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下村氏は名称変更で統一教会に便宜を図ったのか / 新型コロナの解熱市販薬

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相変わらず、テロリストの願いを叶え続けているマスコミですが、
彼らは本当に旧統一教会(以下統一教会)が
日本の政治に影響を与えていたと思っているのでしょうか。
与野党問わず、無節操に彼らの人手をあてにした政治家たちへの批判はともかく、
数からいえば、統一教会なんて弱小宗教団体であるわけです。

信者の数は多めに見ても8万。おそらく買いかぶりの数で、

実働は半分もあるかないか。
この程度の票数で選挙結果は変わらないでしょうし、
政治力を発揮することはないでしょう。

たとえば、先日の参院選を見てみますと、
自民党公認、日本理学療法士連盟の推薦で比例区から出馬し、
再選を目指した小川克巳氏は落選しています。
日本理学療法士連盟の会員数は12万人です。
また、自民党谷垣派に属する園田修光氏も再選を目指し、
比例区から立候補しましたが、落選。
彼は会員9万人の全国老人福祉施設協会からの支援を受けていました。

唯一、統一教会が政治力を発揮したのではないかと疑われているのは、
2015年の名称変更ですが、
宗教法人の名称変更は、当の法人が名称変更申請を行い、
その際、書類などに不備がなければ届け出は受理されることになっています。
許認可ではなく、認証に過ぎません。
当時は下村博文文部科学相だったようですが、
はっきり言って、彼はすぐにデマに飛びつくようなリテラシーのない人物です。
EM菌しかり、空間除菌しかり。しかし、事実は確認する必要があります。
ただ、こんなことを言っている人物もいます。

 

 

もしも、この通りであれば、彼は違法な判断をしたことになります。
しかし、実際には申請前に受理を拒否していたようで、
拒否に対する法的根拠はありません。この時は1997年。
彼についてもはっきり言えば、
文部科学事務次官として、天下りを斡旋し、
さらには、夜の街に出て行っては「学生たちの貧困調査」を行っていました。
なぜか女子限定の調査で、調査報告書は存在しません。
そして、彼が「調査」のために通っていた店が、
売春の嫌疑で警視庁の取り調べを受けることになります。

彼が天下りスキャンダルで辞任することになった際、
メディアは袋だたきにしたわけですが、
モリカケなどで彼が政権批判を始めるようになると、
手のひらを返して、彼を糾弾していたマスコミは、
彼の一言一句を無批判で真実かのように扱い、彼を持ち上げるようになりました。

1997年の件で「申請させなかった」とすれば、

統一教会が行政訴訟を起こせば、国が負けることになりそうです。

問題の名称変更は2015年ですので、既に申請されている状態であれば、
大臣としては、拒否する理由がないことになります。
手心を加えたくても、法律上、加える必要がないのです。

安倍政権でいえば、第一次の2007年に消費者契約法が改正され、
第二次の2017年に霊感商法に関する商取引で取消権を法制化しています。
実際に霊感商法による被害は減少、
統一教会による霊感商法被害も減少。
法整備以前に、統一教会自体が力を失ってきた影響が大きいとは思いますが、
日本の政治が統一教会に牛耳られているなんてことはないのです。
ただ、2017年の法案の不備を修正させたのは、
当時の野党の力が大きいかと思います。


土屋光逸「瀬戸内海 明石の港」



さて、最大のコロナ禍となったわけですが、
医師ら現場の方々で気になるのは、
少し前から、念のためにいくつかの品々を買い込んだケースが見られることです。

共通しているのは、ゼリー飲料などの栄養補給食品と、

経口補水液(ORS)、

 

 

 

 

 

あとはアセトアミノフェン、
好みによっては、アイスクリームなどが入っている場合も。

自分が感染した時に備えて、自宅に籠もるための品々なのでしょう。

新型コロナ感染症による発熱に対し使用できる解熱剤は、
アセトアミノフェンとイブプロフェンです。
ロキソプロフェン(商品名ロキソニン)も使用でき、効果が高いですが、
逆に症状が見えなくなり、受診が遅れる可能性が懸念されます。

この第7波で、診療の現場でカロナールが大量に処方された影響で、
出荷調整になるという報道があり、
カロナールはあらゆる鎮痛、解熱に使用されてきただけに、
現場はほかの後発医薬品での対応を検討しています。

 

 

カロナールは処方薬ですが、
アセトアミノフェンを主剤とする一般用医薬品で代用でき、
ドラッグストアなどで購入できます。
ワクチン接種の時に、アセトアミノフェンの「タイレノールA」を購入したのですが、

 

 


今回も一箱買っておこうと見てみたら、売り切れでした。

(なおタイレノールAは15歳未満使用禁止)
そして、買ってきたのがこちら。



商品名よりも成分の「アセトアミノフェン」の文字が大きく、
面白いので買ってきました。

バファリンが複雑で、
「バファリンプレミアムDX」「バファリンプレミアム」「バファリンルナi」が
イブプロフェン+アセトアミノフェンで、

 

 

 

 

「バファリンA」はアセチルサリチル酸なので使わないほうが賢明です。
「バファリンルナJ」「小児用バファリンCII」「小児用バファリンチュアブル」が
アセトアミノフェンの解熱鎮痛剤ですので使用できます。

 

 

 

 

「ロキソニン」は第1類医薬品ですが、ほかは第2類医薬品となります。

発熱外来が大変なことになっている現状はご存じかと思いますが、
3回以上のワクチン接種を済ませている場合、重症化リスクは低くなりますが、
40度前後の発熱で「軽症」になることはありえます。
実際のところ、今、症状があって発熱外来に行ったとしても、
発熱や倦怠感、咳、鼻汁、咽頭痛などの上気道症状だけであれば、
カロナールなどが処方されて、帰されることがほとんどかと思います。


ワクチン3回接種済みで、

38度前後であれば、自宅で大人しくするのも一つの考え方でしょう。

そして、先日、日本が「1週間における感染者数世界一」という報道がありましたが、
ろくに検査していない国も多く、

感染がどの程度広がっているかわからない状況です。
空港で海外便に搭乗するため検査待ちしている人の多くが

日本人だったという話もあります。
カナダでは、小児科の受診に5時間待ちなんていう話も聞きますし、
見えている数は参考にならないでしょう。

比較的実数が見えているのは、ニュージーランドとオーストラリアでしょうか。
人口あたりの感染者数が大きいのがこの2国で、
特に人口あたりの死者数で厳しい状況にあるのが

ニュージーランドではないかと思います。


善戦しているのがポルトガルで、高齢者はもちろん、

子どもへのワクチン接種率も日本より高いです。

半月ほど前のデータですが、
15~17歳の85.2%、10~14歳の71.8%、5~9歳の30.2%が接種済です。


今、日本は夏休みで子どもたちが一堂に集まることが少なくなっています。
この第7波が収束を見せるのは、8月末から9月上旬と予測する専門家も多く、
そうだとしても、新学期の学校で感染拡大する可能性があります。
5歳以上の子どもに対し、まずは1回目を、接種するべきかと思います。
子ども用のワクチンは、有効成分が少量で、
副反応が少ない、小さい傾向にあります。

 

 


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