今夜は少しだけ。
昨夜、松井一郎大阪市長と吉村洋文大阪府知事が
福島第1原発の処理水の受け入れについて言及しました。
大阪湾での放出ですね。
震災瓦礫の時には、山本太郎をはじめとする連中が先頭となり、
福島県外の瓦礫のみの処理であるのに、
デマを叫び猛反対を続けて、不安を煽り続けましたが、
クズどもに負けず、
瓦礫の受け入れについて先鞭をつけのが
東京と大阪でした。
この件では大阪ですが、今後はどうでしょう?
あの時は東京と大阪の動きが全国へ波及しましたが、
今回もどこで放出するかよりも、
そういった動きになればと期待しています。
東京はどうでしょう?
あの時は石原慎太郎都知事でしたが、
現在は、豊洲市場と豊洲という街の風評加害者・小池百合子です。
豊洲の件で「豊洲は安全だが安心ではない」などといい、
都民、国民を安心させるような真実を発信するという仕事をするどころか
風評をバラ撒き続けていましたから、
今回も無理でしょうか。
福一で作られた電気の最大消費地が東京なのですが。
もちろん、松井市長も吉村知事も
科学的に環境被害がないという国の確認などを条件としています。
それでよいかと思います。
ALPSで処理を行い、環境基準以下であることが証明されるべきです。
そして、それは充分に可能です。
豊洲が小池都知事や日本共産党、マスコミに踏みにじられる中、
石原慎太郎氏は「科学が風評に負けるのは国辱」と語りました。
今回、松井市長も「科学が風評に負けてはだめだ」と述べています。
やはり、情けないのは前回もお書きした小泉進次郎環境大臣で、
「議論されているまっただ中で、軽々に所管外の者が発言して漁業者など関係者を傷つけることがあってはならない」
と述べ、「話を聞いてみたい」とはしているものの
大阪の2首長の発言を軽く批判。
環境省としてもこの件については所管外としました。
もしも、処理水が環境にダメージを与えるなら、
環境省にとっても所管外などとはいえないはず。
主体は経産省だとしても、
なぜ、部外者を決め込むのでしょうか。
小泉環境省も情けないですが、
それ以上に、この問題の根本にあるのは、
国が方針を示さないことです。
国が明確な方針を示せば、事態は動くのです。
事故以来、腫れ物に触るように
事なかれ主義を決め込んでいるうちに、
処理水は溜まり続け、
放出しない限り、今後も増え続けるでしょう。
この大阪の動きが、
国が腹を括る決断につながることを期待しています。
※関連記事
小泉進次郎は小池百合子と同じポピュリストか? ~海洋放出以外の方法があるならさっさと言えばいい~
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12525263093.html
トリチウムは三重水素 昔からトリチウムは水道水にも含まれている
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12402373185.html