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新型コロナ対策 フェイスシールドとマウスシールドはほとんど意味がない…

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今回はこの話題から。
豊橋技術科学大学の定例記者会見の中で出された話ですが、
不織布製、布製マスク、フェイスシールド、マウスシールドにおける
飛沫をカットできる割合についての話がありました。

検証はスーパーコンピュータ富岳が使用され、シミュレーションの結果では
吐き出された飛沫を100として、
マスク、シールドの外に出た飛沫の割合は、不織布の場合20%、
布製は18~34%、ウレタン50%、
フェイスシールド80%、マウスシールド90%となりました。

吸い込み飛沫量は、マスクの外の飛沫100のうち不織布の場合30%通過、
布製は55~65%、ウレタン60~70%、
フェイスシールドとマウスシールドはエアロゾルに対し、効果なしとしています。

国立大学法人豊橋技術科学大学Press Release - 令和2(2020)年度第3回定例記者会見

これらのデータは、9月17日に全音楽譜出版社がリリースとして出していますね。
その情報提供の中に理研や神大、豊橋技科大の名前があります。

新型コロナウィルスに関する情報《マスク編》 : 全音楽譜出版社
 

 

意味ない、意味ないと言われ続けてきた

フェイスシールドとマウスシールドではあるものの、
ここまで無意味とは予想外でした。

テレビ番組では頻繁に見かけるこれらではありますが、
マスクでいいと思うんです。
録画収録されたものであれば、発言内容は字幕でフォローすればいいと思いますし、
そもそも、マスク着用による言葉の聞きづらさを感じることはあまりないように思います。
政治家などもよく使用していますよね。
感染拡大防止というよりも、
ごちゃごちゃ文句を言われないためのアイテムなのでしょうけれど、
手話通訳などのケースを除き、素直にマスクを着けるべきかと思います。


併せて「日常生活とマスク」と題された部分では、
魚釣りや散歩のように、人の密度が低く、換気の良い開放空間であり、
近い距離での会話や発声が行われない環境を"感染リスク 小"とし、
雨を防ぐ傘に喩えて「マスクを着けていればかなり安全」としています。

続いて満員電車や買い物など、
人の密度はやや高いが換気を励行し、
会話や発声は限定される環境を"感染リスク 中"、
「マスクを着けていることが望ましい」としています。

そして、宴会やカラオケのような「感染リスク 大」は、
人の密度が高く、換気が悪く、
近い距離での会話や発声が行われるような環境では、
暴風雨の中で傘を差して雨を防ごうとするように、
「マスクを着けていても防ぐことは困難」としています。

楽天的に考えても、
これから半年以上は日常生活にマスクが必要かと思います。

インフルエンザシーズンにも入ります。
どうせ着けるなら、できる範囲で、
合理的にマスクを使用したいところです。

 


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