見ていたんですが
だんだんと面白くなっていきました。
やはり、現実の時代背景と創作部分がマッチしているかは大切だと思います。
よくわからない人物でも、
何を書いてもいいわけではなくて
「戦はいやでございます!」と言って走り回り混ぜ返して
結局、何も変えられずに戦が起こる。
女性主人公の大河にありがちな展開で
歴史は変えられないため戦が起きることは
視聴者は知っているということを忘れてはいけませんね。
今作ではこの時代のシビアさが伝わってくる部分も多く
登場人物たちが生きていたと思います。
ただ、セットは最低レベルだったと思います。
狭いセットでカメラが引けず、
野外ロケが少ないため
映像からは当時の世界観はあまり伝わってきませんでした。
井伊直虎が亡くなり、
直政が本格的に井伊家を再興する話も見てみたかったと思います。
最終回では小牧・長久手の戦いで
武田家旧臣の赤備えを従えた直政が
配下の兵たちを従えて
自ら先陣を切る様子が描かれました。
あれが彼の初陣になるわけですが
その活躍から京の人たちが彼を「井伊の赤鬼」と呼ぶようになります。
「鬼」は彼の兜の長い脇立てを角に見立てているのでしょう。
直政の甲冑を模したもののようですが
なんと68万円…
戦は部隊単位で動くもので
指揮官は後ろから配下の兵たちを動かすことで勝利を目指します。
ただ、直政は自らが最前線に出ることも多かったとか。
背景の一つには徳川家家中における彼の立場の問題があるかと思います。
徳川家康と直政が衆道関係にあったのではないかという説があるほど
家中で異例の出世をしていた直政。
「新参者」の「外様」が殿に気に入られている様子は
家中の宿将たちにとって面白いものではないでしょう。
直政は家康だけでなく、
旧来の宿将たちにも認められなければなりませんでした。
家康は直政を「猪武者」と評したことがあるそうです。
しかし、それも「政に長けた猪武者」とのこと。
徳川四天王、徳川三傑に数えられるほど
戦場での武勇でも知られた直政は
小早川隆景から「天下を狙える大器」と評され
外交交渉でも活躍しました。
彼は味方だけでなく、敵からも信用されていたようで
直政の勧めならと、
旗幟を明らかにしない勢力や
敵武将を味方に引き入れており
武功とそういった交渉力を評して
徳川幕府の公式記録である「徳川実紀」では
幕府開闢の最大の功労者を井伊直政としています。
そんな井伊直政の最大の危機は関ヶ原の戦いだったでしょう。
豊臣政権の中で石田三成一派と
徳川家康一派が衝突した関ヶ原の戦いでは
東軍の先陣を切ったのが井伊直政でした。
しかし、先の軍議で先鋒は福島正則に決まっていて
直政は抜け駆けをしてまで「一番槍」を求めました。
どの隊が先鋒を務めるかなどは
軍の中の最優先事項の一つで
家康も大坂から会津討伐に進発する際、
軍紀違反があった場合は厳罰に処する旨、
家臣や諸将に通達しています。
なぜ、直政がそこまでして一番槍にこだわったのか
そんなお話へと続きます。
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