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小学4年生亡くなる 数日で命を奪うインフルエンザ脳症にはワクチンしかない

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13日、北信地方の小学校に通っていた4年生の男子児童が
インフルエンザで亡くなりました。
インフルエンザ脳症とのことです。

 

 

インフルエンザ脳症はインフルエンザウイルスに感染し
発熱後、脳全体が腫れたようになり、嘔吐・下痢・腎機能障害、
また、神経障害や意識障害も起きます。
ただ、炎症ではないことから脳炎とは区別されます。

その進行が急速であることから、
抗インフルエンザ薬では対処できません。
日本におけるインフルエンザ脳症は毎年、100~500人程度。
その多くは1~5歳児で死亡率は10%前後。
命を取り留めても知能障害、運動障害などの後遺症が出ることも多いようです。

高熱で意識障害
(呼びかけに対する応答がない/朦朧としている/すぐに眠ってしまう)が見られた場合、
痙攣が見られる場合には直ちに医療機関の受診が必要になります。
大人が観察する必要があります。
また、アスピリン(バファリンやエキセドリンなど)や
非ステロイド系の解熱鎮痛剤(ボルタレンやロキソニンなど)は禁物です。

予防法はインフルエンザウイルスの感染を防ぐしかありません。
手洗いなどとともに、ワクチン接種が有効です。

今から丁度5年前、9歳児がインフルエンザ脳症で亡くなっています。
ワクチンは未接種でした。
このケースで咳が出たのは2014年1月9日で、翌朝の体温が38.5℃、
診察を受けて鎮咳去痰薬とアセトアミノフェンの解熱剤が処方され帰宅するも、
11日も鼻汁と咳が悪化、
ベッドから落ちるような音を聞いた家人が患者のところへ向かうと、
うなり声に尿便失禁、視線が定まらず、
先に診察を受けた医療機関に救急搬送、
さらにドクターヘリで長野県立こども病院へ。
しかし、入院翌日には人工心肺を中止し死亡が確認されました。

わずか2日間の出来事。

今年の13日に亡くなった男の子も12日に発症したとされています。

今後、インフルエンザ脳症に対する治療法が生まれるかもしれません。
でも、こんなに時間がないのであれば、
結局のところ、インフルエンザ脳症にならないようにするしかありません。
高齢者ではない40代の成人が亡くなった例もあります。

インフルエンザワクチンを接種して、
インフルエンザにかからずに済む確率は60%程度だとされています。
この数字を示すと、だいたいその程度かという感想になるのですが
インフルエンザワクチンは
罹患の可能性を減らすだけのものではありません。
インフルエンザの重篤化を防ぐという効果があります。
また、細菌の感染による肺炎などの合併症のリスクも下げられます。
本来なら、国が無償で義務化するべきものです。
身体的にワクチンが接種できない人、接種できない状態の人以外は
全員がワクチン接種すべきですが、
特に高齢者、小児、それらの人に接する人などは
特にその必要があります。


そんな中、こんなtweetが流れてきました。

私も厚労省の医師から「予防接種はしない方がいい。俺は受けたことない。お金払って受けるなんて信じられない」と聞いたことがあります。検診も予防接種も医師や厚労省の話を鵜呑みにせず医療ビジネスの巨大利権の視点から検証が必要。それが医療ジャーナリズムの役割なのですが現実はPRばかり
https://twitter.com/SamejimaH/status/1086785814770511873

朝日新聞記者の鮫島浩です。
おそらく、こんな発言をする「厚労省の医師」はいないでしょう。
反ワクチンの医師が存在するのは事実ですが、
「厚労省の医師」という立場にあり、
仮に反ワクチンのトンデモだったとしても、
こんな危険な発言をするはずはありません。

鮫島浩もジャーナリストを自称しているなら、
それが誰なのか、医師免許があるのかなど、
新聞社として取材すべきでしょう。
だいたい、いつも出てくる「医療ビジネス」とワクチンですが、
何度もお書きしているように、
予防医学よりも、どんどん病気になってもらったほうが
医療機関や医師、医薬品業界は儲かるのです。
嘘を吐いてまで自分のデマを広げようとする鮫島浩はクズですね。
こんなクズが「大新聞」の記者だなんて。
 


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