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グレタ・トゥーンベリさん演説 国連気候行動サミット ~増やしたいのは賛同者なのか敵なのか~

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国連気候行動サミットにおいて
小泉進次郎環境大臣の「セクシー」が話題となり、
それ自体は近年、政治課題などでも使用される表現で、
それはいいんですが、あの場面での軽口はどうなんだろうと思います。
とはいえ、彼はあの場所で具体的な何かを語れるはずはありません。
問題は日本政府ですから。
現政権が具体的な方針を示さない限り、
温室効果ガス削減の方向性について彼が口にできるものではありません。
現状、安定した電力を生み出せるのは、
火力と原子力ぐらいしかないのです。

さて、Twitter界隈ではグレタ・トゥーンベリさんの演説への

感想などがよく流れてきます。
活動家としては有名でしたが、
これで一般にも名前が知られたことでしょう。

 

 

これですね。
私も目が怖いです。
英語圏の人間ではないので言葉の理解には時間がかかりますが、
言葉の違いを飛び越えて、音として恐怖を感じます。
ホラー映画のようです。

もしも、彼女が本当にここで述べた言葉どおりのことを訴えたいのであれば、
このような敵を増やす演説を行うべきではないでしょう。
これでは、「仲間」が喜ぶだけです。
それ以上に考えてしまうのは、彼女のこの言葉は、
本当に彼女自身の言葉なのかなという疑問です。

原稿に目を落とす回数が多過ぎるように思うのです。
彼女は16歳。
大人が作った言葉を言わされているだけ、
あるいは、それを自分の言葉だと思い込んでいるだけのようにも見えます。


お金のことと経済成長がいつまでも続くというおとぎ話ばかり
よくもそんなことを!


と、怒気を露わにしました。


基本的に世界は資本主義社会です。
資本主義社会において、経済成長が止まれば
死人が出ます。
経済的に余裕がない人から順番に死んでいくことになります。
それを理解した上での言葉であれば
多少はわかりますが、
これまでの行動や発言からおそらくは理解していないでしょう。

彼女はこのスピーチのために
ヨットで15日間かけて大西洋を渡ったそうです。
CO2排出量ゼロということで。
これは自己満足かパフォーマンスのいずれかに過ぎません。

飛行機やエンジンを使用した船舶を使用しないからといって、
CO2排出量削減の役に立つとは到底考えられず、
彼女自身が削減したともいえないだろうと思います。

彼女は以前から有名人で、
その経歴はかなり知られており、
彼女自身も隠してはいないようです。
俳優とオペラ歌手の間に生まれ、
祖父も俳優で監督だそうです。
裕福な家庭とのこと。

昨年、スウェーデン議会前で学校ストライキを行い、
また、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、
強迫性障害、場面緘黙症と診断されていることを公表しています。

要医療なのは間違いないようですが、
適切な医療は受けているのでしょうか?
極めて疑問です。
私にはこの演説に
アスペルガー症候群や強迫性障害の影響を感じてしまいます。
もしもそうであるなら、
彼女自身の認識は別にして
これらの特性を有り難がっている大人がいると考えるべきでしょう。

海外では環境問題は日本なんかよりもずっと重要視されていて、
スウェーデンは特に熱心な国で、
環境先進国などといわれることもあります。

市民団体も多く、ロビー活動も盛んで、
再生エネルギー関連の事業はビッグビジネスであり、
政府からの補助金も大きいです。
これに関わる大人たちにとって、
彼女は非常に有り難い少女だといえるでしょう。

最後に

30年以上も科学は明白だった
よくもそれを無視し続け


という言葉がある一方、

生態系が崩壊して大絶滅を前にしているというのに

とも言っています。
何について「30年以上も科学は明白」なのかは不明ですが、
合理的に考えるなら、地球温暖化が進み、
生態系に大きな変化があったとしても、
少なくとも、大絶滅にはならないでしょう。
人類滅亡もないでしょう。
だからといって、このまま放置すべきだとはいいませんが、
地球温暖化そのものへの評価、
その原因も含めて、
彼女自身の知識と認識に問題があることは間違いないでしょう。
まず、彼女には知識が必要ではないかと思います。

何がわかっていて、何がわかっていないのか。


そして、周囲にどういう人がいるか、
見渡してみるべきかと思います。
 

 


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