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Channel: テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。
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あなたがたの中で罪のない者が、まずこの者に石を投げつけるがよい

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土屋光逸「高輪泉岳寺」

雨に濡れた地面の表現が美しいです。

 

土屋光逸は小林清親の弟子ですね。
風景画の版画が有名です。
ただ、しばらく病気などで画業から離れていて、
復帰して版画の分野で知られるようになったは還暦を過ぎてからという
遅咲きの絵師です。



さて、読売テレビの夕方の情報番組「ten」で、
なぜ、日本がワクチン後進国となってしまったかが解説されていました。

原因として挙げられていたのは、国産MMRワクチンの問題でした。
麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹のワクチンで、
1988年から1993年まで定期接種されていましたが、
予想以上に無菌性髄膜炎の発症者が出たことで、
接種が中止されたままになっています。
今でもMMRワクチンの接種は可能ですが、あくまでも任意です。
今では、おたふく風邪ワクチンを取り除いたMRワクチンが、
定期接種とされています。

問題となったのは、占部株のMMRワクチンなのですが、
これは海外からの報告でも問題視されています。

ただ、海外では占部株ではないMMRワクチンが接種され続けていて、
じゃあ、それを輸入して定期接種を続ければよさそうなものですが、
国は行っておらず、そもそも占部株が本当に危険なものだったのか、
当時のデータを漁ってみても、一時データがバラバラです。

認可外の製造方法により製造されていたともいわれ、
そうであるならば、正規の製造方法によるワクチンを製造し、
あらためて治験を行うべきなのですが、それが行われた様子はありません。
この問題を見ていると、あらためて国の及び腰という罪深さを感じます。

一方、現在の日本のワクチン忌避の原因で、
最も指摘されるべきはHPVワクチンでしょう。
メリットとデメリットの比較もせず、
それが本当に"被害"なのかどうかも確認せず、
延々と"被害""被害""被害"と報道し続けたのはマスコミでしょう。
主犯は朝日新聞で、毎日新聞、TBSなどが騒ぎ立て、
読売テレビは多くなかったと思いますが、それでも無罪ではありません。
放送局はそこを省みるべきでしょう。
自分たちが日本にワクチン忌避の空気を作りだしたことを反省すべきです。

こちらでは以前から何度もHPVワクチンの問題を繰り返しお書きしてきましたが、
2013年の朝日新聞による"薬害スクープ"報道以降、
死なずに済んだはずの女性の命がどれだけ失われたことでしょう。
どう少なく勘定しても、数万人では済まないでしょう。
人を殺してきたも同然なのです。
この問題を真正面から取り上げた大手メディアはありません。
自分たちの罪を認めるところから始めないといけないからです。

今、メディアも大騒ぎしている菅義偉総理大臣の息子の接待問題。
でも、大昔から総務省の重職にある人を、
放送業界の人が接待するなんて、公然の秘密の常識ではありませんでしたか?
特にキー局。
私にはキー局の人間が総務省の人を接待していないとは到底思えないんです。
かの息子の問題は追及すればいいと思います。
でも、自分たちは本当に"無罪"ですか?
自分たちに火の手が回らないという謎の自信があるだけではないですか?

日本維新の会の足立康史議員団幹事長代理が、
時の人となった山田内閣広報官に質問しています。

 


東北新社なんか、といえば大変失礼ですが、
会食のメリットはそんなに大きくないのではないかと思います。
地上波キー局に比べれば。
ワクチン忌避の問題同様、
自分たちのことを棚に上げているのではないのか、

石を投げる資格はあるのか、そう問いたいです。
 

 

 

 

 

 


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