アンジュルムの佐々木莉佳子さんが『CanCam8月号』から、
専属モデルとなることが昨日、正式に発表されました。
【速報】アンジュルム・佐々木莉佳子がCanCam専属モデルに仲間入りします!
実に目出度いですね。快挙といっても良いでしょう。
赤文字系ファッション雑誌が好きな私としても嬉しいです。
アンジュルムで「モデル」を肩書きにしているのは、
上國料萌衣さんもいますが、彼女も「ヒルナンデス」の6~7月の水曜レギュラー。
ヘア&メイクアップアーティストのビッグネームとのお仕事もされていて、
頼もしいです。
佐々木莉佳子さんはモデルとしても先輩で、
『ピチレモン』『Seventeen』の専属モデルとしても活躍してきました。
ハローの中では、彼女のダンスに憧れているメンバーも多く、
多くの女性ファンも獲得しています。
スマイレージ3期としての加入から7年、
今では上から数えて2番目の先輩です。
この起用は女性から支持されている、
そして、さらに支持されるであろうと考えているということですので、
今後も、女性の目につくお仕事が増えればと思います。
さて、こちらの話題。
「ワクチン接種しないと退職要求」「職場にチェック表貼り出し」医療従事者の相談、日弁連が公表
私は医療機関が行っている看護学生や潜在看護師向けの研修会など、
仕事でそういったイベントの告知をしてきましたが、
麻疹や風疹などのワクチン接種、
または抗体値陽性が前提のところが多かったと思います。
たとえば、こちら。
看護師・看護学生向けインターンシップのご案内 - 埼玉県立小児医療センター
感染症(麻疹・風疹・水痘・ムンプス)について、抗体値が陽性であること。陰性の場合は一ヶ月以上前にワクチン接種が終了していること。
参加要件にこう書かれてあります。
考えてみてください。自分が何らかの疾患で入院したとして、
自分が細菌やウイルスに対する抵抗力が弱い状態にある時、
そういった感染症に対するリスクのある人に対応してもらいたいですか?
日弁連が会見で挙げた
職場で自分だけが接種しないこととなったが、上司から『もしコロナにかかったらあなたのせいだ』などと言われた
などは問題がありますが、
ワクチン接種をしないと実習を受けさせない。そのため単位を与えられないなどと言われて強制されている
などは、現実問題として、仕方がないと思います。
実習を行う医療機関は、そんな看護学生を受け入れたくはないでしょう。
医療現場で働こうとするのであれば、
新型コロナウイルスのワクチン接種は必須だと考えるべきです。
ワクチンの安全性やその利益と不利益については、自分で調べることもできます。
それを行わないということは、
あるいは合理的な判断ができないということは、
看護師としての資質にも関わります。
これを差別として断じ、接種していない医療者ばかりになり、
クラスターが発生したら、日弁連は責任を取れるのでしょうか。
接種しないのではなく、接種できない人もいます。
そういう人のためにも、まわりの人が接種しておくべきなのですが。
ワクチン接種は任意です。
接種しない人の意志は尊重されるべきですが、
それで、制限されることも少なくないということを知っておくべきです。
以前もお書きしたかもしれませんが、
海外の留学先の教育機関では、麻疹や風疹などの予防接種証明や、
各種抗体検査の結果の証明書が求められることが珍しくありません。
実際にあった例として、
反ワクチンの母親が息子に小児期に必要な各種ワクチンを接種させていませんでした。
留学を夢見ていた彼は、アルバイトを頑張って夢を叶え、
アメリカの大学への留学が決まります。
その直前になって、各種感染症についての証明書が必要なことがわかり、
彼は初めて、自分が予防接種を受けていないことを知ります。
すぐに予防接種したとしても、抗体がつくまでの時間はありません。
結局、彼はその年の留学を諦めることになりました。
彼と母親は不仲となり、1年待って、彼は渡米しました。
おそらく、世界では新型コロナウイルスに対するワクチンでも、
接種証明書、いわゆるワクチンパスポートを求める流れがでてくると思います。
人権だの何だのといっても、それが現実で、
公共の利益のために、許容されていくはずです。
証明書がないと、海外旅行にもいけない、
そんな時代が来るかもしれません。
「体が変わってしまうから」という不合理な理由で、
ワクチンを接種しないことを公言している明石家さんまさんですが、
オーストラリアは、新型コロナウイルスに対し、
厳格な対応をとって、成功してきた国の一つです。
いわゆるインド型変異株の脅威が迫ってきた時には、
「インド・マレーシアからの入国禁止(国民は除く)」とする国が多い中、
オーストラリアでは、
「自国民を含む全ての人のインド・マレーシアからの入国禁止」としていました。
オーストラリアは、ワクチンパスポートを導入する可能性が高いのかもしれせまん。
さんまさんは年末から年始にかけて、
毎年オーストラリアの別荘にいらっしゃるのが恒例です。
もしかすると、今後10年ぐらい、
あるいは永久にオーストラリアに入国できなくなる可能性もあるでしょう。
ただ、さんまさんについては、
村上ショージさんが7月に1回めの接種を予定されていて、
その話が出た時には「どんな感じか教えてくれ」とも仰っていて、
テレビ業界の空気も影響して、接種の可能性はゼロではないかもしれません。
こういう社会的な問題以外でも、
新型コロナウイルス感染症では、後遺症に悩まされている人も多いです。
間質性肺炎で肺組織が線維化し、肺の容積が減少、
咳や息切れに悩まされるなど、
日常生活にも悪影響となります。
そういった不利益も踏まえて、接種について考えていただければと思います。
接種できない人は仕方ありません。
ただ、接種できるのにしない人、
まわりの人が接種しているからリスクが下がる、
集団免疫の恩恵にあずかろうというのは、
身勝手とまではいいませんが、
あまりこの問題を語って欲しくないです。
誰だって、打たずに済むなら、ワクチンなんて打ちたくはないんですよ。