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仕方ないのかなぁ… GoToトラベル・イート[名案なんてものはない]

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GoToトラベル、イートの運用の見直しが行われます。
以前、お描きしたように、
今、現在でもトラベル利用者における感染者数は限定的で、
このキャンペーンが感染を広げたというデータはありません。

一方、18日に日本医師会の中川俊男会長が会見の中で、
トラベルと感染拡大との関係について

エビデンスがなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いない

と発言。エビデンスがないのに間違いないとは如何に、という
およそ、自然科学を扱う人物とは思えない言葉に驚かされました。

トラベルの開始時期からずいぶん遅れての第3波であるのに。
こういう大仰な肩書きの人物は、
言葉の重さを理解していてもらいたいものです。
念のためにお書きしておきますと、
日本医師会の考えが日本の医師の総意だというわけではありません。

会の構成の数字がないので不正確ですが、
勤務医と開業医が半々ぐらいで加入しているものの、
執行部に関しては開業医が多く占めています。
中川先生については、脳外科がご専門ではあります。

今回の感染者数を地域で見てみますと、
あきらかに都市型で、観光地でクラスターが発生した、
感染者が多数確認されたなどいう報告はありません。

なぜ、感染者数が増えているのか?
気の緩みも指摘されるところであり、それは充分感じますが、
さらに重要なのは、ほかのコロナウイルスでも見られる季節性なのでしょう。
それと、いわゆるスペイン風邪の時も第1波よりも、
第2波がより多くの感染者を出しています。
その理由については、専門家でも特定できていないかと思います。

とはいうものの、もう仕方ないのかな、という諦めの心境です。
今は許容範囲でも、医療現場の悲鳴を聞いていますと、
今後、地域でクラスターが多発するようなことがあれば、
逼迫が現実のものとなってしまいます。
ある意味で、現時点でも逼迫といえる状況の医療機関もあります。

GoToイートについては、その利用者のうちの感染者がどの程度なのか、
なかなか数字に出にくいものなので判断に困りますが、
会食の席で感染が多発してしまっているという事実がありますので、
残念ながら、この見直しはやむなしと考えざるを得ません。

いずれも、これを命綱にして、
なんとか生き延びてきた人、事業があります。
全ての事業は、一度止めてしまうと、
もう一度立ち上げることが困難になってしまいます。

トラベルの場合、宿泊施設などの観光業と言いきれる業種だけが
影響を受けるわけではなく、
農業、漁業、清掃業、クリーニング業、広告業、飲食業、各種小売業など、
地域全体、私を含めて日本全体が大きな影響を受けます。
地域で失業者が多数出てしまいますと、
その受け皿となる仕事は地域にないでしょう。

ぎりぎりもっているような業者はこれを機会に潰れたほうがいいなどという
他人事でしか物事を考えられない人非人もいますが、
失業者が増えると、観光とは関係のない人たちも大不況に見舞われるわけです。
地域で仕事にあぶれた人たちが、東京などに集まり、
さらに人口密度が増し、そこでも仕事にあぶれる人が増えるでしょう。
そして、人口密度増は、より感染症が蔓延しやすい状況を作り出します。

イートも然りです。
どこかの分野で失業者が多発することの意味を考えなくてはなりません。

これらの業者を潰さないためにはどうすればいいか。
名案なんてありません。
お金を配る以外の方法が思いつきません。
消費税をゼロにするという考えもありますが、
それに加えて、お金を配るしかないと思います。

ただ、国もそれなりに頑張ってきたとは思うものの、
20日、田村憲久厚生労働大臣が会見で
フェイスシールドを着けての食事を、
フェイスシールドを着けて推奨していました。

このクソ大臣…

東京都の小池百合子知事は

・小人数
・小一時間
・小声
・小皿
・小まめ


の「5つの小」と、こころづかいを心がけるよう呼びかけました。

 

 

あまり評判は良くないようですが、
彼女を有害都知事と言い続けていた私も、
悪くない提案だと思っています。

内閣官房のサイトでは、

感染リスクが高まる「5つの場面」 - 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
https://corona.go.jp/proposal/

・飲酒を伴う懇親会等
・大人数や長時間におよぶ飲食
・マスクなしでの会話
・狭い空間での共同生活
・居場所の切り替わり




を挙げて注意を促しています。
人数が多くなれば、その中に感染死者がいる可能性が増えますし、
もしも、その場で感染が広がったとしても、
感染者が10人よりは3人で済んだほうが良いでしょう。
また、人数が多いと席を移動しがちです。


そのほか、職場での感染拡大のケースでは、
スマートフォンなどを回し見していて、というものがありました。
これは食事の席でも起こりますので、
「これ見て」「どれどれ?」のような
画像やLINEの回覧などは避けた方がよいかと思います。

こういった感染例の情報などは日々アップデートが必要です。
あと、先日見つけたこの動画。
子どもと新型コロナウイルスについて解説されています。
解説されているのは群馬県立小児医療センター総合内科部長、
アレルギー・感染免疫・呼吸器科の清水彰彦先生。
動画からはそもそも、子どもは感染しにくいこと、
子どもから大人への感染は少ないこと、
学校での感染例も少ないこと、
二次感染も学校などでは少ないことなどがわかります。

 

 

この動画は小さなお子さんを持つ保護者の方、
教員、保育士の方、医療機関の方に見て欲しいとしています。
 

 

 

 


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