~輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~
音楽業界全体で、
アルバムを出したくないんだなと思います。
出さずに済むなら出したくないようで、
特にHello! Projectではなかなかアルバムが出なくなりました。
アンジュルムの場合、
前回のアルバムが2015年11月で、
それもスマイレージ時代を含めたベスト盤のような内容で、
そこから3年半、ようやく2ndアルバムが発売されました。
今作は新曲も充分で、オリジナルのフルアルバムとしては、
アンジュルム初といえるかもしれません。
ただ、フルアルバムというだけではなくて、
これまでのアンジュルムの全曲集、ベストアルバムともいえるもので
3枚組の超大作。
さらにバージョンによっては
「2018秋「電光石火」@パシフィコ横浜国立大ホール」のライブBlu-ray、
またはこれまでのミュージックビデオ、TV-SPOTなどが付属したものもあり、
まさしく超豪華版。
ファンはもちろんのこと、
アンジュルムのことが気になりだした人にもおすすめです。
アンジュルムの魅力は特にライブで発揮されますので、
こちらの「初回生産限定盤A」のライブBlu-rayをご覧いただきたいです。
一方、蒼井優さんと菊池亜希子さんの両女優がダブル責任編集長となった
「アンジュルムック」が24日に発売されます。
アンジュルムック 2,700円 Amazon |
元々は菊池亜希子さんがアンジュルムのファンで、
誘われる形で蒼井優さんもファンとなられた訳ですが、
この本が企画された時、お二人に対し、
本の中でのインタビューや対談のようなお話があったらしく、
だったら丸ごと一冊にしようということになったようです。
最初はお名前を貸していただけるだけでも有り難いと思っていましたが、
どうやら、本気で取り組まれているようです。
https://twitter.com/angermook
https://www.instagram.com/angermook_official/
既にTwitterやInstagramで情報が毎日公開されていますが、
今朝のTwitterを見て驚きました。
蒼井さんと菊池さんのインタビューが
「BRUTUS」最新号に掲載されているというのです。
「BRUTUS」マガジンハウスの雑誌で
「アンジュルムック」は集英社からの出版です。
他社の雑誌でPRするなんていうのは
よほどのビッグネームでないとあり得ないと思います。
先々週のMBSヤングタウン土曜日に
メンバーの室田さんと佐々木さんが出演された時、
蒼井さんと菊池さんの話になり、
蒼井さんがアンジュルムのファンであることを
明石家さんまさんが驚くということがありました。
実際はこの話で驚かれるのは
これで3回目ぐらいだと思うのですが、
今回は「そういうたら、俺の周りにもアンジュルムのファンがおるわ」とのこと。
今度こそ、憶えていただけることに期待しましょう。
そのほか、現在、東京・原宿で
26日までカフェ「ANGE/ROOM(アンジュルーム)」が期間限定オープン中。
http://www.areaq.jp/angeroom/
コンサート会場でも女性がどんどん増えていることを実感しますが、
元々、女性向けともいえる企画ということもあり、
たくさんの女性も来店しているようです。
女性に知られない限り、認知度は上がりませんので、
たいへん素晴らしい傾向です。
「アンジュルムック」も男向けの写真集にはならないようで、
女性ファンのさらなる拡大に期待したいです。
ニューアルバムに話を戻しますと、
曲名で最も気になっていたのが
「わたしの夢見た 15年(フィフティーン)」でした。
既にシングルとして「夢見た 15年(フィフティーン)」が発表されていて、
こちらは卒業するただ一人のスマイレージオリジナルメンバー
和田彩花さんのメジャーデビュー曲「夢見る 15年(フィフティーン)」に因んだもの。
そちらについては既にこちらでお書きしているのですが、
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12449562654.html
「わたしの夢見た 15年」のほうを実際に聞いてみますと、
和田彩花さんのソロ曲で「夢見た 15年」と同じ歌詞であることがわかります。
作詞は和田彩花さんとスマイレージオリジナルメンバーとして
苦楽をともにされた福田花音さん。
作曲者が異なることもあり、
おそらく、まず福田さんの歌詞があり詞先の形で作られたのでしょう。
私は「前向きになれる曲」
「背中を押してくれる曲」が謳い文句の歌詞が好きではありませんが、
「夢見た 15年」がいいのは、
思い切り背中押してよ
となっているところ。
明るい曲調で前向きな言葉と感謝の言葉が並びますが、
この一行があるとないとでは全く印象が変わります。
一方、「わたしの夢見た 15年」では
同じ歌詞のようでありながら、
ウソ泣きで見送ってよ
となっている部分があります。
実に福田花音さんらしい歌詞です。
この一行から「わたしの夢見た 15年」の価値が生まれています。
和田彩花さんの卒業は6月18日。
あと1か月。
変わり続けるアンジュルムの集大成となるでしょう。
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