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男声と女声を一人でこなす両声ヴォーカリスト マリアセレンさん -動画-

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こんな凄い方がいらっしゃるなんて
なぜ、知らなかったんだろうかと思いますね。
先週の「す・またん」でようやく知ることができました。

声楽において、男性が女性の発声をすることがあります。
古くはカストラートで、
これは去勢された男性歌手のことで、
人為的にボーイソプラノを固定化する方法。
映画化もされましたが、
倫理的に現代ではほとんどいないと考えられています。

そして、国内では米良美一さんなどで知られるカウンターテナー。
カウンターテナーはファルセットにより
女声に相当する高音域を歌う声楽家のことで、
そのほか、それよりも高い音域のソプラノを歌う男性を
ソプラニスタなんて呼ぶそうです。

ただ、マリアセレン(Maria Seiren)さんは違います。
おそらくはカウンターテナーの声楽家なのでしょうけれど
男声でも歌うことができるという「両声ヴォーカリスト」です。

 

テノールとカウンターテナーを使い分けています。
マリアセレンさんのキャリアを見てみますと
元々、ニューハーフのショーパブで歌っておられて
その才能をコシノジュンコさんに見いだされて
2013年に彼女のプロデュースのコンサートにゲスト出演。
興業としての舞台に立たれたのはほんの5年前のことのようです。

 

これはLINE PAYのCMですね。
馬鹿馬鹿しい内容ですが、
それどころではない歌が素晴らしいです。
テナー、カウンターテナーのみでも楽しめる歌声です。
経歴から想像するに
音大などで声楽を学ばれたのではないと思いますが
人間の可能性を考えさせられる方でもあります。

 

 

 

 

 

 

 


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