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騒ぎすぎ 必要なのは予防対策 騒ぐことではない 新型コロナウイルス

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新型コロナウイルスの騒動が大きくなっております。
メディアの煽り方には冷静な対応が必要です。
「今日、新たに○人の感染が確認された」
「武漢からの帰国者への対応はこれでいいのか」
という報道が無意味だとはいいませんが、
役に立つ、役に立たないという区分では、
あまり役に立たないでしょう。

現状、国内のどこで感染してもおかしくない状態です。
大騒ぎになる前から、感染者は日本に来ていた、いたことでしょう。
それよりも、先の記事にお書きしたように、
どうすれば感染予防できるのか、
発症を防ぐことができるのかの情報のほうが大切です。

たとえば、インフルエンザ。
インフルエンザによる死亡は診断書に「肺炎」などと書かれることもあり、
統計に出づらいのですが、直接的及び間接的に
インフルエンザの流行によって生じた死亡をWHOが推計した人数、
「超過死亡概念」というものがあります。
これによると世界で約25~50万人、日本で約1万人が
毎年、インフルエンザで亡くなっています。

インフルエンザのほうが多くの犠牲者を出しています。
私たちは毎年、これを経験しているわけです。

インフルエンザよりも死亡率が低いと考えられ、
そして、予防法が同じだと考えられている新型コロナウイルスについて、
今、なされている報道は正しいのでしょうか。
麻疹や風疹に対する報道と比べてどうでしょう?

WHOが新型コロナウイルスに対して緊急事態宣言を出しましたが、
記者会見でテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、
WHOが最も懸念していることについて、
「ウイルスが医療態勢の脆弱な国に広がること」だとしています。
日本は「医療態勢の脆弱な国」には含まれません。

先の記事から情報が更新され、
現時点では、感染力についてSARSと同等、
死亡率はSARS9.6%に対し、
3%以下だと考えられています。

今後もさらに国内外の感染者数は増えるはずです。
死亡者数も当然増えます。
考えるべきは、それを防ぐ方法なのです。

中国の初期対応のまずさは非難されるべきで、
その情報の信憑性について疑問があり、
WHO事務局長の素性が気になるのもわかりますが、
某有名作家が根拠のない死亡者数を上げてみたり、
医療用マスクが品薄になり、医療現場が困ることになり、
100円均一で売られているマスクに
1,000円の値がつくことの異常さが嘆かわしいです。

落ち着きましょう。

必要なのは騒ぐことではありません。

正しい知識による対策なのです。
 


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