新型コロナ感染症の治療のために
自己判断で服用したイベルメクチン製剤19種類について、
その全てで医薬品と呼べる品質基準に適合しておらず、
有効成分が少ない、細菌に汚染されているなど、
ほかの病原体も確認されたとのことです。
イベルメクチンは駆虫薬として極めて優秀なのでしょうが、
新型コロナ感染症には効果がないことがわかっています。
この事実を陰謀論者は、
「メーカーを儲けさせるため、安いイベルメクチンの効果を認めない」
と考えています。中には予防目的で服用する人も。
海外からの輸入に頼る人もいて、代行業者もいます。
しかし、これが実態です。
リンクは貼りませんが、日本向けイベルメクチンを製造している企業に
「CRSST PHARMA」と名乗っている製薬メーカーがあるらしいのですが、
同じ代表者が「WIZEPHARMACY」というメーカーの代表者です。
Kamal Vijayvargiyaという名前らしいです。
いずれもインドの企業ということですが、
製薬というよりも不動産業、広告業、コンサルティング業などを
やっているらしいです。
で、この代表者がこの人です。
ここでは医薬品輸入代行会社「ヘルスアンドビューティー」社長ですね。
2019年に薬機法違反で逮捕されています。
どこでどのように製造されたのかもわからない、
そんなものを口に入れるなんて全く信じられません。
先月ぐらいから「大麻グミ」と呼ばれる
合成カンナビノイド「HHCH」を含む"菓子"が問題となっていました。
これも、どこでどのように作られたわからないものです。
合成麻薬なんかもそうですが、
出所を明らかにする必要がないため、
製造者は独自の判断で原料を変えることができます。
「今度はこれを入れてみよう」ということができるのです。
日本などの闇市場は、そういったモノの実験場になっていて、
依存性がある成分や容量が決められていきます。
もしも死んでしまったら「ああ、死んだか」なのでしょう。
「次は死なない程度にしたほうがいいかな」と思う程度です。
安全性が確認されていないイベルメクチンも、
業者は責任を取ってくれません。
医薬品として認められているもので、
適正に使用したにもかかわらず、悪影響が出た場合には、
医薬品副作用被害救済制度で、
医療費や年金などの給付が受けられますが、
当然、個人輸入の医薬品は対象外です。
怪しげなモノを口に入れない、
よくわからない薬を使わないのは当然なのです。
ジョシュア・ローム「Winter Storm - Fuyu no Arashi」
政権の肝ともいえる官房長官が更迭されるとのこと。
問題の政治資金パーティーについては、
収支報告に記載していないことが法令違反ですので、
これは現行法で対応できます。
キックバックについて、違法の部分があれば、
対応すればいいだけの話です。
あとは、消費税がかからないという点も問題。
この問題については、野党が足並み揃えて黙っていることを見ても、
政界の実態がわかります。
立憲民主党の安住淳国対委員長が自民批判を始めていたのですが、
自身も同じことをしていて、急に黙りました。
おなじみのブーメラン。そういう話です。
もしも、政治資金としてパーティー券の収入が必要であるなら、
デジタル決済にするなど、明朗会計にすればいいだけの話で、
それをしたがらないのは、そうなっては困るからです。
いずれにせよ、岸田政権は限界を迎えたか、
限界間近というところでしょう。
我が国の主権は国民ではなく、財務省にあるのです。
財務省の倒閣の動きは、かなり本気のようです。
元々、宏池会の岸田派は「財務省の手先」と揶揄されるほど、
財務省と親和性が高かったのですが、
岸田政権が減税を言い出したとたんに、
数多の情報がリークされる、実にあからさまです。
岸田政権がダメ、影響が党全体に及んでいるため自民もダメ。
かつての民主党は、ハッタリでも国民に夢を見せていたため、
政権交代が実現しましたが、
下野してからは夢を見せる気さえない有様。
自公維国で連携、連立政権もあるのでしょうか。
維新や国民は政権との距離を慎重に考える必要があるでしょう。
公明は池田大作氏死去がどう関係してくるか、
自民が統一教会信者を有り難がった最大の理由は、
選挙運動員を手弁当でやってくれるからで、
創価学会員も、選挙で有り難がられていました。
これが今後も期待できるのかどうか。
内外で問題山積の中、政界は混沌へと向かいそうです。