これが野田総理と自民党安倍総裁の党首討論。
野田総理の声がやや鼻声で、
目が潤んでいた場面も見られました。
党内から引きずりおろされる前に、
自分に権限があるうちに、
解散を明言したかった、
この党首討論で言い切れば、
輿石以下もひっくり返すことは出来ないということで。
あとは、通知表の話を出してきたあたりは、
自分が「嘘つき」呼ばわりされていることに対する感情か、
あるいは、そういう意図が含まれているというメッセージですか。
それにしても、民主党議員は情けないですね。
そもそも、マニフェストと真逆の消費税増税の議論する前に、
解散するのが筋で、それを行わずに法案を通してしまいました。
この時には成立後には「信を問う」としていたものの、
それも守らず、さらに8月の三党合意での
「近いうち」という約束も守りませんでした。
消費税増税と解散はセットであるというのは、
散々出てきているはずなのに、
いざ目の前に「解散!」と言いそうな総理大臣がいると、
それをひっくり返そうとしたり、
引きずりおろそうとしたりします。
何が民主党議員の総意なのか、
ここに至るまでの議論と発言は何だったのでしょうか?
そんな覚悟もなく、
消費税増税法案を可決したということを今、
広告して見せているのでしょうか。
今、解散すべきではないという意見には、
一定の理があります。
民主党以外には、その理を説いて、
解散を批判しているところもありますが、
民主党議員にはその理を一切感じません。
ただあるのは、民主党がどうなるのか、
それ以上に、自分が再び、ここへ帰ってこれるかどうか、
それだけでしょう。
そして、こちらが党首討論全てです。
・自民 - 安倍晋三総裁 2分5秒~28分10秒
・生活 - 小沢一郎代表 28分10秒~39分36秒
・公明 - 山口那津男代表 39分36秒~50分
となっているそうです。
安倍総裁との討論が終わった後、
小沢代表の出番となるんですが、
それまで盛り上がっていた議場の空気が、
一気に静かになりましたね。
私もこの動画を見ていて、
彼が出てきたあたりでかなり興味を失ってしまいました。
先の無罪判決を受けて初の公の舞台、
それも党首討論という大舞台に登場した彼なんですけれど、
私も、世間も、議員たちにとっても、
もう彼は政治の真ん中には関係のない人物だということでしょうか。
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衆議院16日に解散! 衆院選は12月4日公示、16日投開票に -全党首討論 動画付き-
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