世間はジャニーズ事務所の記者会見でもちきりですが、
東国原英夫さんが「メディアの方たちも同罪ですよ」と仰ったそうで、
まさしくその通りだと思うんですよね。
『光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』が出されたのは1988年で、
芸能界、マスコミはこれを知らないはずはなく、
その後もそういう噂は続いていたはず。
ジャニーズ事務所という力の前に、沈黙を続けていたのでしょう。
ジャニーズ事務所の力により利益を得ていたのです。
ただ、東国原さんとて、完全な無謬かといえば、
芸能界の人として、知らぬ顔を決め込んでいたのでしょうから、
他人事ではないかと思います。
私はジャニーズアイドルを追いかけたことはありませんが、
「必殺仕事人」シリーズでは東山さんを見続けていて、
あらゆるテレビ番組にジャニーズアイドルは出ていますので、
視聴時に、この問題について頭をよぎらなかったという点で、
私も無罪ではないのでしょう。
その東山紀之さんが芸能界の表舞台から身を引き、
新社長に就任されるとか。
藤島ジュリー景子代表取締役社長が社長職から降りるものの、
代表権は維持するようです。
株式の全てを保有していると聞きますので、
この状況で社長に就かれる東山さんはたいへんだと思いますが、
ジュリー氏の今後については看過できない問題があろうかと思います。
社名については、加害者の名を冠したままではいけないでしょう。
以前、NGT48の問題の時に、
親は娘を事務所に預けているわけで
事務所はその期待に応える義務があります。
それは売れる売れない以前に果たさなければならない義務です。
もしも、自分を守ってくれないような事務所だと感じたなら、
メンバーは何をさておいても、
逃げ出したほうがいいと思います。
とお書きしました。
本来であれば、「娘」ではなく「子」と書くべきだったのでしょう。
守る守らない以前に、加害するような事務所なんて、
あってはならないはずなのです。
自分の姪っ子をアイドルにするならスタダかアップフロントかアミューズに入れたい
という吉田豪さんの言葉もご紹介しました。
アイドルを目指すお子さんがいらっしゃいましたら、
事務所の見極めを誤らないようにしてください。
ヘレン・ハイド「あいさつ」
2021年11月にアンジュルムを卒業された笠原桃奈さんが
再び表舞台に立とうと奮闘されています。
現在、グローバルガールズグループを作るべく、
一般の投票にるオーディション「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」が行われ、
そこに参加されているようです。
卒業前からK-POPへの憧れを口にされていて、
そこを目標にされての卒業でしたから、
その道を進まれていることを嬉しく思います。
私から見れば、見事のダンスなのですが、
プロの目からだとどうなのかと思いましたら、
私たち素人が見逃すような部分を絶賛されていて
お眼鏡に適うダンスのようで、安心しました。
12歳でアンジュルムに抜擢され、アンジュルムの先輩たちに向かって
「この人たち頭がおかしい」との名言を残した笠原さんも来月に20歳になられます。
今後の彼女にも注目したいと思います。
私にとっては、彼女は今も群像劇「アンジュルム」の一員なのです。
アップフロントは実に面白い事務所で、
元所属タレントのよそでの活躍を喜んでいるようにも見えます。
モーニング娘。OGの中には、
卒業後にAKB系列のオーディションを受けた人もいるのですが、
そういう人もハローやモーニングの節目のステージに上げています。
芸能界の常識的には、裏切りとされるのでしょうが、
ジャニーズやナベプロなどとは真逆の価値観があるようです。
笠原さんが夢を叶えられ、先方が許すならば、
鞘師里保さんのように、今のメンバーたちとの共演を見たいものです。
さて、現在、新型コロナウイルスに対するワクチン接種は、
特例臨時接種として、公費により無料で接種可能となっています。
その期限が2023年3月末ということで、
その後について、65歳以上の高齢者など重症化リスクの高い人には、
年に1回、秋から冬の間に行う方向で調整しているとの報道です。
年1回でいいとする根拠が全く不明なのですが、
間違いなく、財務省の意向でしょう。
このままでは、インフルエンザワクチンと同じ扱いになり、
多くの65歳未満のワクチンは有料となります。
しかし、予防にお金をかけるほうが
国の医療費の支出は少なくなるはずなのですが。
アメリカでの研究では、感染者の11%に何らかの後遺症が確認されています。
これまでも10%前後とする数字が出ていましたので、矛盾はありません。
高齢者であれば後遺症により持病が悪化するリスクがあります。
しかし、データだけを見ると、高齢者はその下の世代よりも
後遺症が見られる人の割合は低く、
これは高齢者のほうがワクチンを含めた対策を行っている可能性が考えられます。
全身の臓器の中で、このウイルスの影響を受けない臓器はないとしていて、
子どもだから大丈夫ということもありません。
この感染症が5類扱いになって以降、
マスコミはジャニーズの性加害問題と同様に、
まるで報じてはいけないかのようになっています。
どれだけ救急車が来なくても、
搬送先が見つからなくても、看てもらえなくても
こんな風に文句を垂れる人はいるものの、
現実には興味がないようです。
第9波は高止まりを続けていて、
既に第8波を超えている地域も。
全国的に見れば、第8波を超える大波となるかもしれません。
赤で表示されているのが5つ以上学級閉鎖が起きている都府県です。
こんなことは、報じられません。
新学期が始まったばかりでこの有様。
「子どもたちをマスクから解放しよう」などと言い続けた結果がこれです。
子どもたちから学習の機会を奪い、友だちとの貴重な時間を奪いました。
その中には受験に悪影響となる子もいることでしょう。
後遺症で勉強や試験どころではない子も出てくることでしょう。
上記は複数回感染した人のほうが
入院率、死亡率が高いという論文です。
感染で免疫ができたから大丈夫、
ワクチン+感染でハイブリッド免疫があるから大丈夫なんてことはありません。
少しだけ安心できるお話を少し。
秋から接種可能になるXBB.1.5対応ワクチンですが、
モデルナとファイザーは警戒されているBA.2.86についても
強い免疫反応を示したとしています。