相変わらず、立憲民主党が政党の体をなしていません。
入管法改正では、立民議員が粘って、
修正案でなんとか前進というところまで来てたようですが、
土壇場になって、ひっくり返したそうです。
自党が決めたことも突き通せないのでしょう。
下関では、立民・有田芳生が衆議院議員補欠選挙の選挙演説で
「この下関って統一教会の聖地なんです。聖なる土地なんです」
と発言し、それを党のTwitter公式アカウントが喜喜として紹介、
地域差別だと猛批判を浴びて、慌てて削除しました。
以後、公式は謝罪も説明もありませんが、
「消せば増える」の法則により、拡散されています。
すると、有田は
「下関を聖地だと言っているのは統一教会」
と言い出しました。
そして、統一教会が
下関は聖地ではないと否定。
すると、有田の発言を支持していた連中は
「統一教会の言うことを信じるなんて」
と批判するのです。
そもそも統一教会が「下関を聖地だと言っていた」から始まっていて、
それなのに統一教会の「下関は聖地ではない」は否定する。
判断基準に一貫性がありません。
自分に都合がいい言葉だけをピックアップしているのです。
衆院補選の選挙結果は、
自民の吉田真次候補が42,860票で、有田は22,930票とかなりの善戦。
選挙後、有田は
「元々この選挙には勝てないと分かっていた」
と発言。選挙に対する侮辱です。
もしも、勝つ気で
「下関って統一教会の聖地」なんていう
下関に対する呪いの言葉がなければ、
勝つ可能性もあったのではないでしょうか。
入管法改正を阻止したい、
または、再改正したいのであれば、
議席を増やすしかありません。
しかし、やっていることは、特定の地域に呪いをかけることだけ。
その地域の有権者に呪いをかけたわけです。
「下関には縁が薄い私ではございますが、
これからは下関の皆様のために
下関の代表として粉骨砕身頑張らせてください」
と、なぜ言えなかったのでしょうか。
ただ、故安倍氏の山口で立候補し、
メディアに採り上げてもらいたかっただけなのです。
そもそも、統一教会なんて、争点でもなんでもなく、
下関の人たちにはどーでもいいことです。
選挙を愚弄したために、勝てる可能性をドブに捨てたわけです。
こんな有田と党の愚行を有り難がる少数の連中を大切にしている限り、
社会党と同じ末路を辿ることでしょう。
吉田博「タジマハルの朝霧 第五」
さて、WHOがオミクロン系統のXBB.1.16について、
注目すべき変異株(VOI)に指定し、監視を強化しました。
特にインドで広く流行しているようで、
幸いなことに、有害性がオミクロンより強いという情報はありません。
ただ、ワクチンの効果が薄くなるなど、
免疫逃避の特性がより強くなっています。
世界の流行地で多いのは、XXB1.5が流行していない地域で、
日本ではXXB1.5が増加中ですが、
海外との往来が増えるゴールデンウィーク後、
どうなるのでしょうか。
既に蔓延しているとの主張もありますが、はたして。
現時点でXBB.1.16の特徴とされるのは、
乳児の感染例が多い、乳児に結膜炎など結膜に症状、
生後13日の新生児の感染例も。
39度を超えるような高熱は少ないが有症状者のほぼ全てが発熱、
呼吸器症状が多いといったあたり。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2023.04.18.23288715v1.full.pdf
XBB.1.16やXXB1.5に限らず、世界で入院患者数や死者数が増えていて、
特に顕著なのがイタリア、スペイン、デンマーク、フィンランド、
インド、シンガポール、アイルランド、インドネシア、
クロアチア、イラン、ペルーといったあたり。
そのうちでインド、イラン、スペインあたりは急増といえるでしょう。
とりあえず、オミクロン対応2価ワクチンの規定回数の接種と、
密となるところではマスクの着用は必要ではないかと思います。
ワクチンのニュースとしましてはこちら。
アメリカの製薬企業「アークトゥルス・セラピューティクス」が開発した
新ワクチンなのですが、
これを明治グループの製薬会社「Meiji Seika ファルマ」が
国内で製造販売できるよう承認申請したとのこと。
ARCT-154という開発コードのmRNAワクチンで、
特にレプリコンワクチンと呼ばれるものらしいです。
少ない接種量で高い持続性が得られるとしていて、
既に日本国内での追加免疫として第3相臨床試験を実施、
2月に登録を完了しているとのこと。
詳報に期待したいです。
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2023/detail/pdf/230428_01.pdf
ゴールデンウィーク突入です。
再感染は入院リスク、死亡リスクを上げることがわかっています。
特に一度、感染で重症になった方、
もともと重症化リスクの高い方はお気を付けください。
