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XBB.1.5はクラーケン? NYなどで急拡大 CDCが警鐘を鳴らす

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アメリカ東部で新型コロナウイルスXBB.1.5が拡大しています。
ニューヨークの入院患者のうち、75%がXBB.1.5のようです。
強力な伝播性で感染を拡大させてきたBA.5がBQ.1などに置き換わり、
続いてXBB.1.5が席捲しようとしています。

オミクロン系統からBA.2が生まれ、
その中からXBB、XBB.1、そして、XBB.1.5に派生しました。
SNSなどではXBBはグリフォン、XBB.1はヒポグリフ、
XBB.1.5では、クラーケンという通称が見られます。
これまではギリシャ神話を由来とする怪物たちの名前でしたが、
ここへ来てなぜか北欧の海の怪物です。
船を包み込むような巨大なタコ、あるいはイカとされます。

これは「ArcheAge」というゲームの映像らしいです。

 

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、
いずれ全米の感染者の40%がXBB.1.5になる可能性を指摘。
警戒するよう警告しています。

そして「あなた自身」「あなたのコミュニティ」
「私たちの病院」を守るために、役割を果たしてほしいとしています。
具体的には、
・ワクチンの最新情報
・大きな集まりの参加前の検査
・感染拡大リスクが高い場所、地域にいる場合のマスクの着用
を挙げています。

今も苦労しているBA.5が

地域によっては、駆逐されつつあるということですから、
かなりの広がりやすさがあると考えてよいでしょう。
一方、感染者の症状についてはまだ分析中で、
こればっかりは比較的軽いものであることを願うしかありません。

 

 

リアルタイムでは、27.6%ということで、
XBB.1.5の中心地はニューヨークやニューイングランドあたりではあるものの、
アメリカ、カナダはもちろん、ヨーロッパ各国、
インド、中国、オーストラリアなどで確認されています。
とはいえ、まともに検査・報告しない国が増えていますので、
アメリカ東部が震源地とは言い切れないかもしれません。

日本でも一度感染した方が多くなっているかと思いますが、
再感染の可能性も充分すぎるほどあり、
その場合、初めての感染よりも重症化、後遺症のリスクが上がるとされています。
小児についてはデータを見つけられませんでしたが、
警戒は必要です。


国内で見えている数字においては、
感染者数で第7波よりはまだ少ないですが、
死者数はコロナ禍3年で既に最大となっています。

感染者数についても、全数把握ができていないため、

既に超えている可能性が高いです。


社会を止めない、経済を回したいなら尚のこと
感染拡大を防ぐ取り組みを緩めるべきではないと考えます。

山岸主計「異郷の同胞」



 


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