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ワクチンでゲームは終わらなくても、ゲームのルールは変えられる

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自民党総裁選が終わり、岸田新政権が始動しました。
告示前の私の考えでは、
高市氏、河野氏、岸田氏、野田氏の順で望ましいと考えていましたが、
いざ総裁選が開幕してみると、
河野氏の政策の曖昧さ、中身のスカスカさが露呈し、
河野氏の期待度は最下位となりました。

高市氏を最も高く評価していたのは、
彼女が「物価上昇率2%達成までは財政規律を考えない」としていたから。
安倍政権となり、黒田日銀総裁が「物価上昇率2%」をコミットしたものの、
今もそれが達成される気配はありません。
岸田氏の場合も、積極的な財政出動を掲げていて、
その評価は実際の政策を見てからでしょう。

岸田氏は昔から財政規律の重要性を訴えていた人で、
おそらく、コロナ禍では経済の立て直しに予算を組むでしょうが、
そう遠くない未来に消費税などで増税があるかと思います。
その点が心配です。

笠松紫浪「浅草観音堂大提灯」


さて、私もコミナティ筋注2回目接種から19日が経過し、
抗体価が高い状態になっているのではないかと思われます。
ファイザーのコミナティについては、
接種から半年間で84%減などという話が出てきました。
この減少を大きく報じているメディアも多かったのですが、
報道で「割合を見た時には数字を」
「数字を見た時には割合を」確認することがセオリーです。
抗体の減少について、まだ一般化して評価するのは困難な段階ではあるものの、
これを以て「効かなくなるじゃないか!」とはいえません。

ものすごく雑な喩えですが、
仮にワクチン接種で「10000」の抗体量が得られ、
これが半年で「100」までに減ってしまうとします。
90%減ということなのですが、
そのウイルスの感染防御能力に必要な抗体量が「50」だとすればどうでしょう?
このワクチンには接種半年後でも、

充分な感染防御能力が期待できることになります。

実際はこんなに単純な話ではなく、
ファイザー製においては、
半年ごとの接種が必要になる可能性もまだあるかと思います。
同じくmRNAワクチンのモデルナ製のほうは、接種時での抗体量が多く、
よって副反応が強く出がちなのですが、
また、ウイルスベクターワクチンのアストラゼネカ製の場合、
接種時での感染防御能力はmRNAワクチンに劣るものの、
抗体量の減少速度が遅いという特長があります。
日が経つにつれ、いろいろなことがわかってきました。

ワクチン接種者が感染するブレイクスルー感染ですが、
仮にワクチン接種者100%の集団がいるとして、
この中の誰かが感染した場合、
ブレイクスルー感染は100%になります。

ワクチン接種後の死亡についても、1回以上接種済みの人が70%を超えた今、
これからは「死者の半数以上がワクチン接種者」となるはずです。
「ワクチン接種者の半数以上が死亡した」との違いに注意です。
単純なことですが、意外とメディアはこれを利用します。
メディアなどの煽り文句に騙されないようにしましょう。

ユーチューブ、新型コロナ含む全ての反ワクチンコンテンツを禁止

 

新型コロナに限らず、反ワクチンコンテンツに対し、
YouTubeはこのような判断をしたようです。
反ワクチンは人を殺しますので、妥当かと思います。
米ニューヨーク州の医療従事者では、
ワクチン未接種の数千人が解雇される可能性がでてきたようで、
ユナイテッド航空では、約600人の接種拒否の職員を解雇します。

フランスでは15日以降、未接種者のみ、
新型コロナの検査が有料になります。

未接種者=反ワクチンではありませんが、

望む望まないにかかわらず、これが現実なのでしょう。
日本では、国や自治体の接種キャンペーンが終盤となっています。
これからも接種は続くのでしょうが、ここ半年間のような、
超積極的な接種態勢ではなくなると思います。
ワクチンは重症化予防、後遺症に苦しむリスク軽減にも貢献します。

私たちはワクチンで、このゲームを終えられると期待していました。
しかし、デルタ株の特性により、ゲームセットにはならないことがわかりました。
ただ、ゲームを終わらせることはできなくても、
ワクチンでゲームのルールは変えられるのです。

これから接種しようとされる方は、
どんな形になっても、接種する機会があれば、
絶対に逃さないようにしてください。

 

 

 

 

 

 


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