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新型コロナ市民講座/玉木雄一郎に期待?/「アンサングシンデレラ」感想

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政界が少し面白くなってきました。
立憲民主党と国民民主党の合流の協議が
立民の思惑どおりにならず、
国民民主の玉木代表らは合流しないという選択になりそうです。

玉木雄一郎といえば、これまでも何度も指摘してきたように、
父も弟も獣医という獣医師一家で
石破茂らとともに日本獣医師会から献金を受け取り、
獣医学部新設を妨害。
いわゆる加計学園問題が起きるまでは、
「獣医師を増やさなければならない」としていたはずなのに
「獣医師は多過ぎる」などと言い始め、
ああ、そういう人なのねとなった次第です。

ただ、ここ数か月、あるいは半年ほどを見ていますと、
ずいぶんとまともなことを言っていて、
注目されているのは主に、この国難における経済対策で、
消費税減税、さらなる各種給付金の必要性を訴えているからでしょう。

このあたりが立民とは考えが異なり、
参議院選挙で消費税増税反対を掲げて戦ったはずなのに、
立民は特に消費税については冷淡ですから、
まずは筋を通したといえます。

両党の合流は連合と小沢一郎の意向がからんでいて、
そんなものに付き合わなかったのも正解でしょう。

労働者の代表のつもりでいるらしい連合ですが、
とっくに労働者たちは見限っていますよ。
連合が労働者の意見を代表しているなら、
立民の支持率が3~5%なんてことにはなりません。

次の大きな国政選挙が楽しみになればと思います。
民主党から民進党に変わり、
小池百合子が国政政党の希望の党を立ち上げると、

人気にあやかろうと民進党は全会一致で希望の党との合流を可決。
ところが小池百合子に民主党政権時の閣僚や執行部が門前払いされ、
合流できなかった連中が立ち上げたのが立憲民主党でした。
今回も一分の大義もなしの合流となるのでしょうか。

私は「まともな野党がいないことが日本の最大の不幸」と言い続けていますが、
国民民主の残留組はどうでしょうか?


さて、注目されていたドラマ「アンサングシンデレラ」ですが、
医師らの評判はあまりよくないのかもしれません。
医療ものに限らず、職業が注目される作劇では、
その職域を超えて活躍することが当たり前になっていますが、
初回から「医師なら○○で××を疑わないわけがない」など、
不満が聞こえてきていて、
薬剤師という職業をクローズアップさせるために、
他職種を下げるのはどうなんだろうということですね。
昔から使われてきた手法ではありますが。

ただ、前回と前々回はよかったと思います。
この2回で描かれたのはがん患者とそのケアでした。
緩和ケアというケアに対する誤解にも触れられ、
薬というものが、病気や怪我を治すという目的以外でも使われること、
肉体的、精神的な苦しみを和らげるために
使用されることがあることなどが描かれたかと思います。
それも広い意味で「治療」といえます。


見たいのは薬剤師としての矜恃で、
医師以外の医療ものでは、その職ならではの仕事、意識が重要だと思います。
「ラジエーションハウス」で残念だったのは、
診療放射線技師の主人公が医師免許も持っていたこと。
そりゃあ法令上、放射線技師にできることは制限されていますが、
それを「医師免許も持ってます」で解決するのはどうかと思いました。
放射線技師にできることで医師にできなことも多いはず。
「アンサングシンデレラ」には、
病院薬剤師にかできない作劇に期待したいです。


さて、韓国でも新型コロナウイルスの再燃が問題となりそうです。

韓国のコロナ新規感染者279人 ソウルなど首都圏で急増
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200816000400882

面倒なウイルスですねえ。
韓国ではプライバシーを犠牲にする形で、
封じ込める戦略でしたが、
どの国でもこのような状況になり得るということでしょう。
「韓国ができたのに日本は」という理窟は成立しません。

また、5月、122人を乗せシアトルの港を出た漁船で
集団感染が発生したというケースがあったんですが、
この時の感染者数は120人となっています。
この件では乗員全員が乗船前のPCR検査で陰性を確認していたんですね。
やはり、悉皆的なPCR検査で行動を決めるというのは難しいようです。
さらに、このウイルスの広がり方ですね。
ほぼ全員が感染しているんですから。
面倒なウイルスですねえ。

最後に告知を。

大阪市立総合医療センターの市民公開講座がWEBで開催されます。

無料の市民公開講座は全国の各病院で行われてきましたが、
現在は開催が不可能となっていて、
今回はこのようなオンラインでの開催となっています。
テーマは「知っておきたい!新型コロナウイルス感染症」です。
講師は感染症内科医長の中河秀憲先生と、
小児救急科担当部長の天羽清子先生、
感染症内科医長の白野倫徳先生で、
それぞれ、「新型コロナウイルス感染症の予防について」
「小児の新型コロナウイルス感感染症」
「新型コロナウイルス感染症時代の病院へのかかり方」が解説されます。

アーカイブされるのか、生配信ではないのか、よくわかりませんが
視聴期間は9月4日正午から10日正午まで。
以下リンク先のページにあるPDF記載のURLにアクセスしてください。

https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/info/info/21472.html

毎日、暑い日が続きます。
屋外にいる時間を短くして、ほかの人との距離がある時にはマスクを外しましょう。
屋内ではためらわずに冷房を使用しましょう。
熱中症で搬送されることは、
それだけ医療機関の人手やベッドが取られることになります。
医療機関のためにも冷房を使用しましょう。

 


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