Quantcast
Channel: テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2031

WHO VOI(注目すべき変異株)にJN.1を追加 / 新型コロナ・インフル長期的影響の比較

$
0
0

元アンジュルムの笠原桃奈さんが
サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』
ファイナルにおいて、2位に約40万票もの差で、
ぶっちぎりトップを獲得。
新グループ「ME:I」のデビュー曲センターの座を射止めました。

組織票だとか何とか言われましたが、
残念ながら、ハローのファンはそこまでの力はないでしょう。

Xを眺めていて、嬉しかったのは
「桃奈のことを初めて知って、過去の映像を漁っていて、
 気がついたらアンジュルムの知らない人の卒コンで泣いていた」
というような人も多かったこと。

そういう人たちに支えられた1位ではないかと思います。

 


そして、彼女自身のトップが発表された時は凛としていたのに、
オーディションで得た仲間が
最後の最後に名前を呼ばれた時に泣いていたのも、
今も私たちが知る笠原桃奈さんなんだと知ることができました。

 

 

アンジュルムメンバー、元メンバーたちも、
相当な喜びようで、よその事務所のことなので
おおっぴらにはしませんが、
OGたちはInstagramに桃の絵文字や
桃のゼリーの画像で祝辞を上げていました。

丁度、現メンバーは個別イベントだったのか、
現地のファンたちが目撃したのは、
目が腫れ、涙声の仲間たちでした。

彼女の夢への再スタートは好発進でした。
「群像劇・アンジュルム」はまだまだ続きます。

 

 

伊東深水「現代美人集 第一輯 社頭の雪」

 

12月18日、世界保健機関(WHO)が
新型コロナウイルス、SARS-CoV-2の変異株、
JN.1をVOI(注目すべき変異株)に追加しました。

 


41か国で行われたゲノム解析では
4週間で感染者の割合が3.3%から27.1%に増えていて、
シンガポールに至っては、1.4%から72.7%と激増しています。

JN.1は極めて高い免疫回避能を持つBA.2.86の子孫系統株ですが、
今のところ、重症度は不明。
BA.2.86以外との比較では、入院率は変わらないとされます。

また、今、主流となっているXBB.1.5対応ワクチンへの抵抗性は、
2.9~4.3倍、感染歴がある人の抗体でも、
(BA.2.86に対する)中和抗体活性の3.8倍低くなるとの評価です。

おそらく、感染を防ぐという意味では、
ワクチン接種の効果は下がっているのでしょう。
ただ、それでも感染の確率を幾ばくは下げるのでしょうし、
重症化の予防や、後遺症のリスクを軽減するはずですので、
ワクチン接種には充分な意味があろうかと思います。

日本政府は無料接種を2024年3月までだとしていて、
その後は未定ですので、ご検討いただけたらと思います。

 

 

話は逸れますが、

 

 

モデルナがメラノーマ(悪性黒色腫)に対する治験を進めていて、
ステージIII/IVの患者に対する研究では、
3年の再発または死亡のリスクを49%減少、
遠隔転移または死亡のリスク62%抑制したとされています。

驚愕の数値です。

元々、このコロナ禍の前から、
mRNAの技術はがん治療、予防でも進められてきましたので、
いよいよ、目に見える形になってきたかなと思います。
いずれ、ほかのがんでも応用されることでしょう。
続報に注目です。

 

 

このパンデミックの中で、
いろいろと医療や疾患、健康に関する常識が変化し、
あらためて判明したことがたくさんあります。

マスクの効果もその一つで、
インフルエンザ予防に効果があるとはわかっていても、
ここまで絶大な押さえ込みが可能だとは想像していなかったはず。

 

 

'Long flu'と呼ばれるインフルエンザの後遺症があることはわかっていましたが、
注目する研究者が少なかったように思います。
このパンデミックで、

当初は短期間の病気を引き起こすだけだと考えられていた感染症も、慢性疾患を引き起こす可能性がある

と認識が改められました。
長期にわたるインフルエンザの影響と、
'Long COVID'、長期にわたる新型コロナの影響との比較では、

季節性インフルエンザは、新型コロナウイルスと比較して、狭心症、頻脈、1型糖尿病、および事前に指定された肺疾患の4つのアウトカムのうち3つ(咳、低酸素血症、息切れ)の6つのリスク増加と関連していた

新型コロナウイルスは、心血管疾患、凝固および血液疾患、疲労、胃腸疾患、腎臓疾患、精神的健康疾患、代謝疾患、筋骨格系疾患、神経学的疾患など、事前に指定された94件の健康影響のうち64件のリスクの大幅な増加と関連していた


ということで、やはり、段違いです。
ちなみに死亡リスクは1.51倍。
14日付で米疾病予防管理センター(CDC)は、
感染後に小児にまれに発症するMIS-C(小児多系統炎症性症候群)が
最近、増加していると報告しました。

MIS-Cは急性熱性疾患の川崎病に似た症状で、
心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、目、消化管など、
全身に炎症が起きる可能性があります。

川崎病については、

 

 

こちらにあるように、このコロナ禍で患者数が激減しています。
川崎病は原因不明なのですが、
いよいよ、感染症との関連が強く疑われてきています。

新型コロナウイルスに対しては、
今も油断は禁物でしょう。
JN.1が急拡大する中、WHOは

・医療機関や人混み、換気の悪い空間でのユニバーサルマスク
・XBB.1.5対応ワクチンの接種
・症状があれば検査とステイホーム


を強く推奨しています。

NHKの1医療機関あたりの患者数の前週比です。


 

 


モデルナによる推定患者数の推移です。



 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2031

Trending Articles