参議院選挙 ほぼ結果出揃う それなりに考えました ～なぜ風評被害の種をバラ撒く山本太郎が！？～

個人的には、今回は一番「幸福実現党」に投票したくなりました。
私の考えと一番近い主張をしていたのがこの党でした。
ただ、幸福の科学が母体であり、
私は大川隆法氏のことを信頼している訳ではありません。
必ずしも嫌いではありませんが。
著作を読んでも理解出来る部分もありますし。

先の都議会選での流れのまま、
日本共産党が「自民以外」の受け皿に
多少はなれたような気がします。
日本共産党が考える「共産主義」について、
自ら選挙期間中に説明しない限り、私は投票することはないんですが、
労働者の賃上げなどについての主張は
理解しました。
ただ、穀田氏だったと思うんですが、
アベノミクスではなくとも賃上げできると宣言していて、
どうするのかと引き続き聞いてみたら、
企業の内部留保を使う、と。
だから、それをどうやって引き出すんだと。
現政権はそれを設備投資などに回させて、
賃金アップにつなげようとしているのですが。
また、中小企業、特に零細企業の多くはそれを持ちませんし。
さらにアメリカの言いなりにはならないといいながら、
アメリカ製の日本国憲法を有り難がるという意味のわからなさ。
日本共産党としての新しい憲法案ぐらい
出してきてもよさそうなものです。

公明党はここ数年、
親類縁者、友人などから「お願い」がありませんでした。
そういう遣り方はもうしないのかと思っていましたら、
今回は有名デパートの菓子折を持参で「お願い」されました。
人の都合も考えずにやってきたあたりからして、
もちろん、投票先にはしません。

民主党は最初から考える気もないんですが、
数日前に菅直人が
自民党候補を落選させようキャンペーンを始めていて、
少し民主党候補が気の毒になりました。
まあ、この男を党の最高顧問に据えたりして、
さらには鳩山由紀夫もそうでしたし、
その時点で反対するか、離党すべきだった訳です。

生活の党はなんといっても小沢一郎。
彼の妻が知人に出したとされる手紙については
偽物かもしれないと思いつつ、
当の奥さんがそれを否定しないのは、
夫に対する悪感情を持っているのは間違いないのですが。
それはともかく、生活の党の前身、
日本未来の党結党時、彼はヒラで嘉田代表でした。
それが彼の意志だとされていましたが、
その後党内がもめて、小沢先生を差し置いて
あんたが代表とはどういうことだと不満噴出、
なぜか小沢一郎が代表の生活の党が出来上がりました。
この男を信じろというのは無理な話です。

日本維新の会は意外と善戦したというのが私の印象です。
私にとってはTPPと道州制に反対ですので、
投票しませんでしたが、
個人的には投票したい候補者が名簿の中にはいて、
その点は悩みました。

みんなの党は先の総選挙よりも前までは、
結党以後、投票してきたんですけれど、
今回も投票しませんでした。
まず渡辺代表と江田幹事長のどちらの発言を採るべきなのか、
次にTPPなど私の考えと異なる点が多かったです。

自由民主党に投票するにおいての不安要素は、
TPPと予定どおりの消費税増税でした。
ただ、党内に正しい考えの持ち主がいることで、
それに期待しました。
あとは民主党の大敗は決定していましたので、
数で対抗できる勢力がいなくなり、
党が調子に乗るのではないかという点、
そのあたりでした。
ただ、量的緩和を実行してくれる政権は他にないんですよね。
政権時に野田代表選ばれた代表選挙で、
経済政策で同意できる考えの持ち主はいませんでした。
自民党総裁選挙でも、
安倍候補は異端、
今でこそ、アベノミクスとして
それに理解を示す人も増えていますが、
彼がいなくなるとどうなることやらです。

今回は悩んだほうでしたけれど、
議席数が出てみれば、
事前のメディアの予想どおり、
あるいは予想以上の大勝と大敗でした。
予想外だったのは、東京の山本太郎が当選したこと。

山本太郎は人非人か？ ～自身の円形脱毛症の原因を「被曝の影響」と発言したならば～
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11429421027.html

先の総選挙で、自身の体調不良を

被曝のせい

だと発言した男ですよ。
風評被害の種をバラ撒いている男で、
昨夜の記事の緑の党・木村雄一と同じです。
さらに、

はい、終わり。日本は終わりです。このままでは極右化が進んでしまう。日本から脱出した方がいいんじゃないですか

と日本を捨てるとも言った男です。
彼に投票した東京都の有権者は正気かとも思いましたが、
それも意志として尊重すべきなのでしょうか？
仮にそうだとしても、
感情面では納得出来るものではありません。