6月21日に竹内朱莉さんがアンジュルムを卒業されました。
スマイレージにサブメンバーとして加入したのは2011年のこと。
彼女のデビュー曲となったのがこの「タチアガール」でした。
この並びが、苦難が始まることを予告していたわけです。
初期メンバー4人+新メンバー5人でのスタートだったはずが、
急に初期メンバーが3人になってしまい、
こんな歪な並びになってしまいました。
前が3人ですと、後ろのサブメンバーの立ち位置が中途半端になって、
2人立たなくてはならない場所が出てきてしまいます。
その後も含めて、半年あまりの間に9-8-7-6人とメンバーが減り、
「ライブハウスも埋まらない」と言われ、
事務所からも忘れられそうな状況に。
2014年にアンジュルムとなり、
「レッド」だったメンバーカラーは、
アンジュルムになると「ブルー」に変更。
アイドルグループで赤は特別な色ですから、
赤剥奪という見方もありました。
アンジュルムとしては新規のファンを獲得、
2代目リーダーに就任した竹内さんでしたが、
就任から8か月の間に4人が卒業するという時期もあります。
それでも、新たなチームを作り上げ、
竹内さんは横浜アリーナ公演を成功させるまでになりました。
12000人を集客しましたが、
ファンの間では、チケットを取れなかった人が多数。
立ち見チケットが売られました。
テレビ中継、日本全国、台湾、香港でパブリック・ビューイング、
横アリでも小さすぎる小屋だったのでしょう。
「ライブハウスも埋まらない」と言われた竹内さんの大逆転劇でした。
21日のドレスは、スマイレージ時代を思わせるチェック。
カラーは各時代を象徴する赤と青というもの。
コロナ禍の中、全員欠けることなく、
この興行を成功させたことが何より嬉しいです。
おそらく、来週水曜には以下のチャンネルで、
何かしらの動画が公開されるかと思います。
ぜひ、ごらんください。
フリッツ・カペラリ「Children at the Fair」
さて、医療が逼迫しているところが増えてきました。
新型コロナ感染症では、特に沖縄は酷く、
今年年初に見られた流行を超えています。
医療崩壊が見えているといえそうです。
救急受け入れ停止が相次ぎ、政府が入院調整を放棄したために、
患者が特定の医療機関に押し寄せる事態も。
これに、小児科などではヘルパンギーナ、RSなどの患者が増えていて、
全国的に厳しい状況になりつつあります。
20日にNHKが「免疫力アップにはヨーグルトを」みたいな内容を放送したらしく、
これがその記事らしいですが、今はその部分は削除されているようです。
当時のスクリーンショットを見ますと、
いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長の弁らしく、
「腸内環境」を整えることが重要だという主張です。
「腸内環境」を整えることの意義は否定しませんが、
じゃあ、ヨーグルトの摂取量の多い国は、
新型コロナ感染症に対して強かったのかということになります。
1人あたりの消費量で見ますと、
多いのはオランダ、スイス、フィンランドがベスト3のようです。
オランダでは、現時点で約22000人の新型コロナ感染症による死者が確認されていて、
オランダの人口は日本の15%程度。
日本は5類移行前で、74000人あまり。
死者数は日本の30%弱です。
ヨーグルト、効いてますか?
くどくなりますが、「免疫力」という言葉は本当に要注意です。
漫画・アニメ『ドラゴンボール』で戦闘民族サイヤ人ラディッツが地球にやって来た時、
スカウターなるヘッドマウントディスプレイのような装置を通して、
地球の農夫を見つつ「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」と嘲ります。
ラディッツの「戦闘力」は1500らしく、
主人公・孫悟空の当時の「戦闘力」は416のようです。
やがて、フリーザ最終形態、1億2000万、
スーパーサイヤ人悟空、1億5000万というインフレになるのですが、
免疫機能はこんな「戦闘力」のような単純なものではないのです。
新型コロナ感染症においては、
ウイルスそのものの害に加え、暴れ回る自身の免疫との戦いがあります。
特に療養が長くなると、後者の傾向が強くなるわけです。
「免疫力」とは何を指すのか、
この言葉を使う人の多くは、「戦闘力」のようなイメージか、
その意味を定義しないまま使用しているのでしょう。
ちなみに、明治の製品の影響でヨーグルトのイメージが強いブルガリアですが、
ブルガリアは日本の5倍ほどのヨーグルトを摂っているようです。
死者は約3700人、人口は688万人ほどということで、
人口比ではだいたい同程度の人が亡くなっています。
ただ、超過死亡者数がかなり多く
カウントされていない死者が相当数あるのではないかとされます。