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TOKIO山口達也さん強制わいせつ事件と「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」

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TOKIOの山口達也さんが起こした強制わいせつ事件では、
起訴猶予処分となり、おそらくは
犯罪の事実認定において、
彼も反論や争う点はないということなのでしょう。

「Rの法則」は私もほとんど知らず、
昨年、想定視聴者が重なっている「すイエんサー」と合同番組があった時に
山口達也さんがメインであることと
だいたいの内容を知ったぐらいです。

被害に遭われた女性は性的な恐怖に加えて
いろいろなことが頭に浮かんだのではないかと思います。
もしも、これから芸能界で活躍しようと考えておられたなら、
番組の看板タレントの意向に反する態度を取って
しかも、そのタレントがジャニーズ事務所ですから
逃げ込んだトイレの中で
芸能界での今後のお仕事まで考えてしまったかもしれません。
ただ、苦しい中、彼女はお母様に電話するという正しい選択をされたことで
最悪の事態を免れることができました。

この件で、TOKIOの4人が記者会見を行いました。
テレビ番組などは既に4人で継続の方針が局から告げられているようで
一方、音楽活動のほうは白紙という状態のようです。
山口さんはベースですから、
ドラムとともに、音楽の性質を大きく左右する役割を担っていました。
これが抜けると痛いところですが、
普通のバンドなら、助っ人を呼んでくるところ
アイドルバンドとなると、これが難しくなるのだと思います。
山口さん抜きでバンドとして続けるなら、
スタジオミュージシャンのベースの音を録音して
それに4人が合わせることになるのでしょうか…
ライブ感は損なわれてしまいますね。

おそらく、音楽活動は続けるにしても
どこかを割り切らねばならないような難しさがあるかと思います。
一方、タレント活動のほうはほぼ問題ないかと思います。

私は「連帯責任」という言葉が大嫌いで
どこかの警察官が刑事事件を起こした時に
トップが謝罪会見し
「今後はさらに署員の指導に…」などと話しますが
そんなものは個人の責任で
「女性のスカートの中を盗撮してはいけません」などと
警察署に署員を指導する責任はありません。

ジャニー喜多川さんも「親」の立場として
コメントを出されていましたが
悪いのは山口達也さんで
TOKIOのほかの4人やジャニーさんが悪いわけではありません。
事務所のほうで彼の飲酒の問題を認識していた節がありますので
その点は反省すべきかもしれませんが
悪いのはあくまでも山口さん本人です。

昨日、Twitterに
「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」
というハッシュタグが回ってきました。
DASH村で福島県と縁があったTOKIOは
福島第一原発事故後の風評被害に心を痛め
ノーギャラでその農作物などを全国にアピールしてきました。
私も多くの有名人が福島の水や産品を避けると公言しているのを
何度も見てきました。
中には当初はTOKIOと同じように応援する立場だったのに
猛批判を浴びるや黙るだけでなく
風評加害者になった歌手兼俳優などもいます。
おそらく、TOKIOにも非難の声が寄せられたと思います。
それでも、一円にもならないのに
TOKIOの福島に対する立場を一切変えませんでした。

この事件で苦境に立たされたTOKIOに対し
「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」
このハッシュタグが生まれ拡散されています。

中にはこのハッシュタグを批判している人もいます。
それもわかります。
ただ、4人は全く悪くないわけで
彼らの苦しんでいる姿を見て
少しでも助けられたらと考えるのは人情というものです。
私もこのハッシュタグに賛同します。

一方、山口さんの今後ですが
誰もがまずはアルコール依存症の治療をと考えるところです。
ただ、松岡さんは彼の依存症を疑っていたものの
診断書に「アルコール依存症」の文字はなかったとのこと。
この件について、内科医の方が
「依存症と診断されるとマズい事務所が書かせなかった?」
というようなtweetがありましたが
この種の診断は医師次第の部分もあろうかと思いますので
事務所が依存症を疑っていたとすれば
セカンドオピニオンなどを考えるべきだったかもしれません。
現在、再入院中だということで
当然、断酒が継続されているのかと思います。

更生には、何よりも断酒です。
よく「酒をやめられないのは意志が弱いからだ」なんて言われますけれど
意志の力だけでどうにもならないから「依存症」なのです。
清原和博さんの時にもお書きしましたが、
日本では当事者が責められるのみで
根本的解決への世論が一向に高まりません。
同じ過ちを繰り返さないためには
「治療」が必要となります。
これはニコチン依存症の人にもいえることです。

その依存症の入り口が当人の甘さにあるにしても
今後、「被害者」を出さないためにも
「治療」が最優先になされるべきです。
依存症でない人も「治療」に対する理解が必要なのではないでしょうか。

アルコール依存症を含む多くの依存症も

ほかの病気と同じく、

治療開始が早期であればあるほど

回復しやすくなっています。

 

http://www.kirin.co.jp/csv/arp/proper/audit.html

 

こちらはキリンのサイトで

アルコール依存症のスクリーニングテストが行えます。

飲酒習慣のある方は試してみてください。

 

 

 


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