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ロンドン五輪マラソン カンボジア代表・猫ひろしさんが記者会見 ~カンボジア人としての矜恃を~
スタートは“ニャー”で勢いをつけて、ゴールした後に、最高の五輪一発ギャグをできるように頑張ります
と宣言、そして、
厳しいご意見を頂くのも当然。批判している方が、間違っているとも言えません。でも僕は、やると決めたので
と、真摯なコメントを述べられたそうです。
カンボジア国籍を取得しての代表選手となった彼に対し、
世論には批判的な意見も多いようですね。
オリンピックに出たいという気持ちはわかります…
といったところで、その可能性がゼロの私には
その可能性をお持ちだった彼の本当の気持ちは
わからないかもしれません。
私は現時点で、批判するつもりはありません。
ただ、オリンピック終了後、
日本国籍再取得のようなことはなさるべきではないと考えます。
それはカンボジアの方々に対してあまりにも失礼でしょうから。
この問題で、このような言葉を思い出しました。
日本と台湾の利益が衝突した場合には間違いなく私は
国籍を取った日本の側に立ちます
台湾生まれの金美齢さんは、2009年に日本国籍を取得されました。
中国にすり寄る馬英九政権下の台湾では、
中国共産党と戦えないとお考えになったからでしょうか。
台湾の真の独立のために戦ってこられた彼女の、
台湾に対する愛情については疑いようがありません。
その彼女が日本国籍を取得され、
日本と台湾の利益が衝突した場合には間違いなく私は
国籍を取った日本の側に立ちます
その覚悟をこのような言葉で表現されました。
チベット出身のぺマ・ギャルポさんも同様の事を仰っていましたね。
日本と台湾の間で、現在対立しているとすれば、尖閣ですけれど、
これが原因で日台間に紛争が起こる確率は低そうで、
また、日本とカンボジアの間で戦争になることは
まずなさそうではあります。
それでも、その国の人となるからには、
これぐらいの覚悟が必要であろうかと思います。
日本人となられた彼女からは日本に対する愛情、
日本人としての矜恃が感じられますが、
猫ひろしさんの場合はどうなのかなとは思います。
それは今後の長いカンボジア人としての生活で示されることでしょう。
カンボジアの地でこれまでも、
彼は現地の方々と接してこられたことだと思います。
今後、彼の活動がカンボジアの国益に適えばと思います。
特に日本とカンボジアのスポーツ交流、
文化交流などの面で貢献されるのも、
ひとつの方法であろうかと思います。
関係ないんですけれど、金美齢さん、台湾の事をお書きしましたので、
このような本をご紹介しておきます。
20世紀までの台湾を知ることが出来ます。
歴史秘話ヒストリア「上杉鷹山 天災と戦う なせばなる!奇跡の復興物語」 その1
テレビ番組の視聴が大幅に遅れております。
先週のヒストリアをここで。
上杉治憲、隠居後の号は鷹山。
現代の米沢市民も彼を呼び捨てにはしないそうで、
そんな名君のお話です。
上杉家の藩主となる彼ですが、
元々は上杉家の人間ではなく、
彼の母方の祖母が第4代藩主・上杉綱憲であることから、
綱憲の孫で第8代藩主・重定の養子となります。
この時、10歳。
この頃の米沢藩の財政は危機的状況にありました。
元はといえば、まず鷹山が米沢藩主となる167年前に原因がありました。
上杉家も謙信の代は、越後が拠点となっていて、
その後、跡を継いだ景勝の代に豊臣政権の五大老として会津に移封、
ここまではよかったものの、
関ヶ原の戦いで西軍が敗北したことから、
会津120万石から米沢15万石に減封されてしまいます。
この時、家臣は5~6000人ほどいたそうですが、
景勝の意向なのか、直江兼続の影響か、
そのままの家臣団で米沢入りしたそうなんです。
収入が激減したのに、
人件費その他は昔のままという異常な状態の米沢藩で、
それが改められることなく、
さらに第8代藩主・重定は名家の誇りからか、
豪奢な生活をしていました。
米沢市上杉博物館にあるこの公式文書には
藩主なったばかりの頃の鷹山が
入浴時に使用した湯船、手桶などの物品について記されています。
これらを米沢藩は分割払いで購入したといいます。
藩主の風呂道具を買うお金さえ苦労していたということでしょう。
先代・重定の頃には東北地方を宝暦の飢饉が襲っています。
2年続けての冷害にあらゆる穀物が実らず、
多くの農民が田畑を捨てて逃げ出しました。
残った者の中にも多くの餓死者が出て、
農地は荒廃していたそうです。
13万人の人口だった米沢藩は、
10万人にまでその数を減らしてしまいました。
そして、家臣の数の多さなどから生まれる莫大な借財は
16万両、この頃の米沢藩の収入の5年分にもなります。
もはやお手上げ状態です。
重定は本気で領地を幕府に返上しようかと考えていたそうです。
そんな状態の米沢藩藩主となった上杉鷹山。
彼は決意し、一枚の誓詞を書いたそうです。
米沢市の白子神社に納められたこの誓詞、
米沢藩再建の決意の言葉が書かれています。
連年国家衰微し 民人相泥み候
因って大倹を相行い 中興仕りたく 祈願仕り候
決断若し相怠るに於いては 忽ち神罰を蒙る可き者なり
誓詞とは誰かに対して誓う約束です。
鷹山は人間に対する約束ではなく、
神に対して誓ったのです。
それを怠れば神罰を下されても構わないと。
鷹山は、既に上杉家は名家ではなく、
小さな家に過ぎない、
無用な誇りを捨てよと家中に命じます。
誓詞にあるとおり大倹約令を断行します。
衣服は木綿のみ、食事は一汁一菜、
鷹山も率先する形で、
自身の生活費を七分の一にまで切り詰めていきます。
そしてさらに家臣たちを田畑に送り込みました。
荒廃した農地で、多すぎる家臣たちを労働力として起用したのです。
その延べ人数は13000人にものぼります。
また城下に「備籾倉(そなえもみぐら)」を設置、
武家から農家まで、強制的に籾(米)の供出を命じ、
ここに飢饉の時などのために食料を備蓄しておこうというのです。
しかし、急激な大改革の波には不平不満も募るものです。
籾の供出にしても、有無を言わせずの強制供出です。
藩の重臣7人が改革の中止を求めて、
45か条にわたる訴状を提出してきました。
武士に農作業をさせるなど、鹿を馬として扱うが如くであり、
そも、御屋形様は他家から家督を継がれた方なので、
上杉家の伝統を理解出来ていない、
そのような批判でした。
殿様と家臣は主従の関係ではありましたが、
家臣には「主君押込」という手段がありました。
藩主の不行跡があまりにも過ぎた場合には、
諫言を行い、それが聞き入れられなかった場合には、
藩主を監禁してしまい、それでも悔い改めないとなると、
強制的に隠居させ、新しい藩主が就任することとなります。
上杉鷹山も、その対象になったといえるでしょう。
7人の重臣に付く者と、鷹山に従う者、
2派に分かれて争う様は、当に御家騒動です。
7重臣派に対し鷹山は7中心人物には切腹を命じ、
他は改易と隠居及び閉門または蟄居と、石高削減、
後に斬首に加え士分を剥奪された者まで。
藩の構造を破壊し、
それに抗う者たちを粛清。
神に誓った上杉鷹山の大改革は続きます。
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歴史秘話ヒストリア「上杉鷹山 天災と戦う なせばなる!奇跡の復興物語」 その2
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11205756689.html
時間の都合で今夜で完結させる事は出来ませんでした…
明晩が完結篇になる予定です。
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり
35歳の時の上杉鷹山の歌です。
元々は中国古代の「書経」の
弗慮胡獲 弗爲胡成
の後半が由来らしいです。
「慮らずんばなんぞ獲ん、為さずんばなんぞ成らん」
というこの中国の諺を由来として、鷹山よりも前に
為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を
成らぬと捨つる人の儚き
と、武田信玄が詠んでいます。
さて、いわゆる七家騒動、
大改革に抵抗する先代からの重臣たちを粛正したことで、
御家騒動は収まりましたが、
鷹山のその強硬な態度により、
家中はまとまりを欠いた状態になっていました。
そんな時に起こる岩木山(現代の青森県)の噴火、
そして、浅間山(現代の長野、群馬県境)の噴火です。
この二つの火山の噴火は、周辺地域に火山灰を降らせただけではなく、
大気中を漂う火山性ガスと火山灰により、
日照不足に陥り、東北地方を中心にまたもや冷害をもたらしました。
天明の大飢饉です。
餓死者が続出、栄養不良が疫病の流行を加速させます。
実数は不明ながら、
日本全土で90万人以上の人口減があったとされています。
ただ、米沢藩は東北の他藩よりも、
死者数は少なかったとされています。
強制的に籾を供出させて、
非常食として備籾倉に蓄えていたおかげです。
しかし、予めの備えだけでしのげる天候不順ではありませんでした。
農作物の不作は続きます。
他藩から米を買い入れたり借り入れたりしていると、
ここまで切り詰めてきていた財政が元の木阿弥に。
鷹山自身も粥で過ごし、さらには断食で願掛けをしています。
年貢も思うようには得られず、
家臣たちの禄を減らさなくてはならなくなりました。
すると、役人の中には、
年貢の取り立ての時などに不正を働き、
余録を私するものが続出、
これにまたもや農民たちは希望を失い、
米沢の地を捨てて出ていくものが多数いたそうです。
いよいよ米沢藩も限界かという時に、
鷹山は隠居すると言い出しました。
先代の実子、治広に跡を継がせます。
まだ35歳です。
彼はこの米沢藩を諦めてしまったのでしょうか?
しかし、この頃に詠んだのが
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり
この歌です。
その隠居の真意は定かではないものの、
番組では隠居することで、参勤交代の義務から解放され、
常に米沢に居続けられることが出来、
藩政改革に専念するためだと説明されていました。
あとは、七家騒動の余波を交わすため、
または、養父で先代藩主の重定を気遣って、
早々に彼の実子に跡を継がせたとも。
いずれにせよ、隠居後の鷹山は藩政改革を続けています。
この隠居後の鷹山が設置させたのが、
上書箱です。
あらゆる身分から、藩の改革に対する考えを求めました。
鷹山は自分と周囲の人間だけではこの危機は乗り切れない、
よりよいアイディアを求めたのです。
この上書箱に寄せられた意見書の中に、
ある意外な人物の意見が入っていました。
藁科立遠(りっとお/りゅうえん)という人物です。
先の七家騒動で、藩医の藁科立沢という人物が
斬首の上士分を剥奪されていますが、
その長男が藩に意見してきたのです。
藁科立遠は、
倹約だけでは藩の改革に限界があり、
このままでは米沢が豊かになれない、
また、上に立つ者は天道に替わり
領民を撫育することこそが務めであるはずである
そう訴えていました。
鷹山は方針を転換します。
倹約を強いることは、人々から意欲も奪っていたのではないかと省み、
領民のための新たな政策を打ち出します。
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歴史秘話ヒストリア「上杉鷹山 天災と戦う なせばなる!奇跡の復興物語」 その3
先週のヒストリア、以下の記事の続きです。
その1
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11205756689.html
その2
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11206754114.html
倹約に倹約を重ねて、
米沢藩の財政再建に努めてきた上杉鷹山でしたが、
その考えを修正する事となります。
それまで倹約のために禁じられていた盆踊りなどの
庶民のささやかな娯楽を復活させます。
また、子供が育てられないほど困窮している農家には、
育児手当として1両を支給することにしました。
そして敬老精神を奨励、
敬老会で酒や菓子でもてなし、
その会では鷹山自身も老人たちの昔話に耳を傾けたといいます。
一方、改革は進み、
借金が増え続けるということはなくなったものの、
依然として莫大な借金は残っており、
米沢藩には新たな一手が必要になっていました。
藩では米以外の様々な産物を
藩の産業に出来ないかどうかを探っています。
番組で紹介された、現代の米沢名物として知られる鯉料理に繋がる
鯉の養殖もありました。
番組にはなかった産業ですと、
火打ち石、紅花、藍、塩、漆器、陶器、製紙、蝋などなど。
さまざまな産物から利益を得ようと試行錯誤していく中に、
大成功を収めることとなるヒット商品、
絹織物がありました。
今でいうシースルーです。
透綾(すきや)といいますが、こういった絹製品が
藩の財政を健全化させていく事となります。
絹糸を得るためには養蚕を行わねばなりません。
カイコには餌のクワが必要になります。
このクワをどのようにして増やせば良いのか、
番組では植木健司さんと仰る農家の方が登場していました。
彼のご先祖は桑の苗木の育成に長けていたらしく、
藩から指導役を任されていたんだそうです。
だから、彼の姓は「植木」。
これはこの役目ということで藩から与えられたものです。
桑の木を育て増やす手立てを講じつつ、
領内で生み出される生糸の価値を如何に高めるかも考えられています。
米沢藩以外にも、生糸を生産している藩は多数あり、
後発の米沢がその中を生き残るための方策が必要です。
米沢藩では生糸を生産するだけではなく、
織物加工までを行う事で、
他藩の生糸産地との差別化を図ったんです。
最新の技術を得るために京や越後から職人も招きました。
この機織り作業を担ったのは、
主に武家の女性たちでした。
米沢藩の産業のために、眠っている労働力を生かそうというのです。
クワを育てて養蚕、
そして、繭から生糸を取り出し、織物に仕上げるという
一連のシステムが藩内に出来上がりました。
鷹山たちが考えたシステムはこのようになっていました。
まず、藩が無料で農家にクワの苗木を与え養蚕を盛んにします。
採れた生糸は武士の子女たちの機織り作業で織物に、
出来た織物を藩が販売、
藩の全員が利益を生み出すシステムの中にいる形です。
そのために農家には桑畑の開墾資金を有利な条件で貸し付けたり、
農耕馬を貸し出したりしています。
そして、ほとんどの人は養蚕の手順を知らないことから、
「養蚕手引」なるマニュアルを作成し配布、
その結果、農民たちは荒れた土地を次々に開拓、
150万本ものクワの苗木が植えられました。
現代の考え方では、
藩が商社のような役割を果たしています。
米沢の下級武士が生み出した透綾など、
米沢織は安定した収入を生み出していきます。
そして、領民が増えることで、
年貢高も安定していきます。
上杉鷹山が晩年の頃、
莫大だった借財は完済されることとなりました。
上杉鷹山、72歳、
老衰で亡くなっています。
しかし、彼の活躍はその死後もまだ続きます。
彼が亡くなってから10年後、
今度は天保の大飢饉が起こります。
生前、次なる飢饉に備えて鷹山たちが用意していたものが、
この「かてもの(糧物)」です。
天明の大飢饉の時に、非常用の蓄えはなくなってしまいました。
その後もそれぞれ蓄えるように命じてはいましたが、
飢饉が長い年月に及ぶと、それも尽きてしまうでしょう。
だから、代用食が必要だとして、
「食べ物以外の食料」を求めて動植物が研究されました。
飢饉においては餓死者に加え、
食べてはいけないものを食べての中毒死も多く、
それを避けるためにも安全に食べられるものの研究が必要だったんです。
その成果と食料の保存法、調理法がまとめられているのがこの「かてもの」です。
領内に1575冊が配られ、
やがて鷹山たちが恐れ、備えていた天保の大飢饉が起きた時、
跡を継がせた藩主・上杉治広自身がこの「かてもの」を実践、
皆も藩主に倣い、米沢藩では、
この天保の大飢饉では餓死者が出なかったとされています。
そしてこの「かてもの」は太平洋戦争の時にも当時の米沢市長が市民に配り、
食糧難に備えたそうです。
やがて終戦、日本には連合国軍総司令部、
GHQ司令官マッカーサーがやってきました。
日本人記者団に対し、
彼の口からこのような言葉が出たとされています。
私が最も尊敬する日本人は上杉鷹山です。
ところが日本人記者たちの中には、
鷹山の事を知る者は少なく、
記者たちは顔を見合わせたそうです。
マッカーサーが鷹山のことを知っていたのは、
鷹山が跡継ぎの治広に伝えた
伝国の辞
を読んでいたからでした。
一、国家は先祖より子孫へ伝え候
国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして
我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にて
君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
右三条御遺念有間敷候事
天明五巳年二月七日 治憲 花押
治広殿 机前
国を治める者としての心得。
たったこれだけの三つからなる教えです。
国は先祖から子孫を伝えられるもので、自分で勝手にしてよいものではない。
人民は国に属している人民であるので、自分で勝手にしてよいものではない。
国と人民のために立てられている領主であり、
領主のための国と人民ではない。
鷹山はこれを治広に伝え、
また、治広は次の代の藩主に伝え、
明治の版籍奉還まで、代々の藩主に伝えられていったそうです。
その時、もう一つ伝えられ続けたのが、
上杉鷹山が詠んだ
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり
この歌なのでした。
番組以外の部分が大きくなってしまい、
大がかりな記事になってしまいました。
上杉鷹山の記事は以上となります。
NHKの番組ではこれまでも鷹山を何度か扱っていたと思うんですが、
今回のは特に違って見えましたね。
今こそ、彼に倣うべき部分が多いからでしょう。
経済政策についてもそうですね。
彼がただ倹約するだけでしたら、
名君とは呼ばれていない訳です。
徳川幕府を見てみても、たとえば徳川吉宗の享保の改革があって、
あれは幕府の財政を立て直したという評価があるものの、
彼の質素倹約の方針は景気には悪影響を与える訳です。
それを模倣しようとした後の寛政の改革、
天保の改革なんかはもっと酷い訳で、
逆に犬公方・綱吉の時に盛んに行われた公共事業は、
経済発展に好影響を与えています。
(無計画な出費で江戸城は火の車、だから吉宗の改革なのですが)
この種の改革にはこういった両面が付きものだと思うんですが、
上杉鷹山は出し渋るだけではなく、
先を見通した上で、無料で苗木を与えてみたりするなど、
その他、新しい産業への投資を盛んに行っています。
吉宗の改革では人口増加はストップしていて、
一揆も増えているんですけれど、
鷹山の時の米沢藩にはそういうことはなかったのでしょう。
そんな事を考えながら、
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横浜DeNA中畑監督はムードだけの監督なのか? ~空元気でも良いから~
今年もプロ野球が開幕しました。
うち2試合が終盤まで完全試合、
ノーヒットノーランの試合でしたね。
2試合ともそのままだったらと、
興奮していました。
さて、今年のプロ野球、
セリーグで強いのは巨人だというのは見た目どおりで、
補強が凄まじく、以前、同様の補強で、
上手く勝てなかった年もあったんですが、
あの時は大型補強がチーム内の競争心を阻害してしまい、
若手の伸び悩みとなってしまいました。
しかし、ここのところ、前のGMの清武さんの方針だったかで、
元気のいい若手がたくさん出ているんですよね。
その点がかつての大型補強とは違う点です。
足を引っ張るとすれば、例の報道と清武さんですか…?
パリーグでは、昨年強すぎたほどのソフトバンクから
ローテーション投手3人、レギュラー内野手1人が抜けてしまいました。
強すぎたほどのチームでしたから、
これだけ抜けても戦えるとすれば凄いですよね。
その可能性も充分あると思っています。
野球評論家たちは毎年開幕前に順位予想をしなければなりません。
パリーグは混戦模様で、
優勝予想も様々だったんですけれど、
セリーグはほとんどの評論家が巨人優勝としていました。
この大阪で、阪神の中継ばかりの放送局で、
いつもなら阪神優勝としている評論家たちが
巨人としていたのですから、余程の事だと思います。
そして、巨人の優勝以上に、
評論家たちの予想が一致していたのが
横浜DeNAベイスターズの最下位予想でした。
まあ、見るからに投手が駒不足で、
昨年、内川に出て行かれて、
今年は村田がいないとなれば、
その予想も致し方ないところだと思います。
そのチームを率いるのが中畑清新監督です。
熱いぜ!DeNA
を掲げてキャンプイン、
そのキャンプを取材した評論家のどなたが仰っていたんですけれど、
あの雰囲気に騙されてはいけない
と。
元気のいい監督さんです
まさしくムードメーカーで、
それが彼の魅力ではあるんですけれど、
意外とかっちりとした野球をしてくるのではないかと、
そんな話をされていました。
オープン戦は11勝6敗の3位、17試合で23盗塁もしています。
昨シーズンのチーム盗塁数は31しかなかったのに。
オープン戦が始まった頃、中畑監督について
野村克也さんがこのようなことを仰っていました。
直接インタビューしていないんだけど、テレビで伝わってくるのには、
どうもなんか言いたくなるんだね。スポーツは体力、気力、知力。
この三大要素が最低限あるじゃない。それを彼は、気力ばかりが問題になっている。
元気、熱いぜ。何を言ってるか。セコいか。
プロなんだから、そういう精神面を問題にするようじゃ最下位だよ。
やっぱり知力というところで、僕は頭のスポーツだと思ってるから
どうなんでしょうねえ?
定評どおり、精神面のことばかりの監督さんなのでしょうか?
精神面といえば、彼が
空元気
と口にされていて、
それは私が考えていたことと同じだったので、
勝手に親近感を持った次第です。
今朝の朝刊なんですけれど、
負け試合のとき、空元気でも良いから声を出したい。力を出し切って負けたい
と仰っていたそうです。
私も常々そのように思っていて、
それはテレビでプロ野球を見ていて、
劣勢のチームのベンチが写ると、
まあ見事にみんな黙りこくっているんですよね。
こういう時こそ、誰かが声を出さないかと思っているんです。
そして、実生活でも同じだと思っていて、
このブログでもそんなことをお書きしたと思って検索してみましたら、
4回も書いていました。
今から負け試合の事を話す監督もどうかと思わないではありませんが、
仰っていることは、その通りだと思います。
DeNAにとっては厳しいシーズンになると思います。
でも、これからの彼の采配を、
恩師の駒大太田元監督はどうご覧になるんでしょうね?
かつて太田誠監督の下で野球をやっていたというだけで、
ただのムードメーカーではないような気もするんです。
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ヤマセミ! ホバリング! ダイブ! ダイブ!! -動画-
このあいだカワセミの動画を記事にしましたけれど、
同じカワセミ科で、私が一番好きな野鳥、
これまたファンの多いヤマセミの素晴らしい動画をご紹介します。
身近な鳥で喩えますと、
カワセミはスズメほどの大きさなのに対し、
ヤマセミはハトぐらいの大きさ、
国内のカワセミ科では最大です。
この動画にはカワセミとヤマセミが同じフレームに収まっていますので、
大きさの違いがよくわかると思います。
これはオスからメスへのプレゼント。
これがオスのヤマセミで、
こちらがメスになります。
胸の色が少し違いますよね。
木の枝や岩の上から獲物を捜しています。
そこから水に飛び込み、
また木の枝、岩で餌を食べます。
そして時にはカワセミと同じような空中停止、ホバリングすることも。
この映像もなかなかいいと思うんですが、
次の動画は何かの番組のものかと思ってしまいます。
美しいですねえ…
暗闇仕留人 時代劇専門チャンネルにて 本日より開始
暗闇仕留人 時代劇専門チャンネル 本日より開始
黒船このかた 泣きの涙に捨て処なく
江戸は均しく 針地獄の様呈しおり候
尽きせぬこの世の怨み一切
如何様なりとも始末の儀 請負い申し
万に一つも しくじり有るまじく候
但し 右の条々 闇の稼業の定め書き
口外法度の仕留人
暗闇仕留人は1974年の作品。
タイトルに必殺の文字はありませんが、
必殺シリーズ第4作になります。
この仕留人がその後の必殺シリーズの形を決定づけたのでしょう。
金で人の恨みを晴らす裏稼業、
しかし、恨みを晴らしたところでどうなるのか、
殺した悪人たちに愛する人はいなかったのか、
彼らを愛する人はいなかったのか、
仕留人のそんな苦悩が描かれます。
主演は石坂浩二さん。
高野長英の弟子で蘭学者の糸井貢、という役どころ。
彼は蛮社の獄によりお尋ね者に。
体の弱い妻・あやと逃亡するも、
妻の薬代のために人殺しに手を染めます。
藤田まことさんの中村主水も登場。
本作は中村主水シリーズの第2作にあたります。
彼の妻・りつは貢の妻のあやの姉で、
主水と貢は義兄弟の関係です。
ちなみにりつとあやは三姉妹で、
彼女たちの間に妙心尼という尼さんがいます。
この妙心尼が本作ではコメディーパート担当となっています。
病に苦しみながらの逃亡生活でも、
あやは貢が側にいてくれるだけで幸せで、
貢も、ただ彼女と静かに暮らせれば幸せなはずでした。
そんな彼が人殺し稼業を始めてしまったことで…
本日2日13時から月~金曜日に放送されます。
また再放送は25時から同じく月~金曜日です。
全27話。
数ある必殺シリーズの中でも、
特に好きな作品です。
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タイムスクープハンター 本日シーズン4スタート!
新年度になり、少しは仕事が落ち着くかと思いきや、
そういうことにもならず、
あとひと月ぐらいは忙しそうです。
まあ、忙しい事を良しとしなければいけないのかもしれません。
電力問題から雇用危機が来るかもしれませんし…
お書きする予定の記事がたまっております。
とりあえず、毎回アクセス数が多い「目がテン!ダイエット研究所」は、
明晩にお書きする予定です。
その後、「平清盛」の記事を。
祇園社の騒動は珍しくも清盛が登場した歴史的事件ですので、
記事にしたいです。
さて、本日、3日から毎週22時55分~23時25分、
タイムスクープハンターのシーズン4が開始されます。
NHKの番組は特に見落としやすい気がしますので、
ご覧になる方はご注意下さい。
沢嶋雄一はタイムワープ技術を駆使して、
様々な時代を取材するタイムスクープ社のエージェント。
彼は第二調査部に所属し、この部署は第一調査部とは違い、
歴史の教科書に載らないような
市井の人物や、出来事を取材しています。
要潤さんですね。
唯一のレギュラー共演者は杏さん。
古橋ミナミ、オペレーター役です。
前回の特番の時に初めて、
沢嶋を救うために戦国時代へタイムワープして来ていました。
シーズン3の開始時の記事に私はこのようにお書きしています。
歴史といいますと、源頼朝がどうしたとか、
織田信長がどうだとかいう話になるんですけれど、
私の興味の方向一つに、
歴史に名前を残していない人たちの暮らしというものがあります。
ここのところ記事にしている笠森お仙とファッションブームとか、
お伊勢参りの話なんかもそうですね。
義務教育なんかでも、年号の暗記なんかよりも、
時代ごとの風俗とかのほうが重要だと思うんですけどねえ。
信長たちとは違い、周囲への影響は限られていますけれど、
一般人にとっても、それぞれ歴史がある訳で、
それが文化であり、風俗なんだと思います。
この番組は、そういった歴史を楽しむ事が出来る番組です。
前回のSPの時の沢嶋の最後の台詞です。
歴史はとてつもなく奥深く、驚きに満ちている。
有名な歴史的事件の影には無数の人々の絶え間ない営みがある。
そうした人間の息吹を記録するため、
私は再びあらゆる時代へと飛ぶ。
たとえそこにどんな困難が待ち受けていようとも、
任務を全うする。
私はタイムスクープハンターなのだから。
なかなか、他には似た番組がありませんので、
ぜひ、ご覧下さい。
第1回では奈良時代へ飛んだ沢嶋が
偽金造りを取り締まる官吏を取材しているようです。
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所さんの目がテン! 目がテンダイエット研究所 「肉だけダイエット編」
今回は第5弾。
肉だけを食べるというダイエット法があるということは
聞いてはいたんですけれど、
単純に体に悪そうだと思っていました。
だいたい「○○だけを」という方法では必ず問題が出ます。
しかし、今回の番組での実験で、
面白い教訓が得られましたので、記事にしてみます。
今回は400人以上もの応募があり、
その応募者の中から、
今回も6人の参加者が選ばれました。
6人の精密なメディカルチェックが済み、
全員が健康体であることが確認されたところで、
2週間のダイエット合宿へと出発です。
場所は富士山を臨む河口湖畔。
気温は1℃と参加者たちはかなり寒そうです。
まだ自分たちが体験するダイエット法について
知らされていない参加者たちは、
その方法が
肉だけダイエット編
だと知らされて驚きます。
そして、これから食べる事になる肉の塊に喜んでいました。
今回の体験者たちの開始時の体重です。
今回もかなり太っている人から、
標準的な体型の人まで、
様々な体型の人でこのダイエット法の効果を確認します。
午前8時、朝食です。
朝から焼き肉です。
そして、人によって量が大きく違っていました。
2000kcalから3000kcalまで。
今回もあくまで肉だけを食べる事の効果の確認をします。。
いつも1日に食べている摂取カロリーを計算し、
そのぶんだけの量の肉を食べてもらいます。
余計な量を食べてもいけませんし、
減らしてもいけません。
6人が楽しく肉を平らげたところで、
この合宿の一つの目標が与えられました。
3000ピースの巨大なパズルを6人で完成させるというものです。
午後12時、昼食です。
メニューは焼き鳥でした。
一番少ない参加者でも、13本もの焼き鳥を食べる事になりますが、
いずれもあっという間に完食してしまいました。
昼食が終わると散歩の時間です。
これもこれまで同様、事前の歩数計により計測どおり、
いつも歩いている歩数のぶんだけ、
歩いてもらいます。
余計な運動は禁止、いつもどおりの運動量を守ってもらいます。
夕食はステーキでした。
しかも、牛、鶏、豚の3種のステーキ。
この夕食も終始笑顔の参加者たち。
大満足で1日目の全てが完食されました。
…と、ここでサラダが出されてきました。
さすがに「肉だけ」を食べ続けるのは、
健康管理の面からよくありませんので、
栄養士が用意した1日1皿のグリーンサラダを
食べることとなっていました。
さて、2日目の昼、あたりは雪でした。
しかし、日課の散歩の時間です。
それぞれ歩き始めますが、
その中で、ヘンなことを言い出した人がいます。
超暑っちい…。おかしいこの暑さ!
気温は-5℃です。
氷点下なのに暑いとは?
すると、他からも同様の声が出てきて、
みんなが上着を脱いで、半袖になって戻って来ました。
いつもと同じぶんだけしか運動していません。
ただ歩いていただけ。
これはどういうことでしょうか?
今回も監修と参加者の健康管理を担当されていた
クリニックイーク丸の内の仲眞美子院長によりますと、
参加者たちが暑く感じたのは、
肉を食べたから
なんだそうです。
番組スタッフが600kcalの肉と、
同じ600kcalのお米を食べた後の体表面の温度を見てみます。
20分後には米のほうが、
体表面温度は高くなっていますが、
1時間も経過しますと、全体が赤く、
より高温になっています。
90分後も高温のまま。
米の場合は既に冷めてしまっています。
肉の主成分は蛋白質ですが、
これは消化吸収の効率がよくなく、
胃腸を活発に動かすことになり、
より多くの熱を使うために体温が高くなるという訳なのでした。
一般に、脂肪を摂取した場合、
摂取したカロリーの4%分が消化と分解に使用されています。
これが炭水化物ですと、6%が、
そして、蛋白質の場合は、
30%ものカロリーを消化・分解に要するとされています。
7日目の昼食。
鶏のカレー煮を食べている時、
参加者の女性の一人が涙をこぼし始めました。
食べるのが辛いと言っています。
他からも同様の感想が出て、
肉に飽きたのかというと、
美味しい
と言っています。
しかし、
食べられない
とも言っています。
前述のように、蛋白質の消化のためには、
より活発に消化器を運動させなくてはなりません。
そのため、肉ばかりを食べていますと、
胃腸に過度の負担がかかり、
今回の参加者たちのような苦しみを味わうことになってしまいます。
さらに問題が。
参加者の皆から口々に、
自分の体臭を気にするような声が聞かれ始めましたんです。
酸っぱいような臭いがしていると感じているようです。
これが参加者たち6人が着ていたTシャツの臭いの変化。
毎日新品を支給していますが、
日を追うごとに臭くなっていることがわかります。
仲先生は、
お肉だけを食べていて、炭水化物(糖)が供給されていませんから、
体内の脂肪が糖に分解されることになり、
その途中にケトン体という物質が出来てしまい、
このケトン体が臭いの元なんですよね。
と仰います。
肉だけを食べるということは、
このような問題を生み出してしまうようです。
7日目あたりから食事が苦しくなってきた参加者たち。
しかし、出されたものは全て食べなくてはならないというのが、
このダイエット研究所のルールです。
そうでないと、実験の価値がなくなってしまいます。
肉を無理矢理口に詰める日々が続きます。
6人が2週間で食べた肉は98kgにもなりました。
そんな彼らに「痩せた」という実感はないようです。
彼らが得た達成感は、
13日目に完成した3000ピースのパズルだけ。
そして14日間が終了、
15日目の朝、体重の測定が行われます。
やはり、体重減への期待は薄いようで、
中には「せめて増えてなければ」という声まで。
6人の最終結果がこちら。
男性 93.2kg → 86.1kg マイナス7.1kg
男性 64.3kg → 59.1kg マイナス5.2kg
女性 99.8kg → 93.2kg マイナス6.6kg
女性 70.4kg → 65.1kg マイナス5.3kg
女性 57.9kg → 53.6kg マイナス4.3kg
6人とも、2週間という短期間に、
大きく体重を減らすことが出来ました。
今回の実験で、確かに肉だけを食べ続けるという方法が、
体重減に効果があることがわかりました。
一方で、胃腸への負担、
そして体臭、また本当に完全に肉のみを食べ続けることの危険性も。
今回は医師が監修した実験で、
個人での実践は腎臓などにとっても危険なようです。
しかし、学ぶ点は多数ありました。。
ダイエットといいますと、
蛋白質を摂ることを控えてしまいがちです。
しかし、蛋白質を摂らないと筋肉量が減り、
代謝が下がってしまいます。
今回の実験では、筋肉の材料である蛋白質を摂り続けたため、
筋肉量に悪影響が出ず、
代謝が下がらなかったと考えられます。
ダイエットでは肉を食べましょうともいえそうです。
これまでのダイエット実験はこちらから。
夜遅く食べないダイエット
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-10952928114.html
エステで楽々ダイエット
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11043318011.html
お正月太り解消・1日5食ダイエット
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11137098634.html
なお、番組では引き続き、
第6弾に向けた参加者を募集しています。
5月31日(木)~6月15日(金)までの完全泊まり込み。
所さんの目がテン! 番組サイト
根性は必要ですが…
平清盛 第十三話「祇園闘乱事件」 その背景 ~鳥羽法皇が得た自信~
鬼若、武蔵坊弁慶が登場しましたね。
青木崇高さんです。
大河では「龍馬伝」の後藤象二郎以来、
脚本の藤本有紀さんとは朝ドラ「ちりとてちん」以来、
また、印象的な演技を期待しています。
まあ、あの時鬼若がいたのかどうかは難しいとは思うんですが。
とりあえず、延暦寺の強訴に
彼が混ざっていたという話はあるみたいです。
さて、低視聴率に苦しんでいるとされる本作。
私はその内容については、
そんなに責められるほど悪いものではない、
見る価値があるものだと考えています。
問題点があるとすれば、
主役の平清盛が霞んでしまっているという点でしょうか。
当時の天皇家のドロドロに時間を割いていたりするんですけれど、
清盛の描写があまりないことについては、
仕方がない部分もあろうかと思います。
彼の若年期、青年期についての記録があまりないんですよね。
何をしていたのかがわからないんです。
位はどんどん上がっていっていますけれど。
以前の瀬戸内での海賊討伐にしても、
史実の上では清盛が参陣したという記録はなく、
あくまでも、参陣した可能性があるというだけに過ぎません。
完全創作にするという方法もあるものの、
昨年の江のような創作は見たくありません。
そんな中、この祇園闘乱事件は
清盛が関わった事件とされているものです。
1147年、清盛30歳。
祇園臨時祭の夜に宿願成就の意味で、
田楽を奉納しようとしますが、
これに清盛の郎等が同道していました。
郎等たちは武装しており、祇園社(現八坂神社)側は
その武装を咎め、そこから小競り合いが始まります。
小競り合いだけで済めばまだましだったんですが、
矢を射る者まで出てきて、
負傷者多数、そしてあろう事か神殿にまで矢を立ててしまいました。
これで大騒ぎ…となるかといえば、
実はこの後しばらく、何も起こっていません。
延暦寺がこの事件の事を訴えたのは、
11日も経ってからの事です。
この間に、鳥羽上皇、崇徳天皇は比叡山へ登っており、
そして戻って来たところで、
延暦寺が訴えてきたということになります。
この間に何があったのか、
私にはわかりませんでした。
ただ一つだけ、この間に出来事がありました。
平忠盛がこの者たちの咎であるとして、
7人を検非違使庁に差し出しています。
さすがは目端の利く忠盛、
事前にこの訴えを知っていて、先手を打ったようです。
しかし、納得のいかない延暦寺。
…ところで、基本的な問題に戻りますけれど、
なぜ祇園社での騒動に延暦寺が出てくるかといいますと、
ここが非常にわかりにくいんですが、
八坂神社の歴史を見てみますと、
9世紀にここは観慶寺、あるいは祇園寺だったようです。
お寺だったこともあって、
神社ではあるものの、寺だという認識もあって、
寺としては延暦寺を本山とする末寺という立場になっていたようです。
まあ、奈良時代あたりから神と仏が混ざってしまっていて、
現代日本人の宗教に対するおおらかさ、
悪いようにいえばテキトーな宗教感ゆえでしょうか。
子供の頃、四天王寺の巨大な鳥居に驚いたのを憶えています。
それはともかく、これで幕引きを図る平氏に納得が出来ず、
衆徒と神人(じにん/しんじん = 下級神職)たちで神輿を押し立て、
忠盛並びに清盛の配流(流罪)を求めて強訴に及びました。
これに対し、鳥羽法皇は院宣にて3日の間に採決を下すので、
沙汰を待てと伝え、この院宣にて強訴は収まります。
公卿たちは忠盛・清盛親子の扱いについて協議することになりますが、
この時、法に従い厳罰に処すべきだと主張していたのが藤原頼長で、
法皇に対し、それを強く訴えます。
ここで鳥羽法皇は摂政の藤原忠通に相談、
その結果、頼長の主張はあっさりと退けられ、
法皇は贖銅三十斤という銅を納める罰金刑という裁定を下します。
実はこの裁定までにはたいへんな時間がかかっていて、
ひと月近くももめていたようです。
3日待てと言われたから引き下がったのに、
という訳で、また強訴に及ぼうする衆徒と神人たち。
これに対し、法皇は北面武士でそれを防がせています。
そして、罰金刑という軽い量刑にも納得出来るはずはないんですけれど、
延暦寺は延暦寺で内紛を抱えており、
この事件では強訴に対し否定的な立場の者たちと、
積極的な者たちとの間での抗争が激化、
ついには天台座主の房が襲われるという事態にまで発展します。
結局、延暦寺内が祇園闘乱事件どころの状態ではなくなり、
この騒ぎはここで収まりを見せる事となります。
この事件では、鳥羽法皇の平氏の力に対する
期待度の高さを見ることが出来ます。
金銭的にも武力面でも最も当てにしているのが平氏の力だったため、
法皇は彼らを庇ったといえます。
また、かつて祖父・白河院が嘆いたとされる
賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの
このうちの山法師に対し、
彼らの意のままにさせなかったことは、
鳥羽院にとっては重要な事実だったことでしょう。
あの白河院でさえ、恐れていた比叡山を黙らせた訳ですから。
強訴を抑えこむことにも成功し、
武力を以てすれば、強訴に対抗できることにも自信を持ったはずです。
だから、この直後、法皇は武力増強を図ることになります。
クルマが空を飛ぶ! NY国際オートショー "Transition" -動画付き-
4日に開幕したニューヨーク国際自動車ショーに、
空を飛ぶ事が出来る自動車が出品されています。
路上ではこのように主翼をたたんで走行できますが、
飛行時には主翼を広げて、
空を飛ぶ事が出来ます。
動画はこちら。
車体尾部にプロペラが付いています。
飛行機としての推進力はこれですね。
こちらのNHKの動画ニュースだと、
NY “空飛ぶ自動車”が登場
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/k10014232241000.html
路上を走るときの横幅は2メートル30センチと通常の乗用車と変わりませんが
と説明しているものの、
大型のアメ車並みかそれ以上の全幅です。
走行時の最高時速は時速105km、飛行時は時速185kmということらしく、
もちろん、走行時の自動車運転免許、
飛行時の航空機操縦免許が必要になります。
お値段は27万9000ドル(≒2300万円)、
来年の発売を目指しているそうです。
調べてみますと、この企業はこちらのようですね。
Terrafugia
http://www.terrafugia.com/
車名といいますか、機種名は
Transition
というのがそれのようです。
いろいろなサイトでは、
2009年に別の型の機種が試験飛行している記事もありました。
どの程度需要があるんでしょうねえ?
カンボジアに架けられた日本橋 ~技術者と兵士たちの闘い~
前に猫ひろしさんの件で、
私なりの意見をお書きしてみたんですが、
その後、カンボジアと日本の関わりについて知りたいと思い、
出来れば織豊時代ぐらいの話をと思いつつ、
そちらはまた時間のある時にでも捜すとしまして、
今回はこんなお話。
先週の「ビーバップハイヒール」からです。
このエピソードは、昔「プロジェクトX」でも扱われましたね。
お話はお金、世界の紙幣についてでした。
紙幣といえば、我が国でもそうですが、
人物の肖像画が描かれているという印象があるんですが、
必ずしもそうではなくて、
たとえば、このカンボジアの
旧1000リエルには工事現場の絵があります。
重機と人が描かれています。
私たちにとっては紙幣に工事現場の絵というのは、
考えられないことです。
なぜ、このような絵がお札に描かれることになったのでしょうか。
1966年、我が国の援助で架けられた橋、
この橋の通称が日本橋でした。
しかし、1973年から内戦が始まり、
この橋は1979年、反政府ゲリラによって破壊されてしまいました。
その後、この橋は再建されずにいました。
この橋はプノンペンとカンボジア東北部の農村地帯を結ぶ、
経済的にも重要な意味を持っていた橋で、
ここが復旧されないということは
国内の経済発展の障害ともなっていました。
時の首相、フン・センは日本政府に依頼し、
1993年、橋の修復の計画がスタートしました。
現場責任者は大林組の田辺勝義。
彼はそれまでも多くの途上国で橋を架けてきていて、
まさしく架橋のスペシャリストでした。
しかし、日本からのスタッフは通訳を入れてもほんの数名、
そしてカンボジアには雨期があります。
この期間に工事は出来ません。
工期はそれまでの半年間しかありませんでした。
さらに、地雷。
軍の地雷撤去を待たなければ、工事が出来ません。
ただでさえ、時間がない工事です。
しかし、それ以上に問題だったのが、
橋を架ける技術者がこのカンボジアには一人もいなかった事です。
田辺は現地で50人ほどの技術者を集めるつもりでいましたが、
カンボジアの技術者は先の内戦で
ほとんどが殺されてしまっていたのでした。
そこで田辺は軍から人員を集めることにしました。
内戦が落ち着き、失業寸前の軍人なら、ということでしたが、
時間やヘルメット、安全靴の着用など、
規則や安全面から田辺が大声で怒鳴りつつ教えていかねばなりません。
そして、作業が遅れていようと、
時間がくれば構わず帰る彼らたち。
田辺はまた怒鳴り散らして彼らを指導していました。
彼には自信がありました。
これまで数多くの途上国での経験で、
厳しく叱る事が現場をまとめるコツだと知っていたのです。
最初は反発を受けるものの、
最後には一丸となる事が出来るはずだと。
しかし、カンボジアでその経験則は通用しませんでした。
作業員と田辺たちの関係は悪化するのみ。
見かねた通訳が教えてくれました。
強圧的に作業をさせられるということが、
現地ではどうしてもポル・ポト時代の
強制労働を思い起こさせるというのです。
彼らが遅刻していたのは家に時計がないから。
これまでヘルメットや安全靴がなくても問題なかったから。
それがカンボジアでの常識だったのです。
田辺はそれから言葉ではなく、
自らそれぞれの作業をやってみせることで、
作業内容を教えることにしました。
そして、なぜヘルメットが必要なのか、
それぞれの規則は何のためにあるのか、
丁寧に話して聞かせました。
やがて、彼らのほうから田辺たちに質問してくるようになり、
見違えるように働くようになります。
ようやく、作業が順調に進み始めます。
しかし、そんな時、この橋の爆破予告が。
これ以上建設を進めるのであれば、
橋を爆破するというのです。
ポル・ポト派からのものでした。
実際に日本人が殺されるに及び、
多くの日本人はカンボジアを脱出、
田辺は帰国すべきかどうか、
現場責任者として決断しなければなりません。
彼はここに残るとカンボジアの作業員たちに宣言します。
橋が出来るまで帰らないと。
そして、カンボジアの作業員たちは、
もしも何があれば自分たちが守る、と誓い合いました。
厳重な警備の中、さらなるポル・ポト派による脅迫、
飛び交う銃弾にも負けず、
一丸となって工事は続けられました。
1994年、日本橋再建完了。
その後も彼らはカンボジア国内に13の橋を建設、
命がけで橋を架けたそんな彼らの姿を、
カンボジア政府は1000リエル紙幣に描く事にしたという訳なのでした。
こんなものありました。オートジャイロに変身するクルマ "The PAL-V ONE" -動画付き
小林幸子さんのご家庭と事務所の騒動について考える ~幸せになるための結婚なのに~
何やら、不幸せな感じになっていますねえ。
昨年の芸能マスコミの扱いでは、
皆が祝福している感じだったんですが。
まあ、旦那さんからコメントは全くなし、
元社長さんからの言葉の伝聞があるのみですので、
正確なところはわからないんですけども。
巷間伝えられているとおりであれば、
旦那さんは元社長について疑いを抱いたのでしょうか?
例の紅白の衣装、装置において
横領または背任があったのではないかと。
だから、正規の経費で製作すれば、
もっと安く上がるはずだと。
でも、たとえ
ロボットやクレーンの会社を知っている
にしても、おそらく、
ああいう装置、
人が入り、乗る事が出来る装置を
製作した企業はご存じないのではないでしょうか?
極めて特殊な装置ですから。
それに、それらの企業だけではどうにもならないでしょう。
特殊といえば、芸能界というのも、
他にはない特殊な世界ですよね。
スーパーマンにもわからないことはあるのではないかと。
これは一種のマインドコントロールに
似ているという意見もあるようです。
実際はどうなのかはわかりませんが、
マインドコントロールであるのか、
マインドコントロールではないのか、
その境界線は曖昧です。
また、健全な恋愛や結婚においても、
マインドコントロールの要素は含まれてくるものです。
そういえば、脳科学の澤口俊之先生のブログで、
マインドコントロールに多少言及すれば,これはあまりに広い言葉・現象のため,「マインドコントロール理論」はあるが,それを援用する心理学者はあまりいない。
と断り書きをされた上で、
「ある任意の目的に非強制的に向かわせること」がマインドコントロールの一般的な定義である。この定義を援用すれば,広告一つとってもマインドコントロールの一種だし,バーゲンセールで人が集まったり多くのモノを買ってしまったりするのもマインドコントロールに入る。宝くじ買うのも,ある野球チームを次第に好きになって行くのも,誰かと結婚するのも,流行を追うのも,ブランド品を買うのも,あるダイエット法に走るのも・・・,マインドコントロールの一種と言うことができる。さらに,受験や教育もマインドコントロールの一種になってしまう。
とお書きになっていました。
【12/03/05】洗脳よりむしろ・・・
http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2012/03/120305.html
この記事自体はマインドコントロールよりも、
洗脳の解説に重きを置いているものですが、
中島知子さんの騒動に合わせて書かれたものであろうかと思います。
旦那さんにマインドコントロールの意図がないとしても、
奥さんが芸能界にいなくても、
あまり、相手の仕事に口出しするのはいかがかと私は思ってしまいます。
パートナーの仕事についての理解は必要ですけれど、
パートナーの人間関係に大きな影響を与えてしまうのは
お互いの幸せのためにならないように思います。
幸せになるために結婚したのにこれでは。
これを乗り越えた上で、
総合的に幸せとなり得るのでしょうか?
相談とか、様子が変だとかいうことでなければ、
お互いの仕事の詳しいことは、
知らなくてもいいと思うんですけどね。
個人的には給料なんかでも知らなくても構いません。
本当に幸せになるために結婚したんですかねえ?
北朝鮮の「ミサイル」発射まで最短であと2日 -動画付き-
今でもまだ、北朝鮮の真意が理解出来てません。
どういうつもりなんでしょうか?
そもそも、金正恩の国内での求心力がどの程度なのか
疑問を持っていましたが、
どうやら、11日には北朝鮮労働党の総書記に、
13日には国防委員長に就く見込みらしいので、
このミサイルの意味するところが
私にはよくわからなくなります。
彼が軍を掌握できていなくて、
軍の強行派を抑えきれず、
正日が存命中の計画~金日成誕生100周年記念~で、
ミサイルを発射するということであれば、
米からの食料援助の約束はその後に出来たものなので、
軍は予定どおりにミサイルを、ということなのかな、と。
でも、違うんですよねえ。
何がしたいんでしょうか?
世界と協調するつもりはないにしても、
得られる物資が目前にあるのに、
それを手にしてからなら、
これまでどおりの北朝鮮なんですけれど。
どうにもよくわかりません。
このように北朝鮮は世界のメディアに対し、
ロケットと発射場、"人工衛星"を公開しました。
これはこれで、世界中の失笑を買うものばかりで、
コントロールルームは閑散としていて、
「今置きました」感のあるノートPC、
意味があるんだかなんだかよくわからない大きなマルチモニター、
"人工衛星"は百円均一の店にある
ハンコを並べて売っているケースみたい。
この気象衛星の重量は100kgとのことですが…
調べてますと、2006年に打ち上げた
我が国の「ひまわり7号」の重量は2400kgで、
1977年の初代でも315kgもあります。
100kgのもので何が観測できるのでしょうか?
考えてみますと、彼らはこれを
気象衛星と言い張っている訳なんですけれど、
大金をかけてそんなものを打ち上げる必要もない訳です。
我が国のひまわりの映像を見られる訳ですし、
おそらく、これまでそうしてきたように、
中国の人工衛星の情報から
気象観測なり予報なりをすればいいはずで、
全く以て人工衛星だと言い張れる面の皮が信じられません。
いざ、飛んできたとしまして、
打ち落とすべきかどうかという判断も難しそうですよね。
時間がわずかなのに加え、
ヘンに軌道を変えてしまう、
または破片が散らばり人的被害が出るようでもいけません。
燃料にジメチルヒドラジンが使用されている可能性が高いらしく、
そのあたりも危険です。
万が一ロケットの破片を見かけても触らないようにしなくてはなりません。
ジメチルヒドラジンは強い発火性と、
皮膚などに対して強い腐食性を持ちますから。
ついでに発癌性物質でもあります。
それ以前に当てられるのかどうかが厳しそうですが…
これが、我が国を標的としたものであれば、
当てやすくはなると思いますが。
こんな時にこんな人が防衛大臣ですからねえ…
笑いを取ってどうするんだと。
現場の自衛官の士気に悪影響が出なければと心配です。
先月には記者会見で
情報収集、警戒監視に遺漏なきよう期している。P-3Cとイージス艦の配備も検討している
と言ったと思ったら、
どうやら、
PAC-3とイージス艦の配備も検討している
と言いたかったようです。
私、軍事には明るくありませんけれど、
哨戒機と地対空ミサイルの違いぐらいはわかりますよ。
もう迷惑なんで、
地元に引き取ってもらえませんかねえ?
ねえ、田中さんの奥さん。
あの国については、拉致被害者問題もあるんですよ。
誰か鳩山由紀夫を縄で縛りつけてくれないか…
北朝鮮のミサイル、消費税増税問題、
この糞七面倒臭い情況の中で、
イラン問題をさらに問題を複雑化してきた男、
鳩山由紀夫をなんとかしてくれませんかねえ?
野党のみならず、身内からも止められたというのに、
イランへ渡り、胸を張って成果を話していたと思ったら、
イラン大統領府のウェブサイトに
国際原子力機関がイランを含む特定の国に二重基準的な対応をとっていることは不公平だ
と鳩山由紀夫元首相が語ったと掲載され、
彼は捏造だと、発言の事実はないと否定していますけれど、
この件で問題なのは、捏造かどうかよりも、
国際社会へ向けてこのようなアナウンスがなされたということでしょう。
そんな彼は
核兵器のない世界をつくりたいと強く申し上げ、イランのアフマディネジャド大統領はじっくり耳を傾けた。言葉は通じた
などと成果をアピールしています。
迷惑千万です。
この男は民主党の最高顧問。
担当は外交です。
その任命責任は党代表の野田佳彦にあるのは明らかです。
ついでに菅直人は新エネルギー担当です。
昨夜の記事の田中直紀防衛相の任命責任は野田佳彦総理大臣です。
それぞれの分野で取り返しのつかない過ちを犯した人物を、
その分野の最高顧問に就けた責任を取らなければなりません。
だいたい、総理大臣辞任時に政界引退の意向を表明していたのに、
未だ赤っ恥を晒し続け、
自分の恥だけならともかく、
国益に悪影響を与え続け、
今後も私たちは彼の迷惑行為を
受け入れ続けなければならないのでしょうか?
次の総選挙ではどうでしょうか?
まさかまた当選させて、
引き続き迷惑行為に悩まされるなんてことはないでしょうね?
PR: フレッツ光にねん割
元航空幕僚長・田母神俊雄氏のブログより ~北朝鮮のミサイル発射の馬鹿騒ぎ~
久しぶりにイレギュラーな時刻での更新です。
北朝鮮のミサイルの問題については、
少し前にお書きしましたけれど、
この件ではこのような考え方もあるんだと気付かされましたので、
ご紹介します。
北朝鮮のミサイル発射の馬鹿騒ぎ
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-11220076461.html
田母神俊雄さんは軍事評論家で、元航空自衛隊幕僚長。
彼が仰るには、
北朝鮮がミサイルを発射するということで大騒ぎをしている。日本のマスコミだけを見ていると、これが今国際政治の最大の問題なのだと勘違いする日本国民も多いことだろう。しかしこれは、大騒ぎをする必要など全くないのである。ミサイルは、ロシアも、中国も、韓国も、台湾も、全ての国が発射実験を行う。しかし、他の国がミサイルを発射するときはなんら問題にならないが、北朝鮮のときだけは大騒ぎになる。何故、北朝鮮のときだけ大騒ぎになるのかと言えば、大騒ぎすることによって利益を受ける人たちがいるからだ。しかし、他の国のミサイル発射と同じで、どうせ何事も起きないことはあと一週間もすれば明らかになるであろう。
ということで、大騒ぎする必要はないことと、
その裏にある、ある思惑について記事にされています。
長いお話ですけれど、田母神さんの記事をご覧下さい。
私も気付かされる部分がありました。
このミサイルが日本の国土に落下する可能性は、
極めて低いのではないかとは言われています。
燃料の注入が終了したらしいとのことですので、
発射は間近だと思います。
どのような考えを採るにせよ、
報道だけは見ておくべきだと思います。
余談ですけれど、田母神さんでは、
この本がおすすめできます。
かつてsengoku38として、
尖閣諸島中国漁船衝突事件における真実を知らせるべく、
映像を漏洩させた元海上保安官の一色正春さんとの対談です。
日本と周辺国の現実が語られています。
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