今回も新版画から。
深水は美人画が特に人気で、
2018年に亡くなられた女優の朝丘雪路さんのお父様でもあります。
伊東深水「新美人十二姿の内 雪の夜」
昨日、注目されていたデータが確認されました。
イスラエルで昨年12月19日から24日にワクチンを接種した
60歳以上の人のデータです。
検査で陽性となる人が対照群と比較してかなり減っています。
ファイザーが公表していたデータに近いもので、
今後の情報にも期待したいです。
コロナワクチン 米で約190万人中21人に激しいアレルギー反応
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210107/k10012801041000.html
続いてはこちら。
アメリカCDCのデータによるもので、
見出しはセンセーショナルですが、
冷静に見ますと、その割合は0.001%程度。
乗った旅客機が墜落して死亡するぐらいの確率です。
それでも人は飛行機に乗ります。
このワクチンに限らず、副反応がゼロということはありえませんので、
かなり優秀であることがわかります。
ただ、この21人はアナフィラキシーの症状が見られたということで、
過信すべきではないでしょう。
アメリカの話ということでは、2か月間1000万人の接種者のデータで、
心不全4025人、脳卒中3975人、
がん9500人、多発性硬化症60人、14000人死亡というものもありますが、
接種してもしなくてもこれぐらいの数字にはなるということです。
それほど、多くの人が接種されているということでもあります。
一方、予防効果は当初よりも低いかもしれないというデータも出てきました。
それと同時に、重症化を防ぐ効果は高いというデータも。
データを見るのが楽しみなワクチンです。
さて、次々と反ワクチン記事が出現しています。
AERAは1月25日号に
『医師1726人の本音、ワクチン「いますぐ接種」は3割』
という記事を掲載。「医者は7割も後ろ向きなのかー!」と煽っていますが、
アンケートでは、今すぐにでも自分が接種したいと考えている医師が3割で、
自分よりもまずは基礎疾患のある人や高齢者が先だと考えている医師が3割もいます。
足し算をせずに見出しにするあたり、さすがは朝日新聞系です。
『新型コロナワクチン、6割超「受けたくない」女子高生100人にアンケート』
と題された記事はオリコンニュースが元記事で、
毎日新聞が配信したもの。
内容は100人の女子高校生へのアンケートによるもので、
100人だけのデータに何の意味があるのか、
高校生の女子だけに聞くことに何の意味があるのかと馬鹿馬鹿しく、
回答には「痛いから受けたくない」というような低次元なものもありました。
余談ですが、カッコ良かったので広めておきます。
『コロナワクチンを「絶対に打ちたくない」と医師が言うワケ』
という記事を週刊新潮に掲載した新潮社に対し、
人気作家で医師の知念実希人先生は、
正式な撤回と謝罪文の掲載、
専門家の監修を受けたワクチンの正しい特集を掲載しない限り、
ご自身の版権を新潮社から引き上げるとしました。
こちらでは何度も繰り返しHPVとHPVワクチンについてお書きしてきました。
7~8年前から朝日新聞などが公正なデータを無視したネガティブキャンペーンを展開、
ほとんどのメディアがそれに追随し、日本の接種率は地に落ちました。
その結果、他国では子宮頸がん撲滅の未来も見えてきているというのに、
日本では年間10000人が子宮頸がんを患い、
3000人が命を落としています。
訂正を出さないメディアは毎年、3000人を殺し続けているのです。
医師らが今、新型コロナウイルスに対する反ワクチンに憤っているのは、
HPVワクチンを接種できていれば救われたはずの、
あの時から現在まで失われ続けている無辜の命の数を知っているからです。
メディアにはその自覚が全くありません。
自覚がないのですから、反省などするはずはありません。
間違いなく、新型コロナウイルスワクチン接種後に亡くなる人も出るでしょう。
まずは高齢の方から接種するのです。
寿命やほかの疾患で亡くなる方もいるでしょう。
このままメディアの人殺し体質が続けば、
死亡にワクチンが関係しているかどうかなんて考えず、
コロナワクチン接種で死亡!!
と見出しにすることでしょう。
エリザベス女王やローマ教皇も接種しているワクチン。
他の国で新型コロナウイルスの脅威が薄れていくとしても、
日本ではずっとこのウイルスに怯え続けることになってしまうかもしれません。
死ななくてもいい人が死ぬことになるでしょう。
そんな未来をメディアが作り出そうとしているのです。