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大阪と奈良 自民自滅で維新勝利の自明 / ついにXBB系統が7割超え

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統一地方選挙後半戦も明日投開票ですが、
まあ、大阪府知事選、府会議員選挙が酷いものでした。
自民が再び返り咲こうとしていたようなのですが、
結果は知事選、府会議員選でも大惨敗。
投開票日を待つまでもなく、結果はわかりきっていました。

私は府知事選において、現職に投票しました。
維新支持者ではありませんが、ほかに選択肢はありませんでしたから。
大阪自民が掲げたことといえば、まずは「反カジノ」ですが、
出してきたのがまさかのディズニーリゾート。
国政での立民よりもクソなんじゃないかと思います。

USJ誘致の際に、競合する施設を誘致しないとの契約があり、
そんなことぐらいわかっていそうなのに、
わかっていないとすれば、それはそれでクソなのですが、
USJ撤退、または巨額の違約金を支払う覚悟はあるのでしょうか。
しかも、その選択権はUSJにあります。

 

 

 

 

街中にポスターを貼りまくっておいて、
知らぬ顔を続けているのもクソです。

これは反維新共通ですが、IRの計画を止めるということは、
既に進行しているプロジェクトを止めるということであり、
企業連合に参画している各社は、
大阪府などに対し、損害賠償請求を行うことが可能になります。
超巨大プロジェクトだけに、その額がどれぐらいになるのか、
想像もつきません。その覚悟はあるのでしょうか。

大阪湾の夢洲は、1970年代から埋め立てられた人工島で、
ニュータウン構想などがあったものの、バブル崩壊で頓挫、
オリンピック誘致にも失敗し、巨大な負の遺産であり続けました。
その責任の全てを大阪自民に求めるつもりはありませんが、
有効利用について、提案ぐらいはしてもらいたいものです。
それがまさかのディズニーなのですから、あきれるしかありません。

現実には、コロナ禍で世界が変わり、
建築資材などのコストが大幅に上がってしまっています。
軟弱な地盤の問題もあります。
不安は山ほどあるのですが、だからこそ、維新以外の考えも必要なのに。

さらに、府議団が支援した谷口真由美なんて、
保守層から忌み嫌われている人物。
安倍氏への憎悪をまき散らしている天下り斡旋の前川喜平を有り難がる人物で、
谷口自身もそういう人です。
これで、票が集まると思ったのでしょうか。
自民党支持者ですら、投票したくないでしょう。
こんな体たらく。自滅しても当然の選挙でした。

これで勝てると本気で考えていたのか、

責任者に質問したいです。

奈良県知事選も自民の自爆ですね。
こちらは、自滅というよりも、あえて中央が自死を選んだというべきでしょうか。
高市氏が推す候補と現職との調整ができず、
維新に知事職の座を明け渡しました。
確約もないのに現職勇退前提で事を進めてきた高市氏の暴走なのですが、
総務省メール騒動で彼女を守ろうとする人が出てこなかったあたりを見ても、
高市氏が推す新人を勝たせるぐらいならと、
あえて、自民の中央が放置したように見えます。
これは松井前大阪市長が指摘するように、
維新候補の勝利というよりも、漁父の利にすぎません。


山本昇雲「子供風俗画帖 子供あそび まゝこと」


さて、日本でも新型コロナで、
オミクロンのXBB系統が増えています。

 


 

東京都のデータで、XBB系統は2月で3.9%、
3月で39.3%、4月は20日時点で71%にも増加。
アメリカなどでは、ほとんどがXBB系統ですので、
日本もそのようになるのでしょう。
残念ながら、既感染者も従来ワクチン接種者も
XBB系統に対する感染予防効果は低くなります。

幸いなことに、2価ワクチンはある程度効果があると考えられています。
日常を取り戻すためにも、接種を考えてください。
ただ、日本ではオミクロンの感染者が
国民の4割ほどしかないと考えられていて、
諸外国でのデータ、50%前後の感染予防効果よりは、
少し低くなる可能性があります。

5月8日以降は5類感染症となり、
国と自治体の対応が変わります。
特に心配なのが、トンデモ専門家をブレーンに抱える静岡県と、
発熱外来を続けてきた医療機関に公文書で
「発熱外来をやめるなら理由を報告しろ。でないと公表する」
と脅してきた千葉県でしょうか。
ちなみに、千葉県は発熱外来の数が全国ワーストです。
知事がそういう人ですから。

一方、鳥取県では5類移行後も対策本部を継続、
平井伸治知事は鳥取県版CDCを設置することにしたようです。

 

 

後遺症が懸念される感染症でもあります。

 


今のところ、感染は免疫系、循環器系、神経系への影響が確認されています。
子どものワクチンについて、国の発信の仕方では、
「打たなくて良いなら打たせたくない」となりがちですが、

 


こちらをご覧になった上で、ご判断をお願いいたします。
市中にあふれる感染者に囲まれるリスクを考えるべきかと思います。
大人には子どもを守る選択が必要です。

 

 


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