今日、アンジュルムのニューシングル
「泣けないぜ・・・共感詐欺/Uraha=Lover
/君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)」
が発売になりました。
新曲の2曲目までは、
シンガーソングライター・山崎あおいさんの作詞・作曲です。
泣けないぜ・・・共感詐欺
音のEDM色が強い一曲ですね。
攻撃的な曲が多いアンジュルムですが
ここのところややおとなしめの雰囲気の曲がつづいていた気がしますので
久しぶりかもしれません。
涙が出ちゃう 話題の映画で
ちっとも震えなかった涙腺
世の中変じゃん? まさか言えない
心が乾いてひび割れそう
[全米、感動、号泣]ヒロイン重ねて
[全然、颯爽、蒼穹]お決まりのエンド
[全米、感動、号泣]誰か私の目 熱くして
強引なシンパシー ノれないと損らしい
ひとりひとつの人生に ひとりひとつの感情
テレパシー? 誰もわかんないし
押し売りに嫌になって 飛び出してしまったって Lonely
「泣けないぜ・・・」
Yes we, Yes we
あなたたちの輪に入れない oh yeah
Yes we, Yes we
「私たち」ってところで 誰?
誰でもこういう思い、
あるのではないでしょうか?
みんながいいと言っているけれど
自分はあまりいいとは思えない。
でも、物事の評価には主観と客観があり、
物事の好き嫌いなんて主観の感覚だけで充分なんです。
百人全員がいいと言っていても、
自分がそう思わないなら、
自分にとってそれはいいものではなく
周りに合わせる必要はないのです。
私がどんな曲でも一度は聞いてみないとと考えているのは
聞いてみないと、好きかどうかなんてわからないから。
広告代理店や放送局のおすすめなんて関係なく
聞いてみたいと思っていて、
その中でスマイレージと出会うことができました。
「誰それ?」で終わっていれば、
私にとってのアンジュルムはなかったかもしれません。
安すぎるシンパシー それじゃ救われないし
複雑化した人生に 複雑化した感情
デリカシー なさすぎる平均律
脅された気にさえなって はみ出してしまった
強引なシンパシー ノれないと損らしい
ひとりひとつの人生に ひとりひとつの感情
テレパシー? 誰もわかんないし
押し売りに負けないのって 素直に言えたなら 勝利
「泣けないぜ・・・」
Yes we, Yes we
あなたたちの輪に入らない oh yeah
Yes we, Yes we
オリジナルの衝撃に 泣け
この曲、一番のお気に入りは「誰?」「泣け」の後に
歌ではなく話し声で小さく「誰?」「泣け」の台詞が入っているところ。
ぜひ、聞き逃さないでほしいと思います。
「Uraha=Lover」
この曲はアンジュルムとしてはあまりないタイプの曲で
新しい武器を手に入れたという印象です。
ダンスも裏腹ということで、
表裏になるシーンが多くなっています。
漫画の中のフルーツパーラーのようなセットと衣装で、
どうやら、ビデオ制作としては小悪魔なイメージを出したかった模様。
君に大嫌いなんて言ったわ 振り向き歩き出す
未来に涙止まらないのに Love me
サプライズは苦手だから 誕生日はいつも同じ
背伸びした窓辺の外 ビル街見下ろした
ドラマチックは要らない 君と私 二人きり
それだけでよかった それだけでよかった
君に大嫌いなんて言ったわ 振り向き歩き出す
私を引き止めて欲しいくせに
君は大好きなんて言ったわ 振り向き歩き出す
私の背中を見て 本当は少しだけ
ほっとしてるくせに
私はこの曲の主人公は不器用な女のコだと感じていて、
それはこの主人公が幼い頃も
「ぁまのじゃく」
こんなコだったのかとも思います。
これはスマイレージインディーズデビューの曲ですね。
あるいは「共感詐欺」と同一人物だったり。
ただ、MVのスタッフの考え方とは違います。
そして本日、山崎あおいさんがtweet、
https://twitter.com/aoi_punclo/status/993868432079704064
《本日リリース!》
アンジュルムのトリプルA面シングル
M1 泣けないぜ・・・共感詐欺
M2 Uraha=Lover
両曲とも作詞と作曲をさせていただきました。共感詐欺は平田祥一郎さんのアレンジで、カッコいいダンスナンバーに。Urahaは不器用で切ない、失恋ポップスです。よろしくです。
失恋曲というのが作家さんの公式見解であるようです。
ただ、この曲にははっきりとした結末も描かれておらず
受け取り方は聞き手の自由だと思います。
主観でどんなストーリーや映像を頭の中に描こうと
それは自由なんだと思います。
両曲とも、メンバーそれぞれに見せ場があるのも魅力です。
この2曲に加え、
「君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)」
これは映像作品として発表されていた
曲を再アレンジしたもので、
それぞれのボーカルがより楽しめるものとなっています。
もしかすると、今後のステージでは
オリジナル版よりもこちらが多く披露されることになるかもしれません。