年に1回のこの番組ももう4回目になるんですね。
今回は
「誰も知らない明石家さんま 初密着!さんま5つの謎を解禁！」
というタイトルでした。
何もかも開けっぴろげに見せているように見える彼ですが、
本当の本当の部分は誰にもわからないのかもしれません。
昔、島田紳助さんが
「お前はどっかの国の工作員か」と
さんまさんに仰ったそうですが、
きっと表裏の境界線が
体に近すぎてその奥の奥を誰も見ることができないんだと思います。
だから、表しか見えないのでしょう。
番組では後藤真希さんが登場。
MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で共演されていた頃の昔話がありました。
後藤真希さんを評してさんまさんは
「いい子過ぎる」と言い続けておられました。
その外見からも、
廊下ですれ違った時に唾を吐き捨てるような
世の中を斜めから見ているようなタイプを期待しておられたようで
実際に共演されて「いい子過ぎる」と嘆いておられました。
後藤さんは当時から洋菓子作りを趣味にされていて、
時々スタジオに差し入れを持参され
常に絶賛されていました。
「さんまのまんま」に持参したという肉じゃがのような
料理でもラジオでも好評価を得ていたと思いますが
何しろ、実際の味よりも何よりも「おもろいほう」を選ぶ方ですから。
それとプレゼントを持ってこないという話がありました。
さんまさんは「あげたがり」です。
誕生日のような決まり事の日はそうでもありませんが
自分の持ち物や着けているファッションなどを自慢した際、
共演者がそれを誉めると
「まだあるで。やろか」という展開になることがあります。
それを持ってくることはほとんどなく、
誕生日プレゼントとしての約束に変わることになるのですが、
昔はそれでも持ってこないことが多かったと思います。
後藤さんがほしいと仰ったクロコのスニーカーですが、
たしか、あれはオーストリッチのスニーカーを
さんまさんが見せびらかしたことから始まったように記憶しています。
録音を探さないと正確なところはわかりませんが
何年間も「おお、やるわ」「でもオーストリッチもかわいいで」
を言い続けておられたように思います。
「誰も知らない明石家さんま」でも仰っていましたが
けして安いものではないブランド品のクロコのスニーカー。
「ほなやるわ」と言い出したのはさんまさんではなかったかと記憶しています。
後は剛力彩芽さんの件ですね。
裏表の境界線と同様、
アリとナシの境界線もほかの人とは違うさんまさん。
再現ドラマもそうですが、
一緒に焼き肉、しかも、前澤社長まで。
剛力さんと前澤さんが同じフレームに入ることはありませんでしたが、
剛力さんサイドがOKなら3ショットがあったかもと思います。
さんまさんは常に「好きな女性」を
世間に認知していてほしいのではないかと思います。
実際に週刊誌などで騒がれたことがある女性もいらっしゃいますが
それを含めて、米倉涼子さんや上戸彩さん、大塚愛さんなど、
出てくる女性の名前は変わりますが、
「俺に惚れてるんちゃうか」というパターンが大切なんだと思います。
相手の事務所のほうもさんまさんとの縁ができるのは
ありがたいことですし、
もしかすると、若手芸人避けにもいいかもしれません。
松たか子さんがデビューされて話題になっていた頃、
さんまさんはよく「松たか子さん大好き」などと仰っていて、
ある日、テレビ番組のスタッフがサプライズを仕掛けて
松さんをキャスティング。
本番でご対面を狙ったんですが、
松たか子さんが登場するとわかった時
「マズい」と思われたとか。
彼はとなりの共演者に
「おい、松たか子さんが出てきたら教えてくれ」
共演者は驚きなぜかと尋ねると
「俺、松たか子さんの顔、知らんねん」
と答えたとか。
常に「おもろいほう」を選び、
トークの展開として面白くなるために
「好きな女性」が必要なのでしょう。
もちろん、その女性は彼のタイプなんだとは思います。
そして、毎回、今回のように道化になることもできます。
次は新川優愛さんでしょうか。
ただ、前澤社長と対面され、
笑いがわかる方だと判断されたでしょうから、
剛力さんに関する「アリ」のラインがまた引き直されたかもしれません。
剛力さんネタを味がなくなるまでしがみつつげるのかもしれませんね。