2009年と2011年にTBS系にて放映されていた
「JIN -仁-」と続篇「JIN -仁- 完結編」がTVerにて配信中です。
昨年の今頃にも配信されていたような気がします。
かつては地上波で当たり前に行われていた「再放送」が激減し、
ワイドショーだかニュースだかよくわからない番組が増え、
古いドラマが放送されなくなりました。
TVerの最大の価値はここにあると思っているのですが、
その告知があるわけでもなく、非常に探しづらいです。
(PCの場合)"さがす"→"ドラマ"に「JIN -仁-」はなく、
"TBS系"にも「JIN -仁-」はありません。
"さがす"→"過去人気番組特集"にも古いドラマはありますが、
ここにもありません。
実際には、"さがす"→"名作ドラマ特集"に置かれています。
この配置の基準が作品ごとにバラバラなので、
なんとかわかりやすくしてもらいたいと思います。
「JIN -仁-」の配信期間にも問題があって、
「JIN -仁-」「JIN -仁- 完結編」が同時配信ですから、
#1:12月1日(金)12:00~1月2日(火)20:59
#2‐4:12月1日(金)12:00~12月12日(火)11:59
#5:12月1日(金)12:00~12月23日(土)11:59
#6,7:12月12日(火)12:00~12月23日(土)11:59
#8:12月12日(火)12:00~1月2日(火)20:59
#9‐11:12月23日(土)12:00~1月2日(火)20:59
「JIN -仁-」「JIN -仁- 完結編」の両方が
このスケジュールになっています。
普通、放送順、ストーリーに沿って見ると思いますが、
12月12日に続篇の4話まで見ておかないと、
いけないことになるのです。
私はディスクで持っているのでいいのですが、
ご覧になる場合はご注意ください。
山川秀峰「婦女四題 雪もよひ」
既にお書きしたように、世界ではマイコプラズマ肺炎が増えています。
中国や韓国が話題ですが、ヨーロッパでも拡大中です。
こちらはミネソタ大学感染症研究センターが
デンマークでの流行を報告しています。
マイコプラズマが原因かはわかりませんが、
オランダでも小児肺炎が急増しています。
日本でも拡大する可能性が高いのでしょう。
急拡大した原因として考えられるのは、
コロナ禍で強力な感染予防策が採られ、
新型コロナウイルス以外の病原体にも接する機会が激減したことでしょうか。
特に中国でマイコプラズマ肺炎が多いとされるのは、
あの国がゼロコロナを強行してきたからだといえます。
日本はそこまでの対策ではありませんでしたので、
中国ほどではないと思うのですが、
何しろ、薬がありません。
特に抗生物質の問題は深刻で、
やはり、耐性を持っているタイプが多いようです。
この抗生物質は効かないので、
こちらを使おうというふうに、対応するのですが、
薬不足の今、それができないケースが増えるのではないでしょうか。
もう一つ、患者が増えている原因として考えられるのが、
新型コロナウイルス感染による免疫の撹乱です。
これは2020年から既に言われていて、
以後、基礎研究と臨床研究の両面から積み上がってきています。
新型コロナウイルスの感染歴があると、
ほかの感染症にかかりやすくなる、
あるいは症状が出やすい、重くなりやすい可能性があります。
中国で増えているのは、マイコプラズマのほか、
風邪の原因となるアデノウイルス、ライノウイルス、
RSウイルスなどが確認されていて、
これらが一気に拡大したというのも、
免疫がダメージを受けているからかもしれません。
日本のインフルエンザの急拡大も、
主原因はインフルエンザウイルスに曝露する機会が減っていたからでしょうが、
新型コロナウイルス感染の影響もあると考えられます。
オーストラリアのカービー研究所の研究者は、
Some research suggests SARS-CoV-2 may also result in immune dysfunction after the infection, which may explain the unexpected rise of other infections, including streptococcal infections and Mycoplasma, since the pandemic.
と述べていて、パンデミック以降における
連鎖球菌感染症やマイコプラズマなど、
ほかの感染症の予期せぬ増加が説明できる可能性を示唆しています。
新型コロナの最も厄介な点は、
これが血管、血液に深く関わっている点ではないかと思います。
だから、呼吸器疾患でありながら、
循環器系、神経系、免疫系にダメージを与えるのです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10582888/
アメリカ国立衛生研究所国立医学図書館のサイトですが、
新型コロナに感染したことがある小児は、
RSウイルス感染症のリスクが40%ほど高いとしています。
新型コロナ以前にも、
麻疹ウイルス感染で免疫の記録が変化するといわれたことがあり、
新型コロナはより深刻なのではないかと思います。
あと、全く別の話ですが、先月ぐらいから
韓国などでトコジラミが大量に発生しているというニュースがあり、
どうやら、それ以前から欧米などでも問題になっていたようで、
日本でも過去最高とのことです。
もしも、医療機関でトコジラミが発生した場合、
たいへんなことになるかもしれません。