まずはこの話題から。
大沢たかおさん主演のドラマシリーズ「JIN-仁-」の再編集版が放送されます。
タイトルは「JIN-仁- レジェンド」。
こちら毎日放送は"一部地域を除く"に含まれそうですが、
視聴可能な地域にお住まいの方はぜひご覧下さい。
4月18日(土) 午後2:00~4:54
4月19日(日) 午後2:00~5:00
4月25日(土) 午後2:00~4:54
4月26日(日) 午後2:00~5:00
5月 2日(土) 午後2:00~4:54
5月 3日(日) 午後2:00~5:00
なぜかはわかりませんが、今でも当時作った記事にアクセスが多く、
ここのところでは、
「JIN-仁-」に登場する濱口梧陵、ヤマサ醤油七代目当主と近代医学・津波~防災~稲むらの火
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-10869598980.html
がよく読まれています。
2シーズンにわたり、記事を作ってきました。
各記事はこちらのリンク集のページからご覧下さい。
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-10790613858.html
「JIN-仁-」の主人公・南方仁は現代医学の知識と技術を以て、
幕末で奮闘。感染症とも戦いました。
ドラマではコレラ、原作では麻疹とも戦っていましたか。
幕末史との兼ね合いも楽しめる名作で、
私も年1回ぐらいのペースで全話通して視聴しています。
さて、自民党の二階幹事長が議員歳費の一部を返納するよう検討するとしています。
2割返納という報道も。
無意味です。
無意味以下の経済に対するマイナス要素です。
嘆かわしいのは、この報道に対し、
「さっさとしろ」「たった2割?」などと
あたかも当然であるかのような受け止め方の世論が見られますが、
日本の経済には邪魔な対応です。
歳費に見合う仕事をして下さい。
そして、そのお金を使って下さい。
どの程度の歳費を返納するつもりかはわかりませんが、
国民は10兆円を大きく超える"真水"の予算の上乗せを必要としています。
返納額は不明でも、総額でも雀の涙にもならないでしょう。
それで「俺たちは返納したんだからお前たちも耐えろ」なんてことになりますと、
目も当てられません。
9年前の東日本大震災では、
復興財源確保を目的とした特例措置として、
議員歳費を返納したケースがありました。
国民には復興特別税が設けられました。
何度も繰り返しますが、復興需要が起きることはわかりきっていましたので、
その特需により、日本の景気もV字回復することだって可能だったはずなんです。
それなのに、建設国債を惜しみ、
国民に忍耐を求め、景気をさらに冷やす方向の政策が次々と行われた次第です。
歳費を返納することに何の意味がありますか?
「さっさとしろ」という感情をわずかになだめるだけでしょう。
所詮はルサンチマンの感情なんです。
感情論なんて不要で、国民の生命、生活に資する対策が必要です。
騙されてはいけません。
ここひと月、たくさんの"観測気球"が打ち上げられてきました。
牛肉のクーポン券なんていうのもありました。
牛肉クーポンの話は元々、業界誌の小さな話なので、
たいした話ではなく、出すなら出せばいいのですが、
ようやく、先ほど、「所得制限なしで10万円給付検討」という
"観測気球"が打ち上げられました。
公明党の山口代表と安倍総理の会談からのもので、
流れから考えますと、麻生財相が省を押しきれるかといったところでしょうか。
直前までは「所得制限付きで10万円給付」という"観測気球"でしたが、
金持ちだろうが何だろうが、配ればいいのです。
たかが10万円ごときという人もいることでしょう。
そういう人にとって、端金ならば金離れがいいはずです。
「マスクをやめて現金を」なんて言う人もいますが、
歳費返納と同様、予算の規模が違いすぎます。
マスクは所詮500億円程度の予算です。
現金給付はどう考えても1兆円以上です。
マスクは必要なものですし、
やめてそのぶんを給付したところで雀の涙にもならないのです。
リーマンショック後、日本は景気回復で世界から置いてけぼりになりました。
リーマンショックの時の総理大臣が麻生さんでした。
定額給付金が給付され、その額は1人につき12,000円。
野党やマスコミに「バラマキ」だの
「票を金で買うのか」だのと散々たたかれました。
新型コロナウイルス禍の中、議会での彼の答弁を聞いていますと、
あの時のことを相当根に持っている様子。
リーマンの時は特定の分野から徐々にダメージが広がっていきましたが、
今は全産業が一気にダメージを受けています。
今回はどうなるでしょうか。
そして、「所得制限付きで10万円給付」が実現したとしても
これで打ち止めにさせないようにしないといけません。