番組宣伝では、ナインティナインの岡村隆史さんが縁側で
誰かと話している映像を見た記憶があったんですが、
こんな番組だったんですね。
昨朝、たまたまチャンネルがNHK総合になっていて
テレビを点けたら、
岡村さんたちが巨大な女の子に叱られていました。
あれ、木村祐一さんが声を担当されているんですね。
ボイスチェンジャーを使用しているとかで。
5歳の女の子「チコちゃん」は着ぐるみのようですが
顔はCGにより表情が変化。
物知りである様子。
パネラーたちに素朴な疑問を投げかけては
答えられないと
ボーっと生きてんじゃねえよ!
と叱ります。
この日、私が見ることができた中で
エウレーカ!
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12367548117.html
となったのはチコちゃんの
「くすぐったいって何?」という問い。
考えたことがなかったのが恥ずかしいですね。
なぜ、人間は「くすぐったい」という感覚があるのでしょうか?
解説は桜美林大学の山口創(はじめ)先生。
先生のご専門は健康心理学、ボディワーク、
身体接触、非言語コミュニケーションで、
特にタッチやスキンシップ、皮膚感覚についての研究をされているようです。
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あなたは蚊を絶滅させることに同意しますか?
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12279001718.html
以前にもお書きしたように、
最も多くの人間を殺している生物は「蚊」です。
マラリアなどを媒介し、
現在でも年間100万人が蚊で亡くなっています。
山口先生によれば、
蚊のような皮膚に取り付く衛生害虫対策として
私たちは「くすぐったい」という感覚を身につけたというのです。
蚊が皮膚に止まります。
蚊は吸血の際に血液が固まらないよう抗凝固剤を含んだ唾液を注入、
それとともに、蚊の体内にいる病原体が人体の内部へと送り込まれます。
「くすぐったい」は蚊などが皮膚に取り付いた時に
出来る限り早く気付くための感覚なんだそうです。
私たちがくすぐったいと感じるのは
耳や首筋、脇の下、手の甲、膝の裏、足などですが、
これらの場所には体表近くを通る動脈があり
よって、その周辺は
特に「くすぐったい」という感覚が発達しているんだとか。
なるほど。実に面白い。
これから毎回見ることにしましょう。
放送時間は
毎週金曜(午後7:57~8:42) ※一部地域除く
毎週土曜(午前8:15~9:00)
となっており、金曜のタイムテーブルを見てみますと、
大阪放送局はプロ野球中継があるようで
私の視聴は土曜日になりそうです。
そういえば、BKが独自制作の番組を放送したがる時間帯ですね。
だから気付かなかった?
チコちゃんに叱られる!
http://www4.nhk.or.jp/chikochan/
なお、番組ではチコちゃんに言いたいこと、
聞きたいことなどを募集中で、
メッセージには「5才」と書かねばならないようです。