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杉原厚吉先生の錯視作品 ~鏡の映る違う姿~ 夏休みの宿題になる? -動画-

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「又吉直樹のヘウレーカ」。
たいへん面白い番組なんですけれど
放送したばかりのものを再放送するのは残念ですね。
「すイエんサー」も4月にMCが変わったのはともかく
過去のものの再編集ものが目立ちます。


さて、ひと月ほど前のヘウレーカから。
タイトルは「本当のことは目に見えないのか?」でした。
杉原厚吉先生の錯視作品の数々が紹介されていました。
先生は明治大学の特任教授で東京大学名誉教授です。

 

これまでこちらでも何度か錯視をご紹介してきましたが
杉原先生の作品をあらためて採り上げたいと思います。

反重力四方向すべり台(Impossible motion: magnet-like slopes)」

 

一度はご覧になったことがある錯視だと思います。
四方から吸い寄せられるように坂を登る球体。
先生の作品の中でも特に有名なものではないかと思います。

 

 

これなんかも見事ですよね。
トリックは単純ですが設計するのはたいへんそうです。
ただ、今はコンピューターで計算しているようですけれど。

先生の作品で格別な驚きを与えてくれたのが

 


こういった鏡を使った錯視。
見えている実体と鏡像が別の姿になっているというものです。
 

 

 


ある程度は想像出来るんですが、
脳がその認識を拒絶しようとします。
その混乱を脳が喜んでいるようにも感じます。

こういった錯視作品は構造自体は単純なものが多く、
いくつかは市販品として販売されてもいます。
夏休みの宿題に自由研究にいかがでしょう?
なぜ、こう見えるのか考えて

自分なりの考えを書き出してみる。
「見えているものが必ずしも正しいとは限らない」

「人間の脳には事実よりも優先するものがある」
「人間の脳ってテキトー」
といった感覚が実感出来るのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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