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本日、プロ野球ドラフト会議。日本ハムは大谷投手強行指名宣言

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日付変わって本日25日、
プロ野球のドラフト会議が行われます。
注目は大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、
亜細亜大学の東浜巨投手なんですけれど、
彼らへの指名の競合が何チームになるかという点においては、
ここ数日でさらに多くなるだろうといわれるようになりました。

このドラフトの目玉の一人、
花巻東の大谷翔平投手がメジャー志望を表明したからで、
これにより、なお一層、藤浪投手、東浜投手への指名球団が
増えるだろうと予測されるようになりました。

しかし、そのメジャー志望の大谷投手を指名すると、
日本ハムファイターズ・栗山英樹監督が発表しました。

大谷君には申し訳ないけれど、指名をさせていただきます。

彼のためにもなる、というコメントもありましたね。
チームとしては、昨年の巨人志望の菅野投手に続き、
2年連続の強行指名になります。
2年続けて、貴重なドラフト1位を捨ててしまう可能性について、
日ハムファンの支持がどうなのか気になります。



大谷投手は高校生で160km/hの速球を投げるスーパー高校生。
この逸材がメジャーに行ってしまうことは、
日ハムならずとも日本球界全体としての損失でしょう。
日ハムはチームの戦力として、ということもあるでしょうが、
日本球界として、という意識もあるのでしょう。
私個人も、出来れば日本の12球団のどこかで
投げて欲しいと期待していました。
しかし、当人はメジャー志望を公表、
つまり、日本のドラフトにかけてくれるな、
という意思表示でした。

当人が望むのであれば、
仕方がないと思っていたんですが、
日ハムは強行指名を表明。
なぜ、前日に指名を公表したかについては、
騙し討ちだという印象を持たれたくなかったそうです。
仮に日ハムが彼への交渉権を獲得したとして、
その後の交渉がどうなるのか、
交渉権はドラフト会議の翌年3月末まで。
しかし、メジャーにはメジャーのカレンダーがあります。
どうなるんでしょうか?


新人選手の獲得においては、
1962年以来の暗黙の了解如き紳士協定があるぐらいで、
つまり明文化されたものはないに等しいようで、
このままでは、有望選手の流出が避けられません。
日本球界にはその危機感があって、
日本の球団ではなく、海外のチームに入団した場合、
高校生は3年間、大学生と社会人は2年間、
日本の球団に入団できないことになっているそうです、が、
これが歯止めにはならないようです。

システムとしても、
日本は戦力の均衡という目的で、
ドラフトを行っているんですが、
メジャーは日本選手について、
この我が国のドラフト制度を経ずとも、
選手を獲得できるんですよね。

この状態をなんとかしないといけないというのは、
日本球界共通の認識であろうかと思うんですが、
名案はないんですよね。




ねてしてタペ



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