去る22日にファイザー製コミナティを接種してきました。
接種は看護師の方によるものでしたが、接種時は皮膚以外に痛みはなく、
副反応は接種から3時間後に接種部位付近の肩の重さを感じ、
重さを感じる範囲が首から肘までに拡大。
その夜は寝付きが悪かったものの、
発熱はなく、徐々に症状は軽くなっていきました。
何もないと気付いたのは、接種から44時間後のことでした。
世界では、欲しくてもワクチンが手に入らない人たちばかり。
ありがたいことです。
次は9月12日。1回目接種直後に2回目を予約しました。
川瀬巴水「宮島乃廻廊」
さて、吉村大阪府知事が"野戦病院"を設けると発言したようですね。
住之江区・咲洲(さきしま)にある国際展示場のインテックス大阪を想定しているようで、
1000床規模とのこと。
昨年からも「体育館のような大きな施設で大勢の患者を」という意見はあり、
場所の方はだいたいなんとかなるんですが、やはり問題は人員となります。
昨年、中国・武漢から始まったコロナ禍ですが、
当初、中国でこの手法が採られ、中国政府、
というか中国共産党が行ったのが全国での医師や看護師らの徴発でした。
官吏が突然地域の医療機関に現れて、意図も告げずに、
行き先も告げずに彼らを連行していきました。
訳がわからないまま、クルマや飛行機に乗せられ、
降ろされたのが武漢。そこで有無を言わせず働かされることになりました。
彼らの人権の問題に加え、
突然、医師や看護師を失った地域医療の問題もあります。
そうして、抑え込みに成功したのが武漢なのでした。
各国でもこの種の野戦病院的なものが設けられた例は少なくなく、
もちろん、中国のようなやり方ではないんですが、
患者のほうに、そんな所に行きたがらない、
自宅の方がいいという意向が強く、
あまり有効に活用されなかったところがほとんどです。
大阪府のほうではどうなるでしょうか。
ホテルよりも医師らが常駐しているほうがよいケース、
ホテルに入れないケース、
自宅に子どもがいるなど、家族間感染を恐れるケースなどにはよいかと思います。
また、吉村知事は中央区・マイドームおおさかにて、
妊婦とそのパートナーを対象とするのワクチン優先接種を開始するとしました。
日程は9月6日からとのこと。
こちらの寝屋川市では、8月上旬に優先枠を設ける旨のメールが来ていて、
市町村単位では、こういう方針のところが多増えているものの、
今回は府全域を対象に
「一般の1日3000回分とは別に300回分を確保できた」
とのこと。
ワクチンに限らず、妊婦の方が
薬を使用することに不安を感じるのは当然かと思います。
タレントで妊娠中のおのののかさんも
SNSに悩みを書き込んでおられたとのことで、
これに反応したのが、
医師で子どもと家族の健康に関わる教育がご専門の内田舞先生でした。
内田先生は、新型コロナウイルス感染症とワクチンについて、
正しい知識を広めるべく奮闘している組織「こびナビ」のメンバーで、
ご自身も三児の母であり、妊娠中にワクチンを接種されています。
おのののかさんも「正直不安です」…医師が妊婦たちからのワクチンの質問に生回答(内田 舞)- FRaU
詳しい内容はこちらをご覧ください。
妊娠は新型コロナ感染症の重症化リスクとなります。
妊婦が感染し重症化すると、充分な医療が提供された場合でも、
厳しい選択が迫られることになるかもしれません。
医師らは母体の生命を優先し、胎児を早い段階で娩出、
低体重児となる可能性が高くなります。
さらに、胎児を諦めざるをえなくなるかもしれません。
ワクチンの長期的な影響はわからないという意見もありますが、
こちらの記事にあるように、mRNAはとても不安定で、
すぐに壊れてしまいます。
しかし、新型コロナウイルスに感染すれば、ウイルスは長く体内に居座り続け、
増殖を繰り返します。
母体の後遺症も心配されます。
胎児、新生児への影響もわかりません。
赤ちゃんのことを考えるなら、パートナーとともに、
ワクチン接種の一択となるでしょう。
妊婦の感染源の8割はパートナーからだといわれています。
また、ワクチンを接種できない子どもたちを守るには、
まわりの大人が感染しないことを心がけるしかありません。
デルタ株の影響で、当初の見込みとは異なり、
やや感染予防効果が下方修正されたとはいえ、
それでも、ワクチンには高い効果が見込めます。
諸外国の例を見ていると、この感染症で親を亡くした子どもたち、
親や祖父母が子どもを感染させて子どもが亡くなったケース、
そういう事例もあります。
ご賢察をお願いいたします。